FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第206回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
    ♪ 「元日スペシャル ~ バベルの塔」の全編に渡る卓越した劇伴効果。
  2. 第 2 位 ( △ )
    FAYRAY「ひとりよりふたり」
    NHK総合・連続テレビ小説「芋たこなんきん」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    中島みゆき「銀の龍の背に乗って」
    NBS フジ・木曜劇場「Dr.コトー診療所2006」主題歌
    ♪ 2022年10月に再登場しています。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Fatboy Slim “Because We Can”
    abn ABC・演芸コンテスト番組「M-1グランプリ2006」演出効果音楽
    ♪ キレが良く調性が整っている佳曲な効果音楽。以前から気になっていました。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Delta Goodrem “Flawed ~ 埋まらないパズル”

 明けまして おめでとう ございます。 2007年(平成19年)の新春を迎えました。

 今年最初の週間放送視聴日記は、まず年末・年始のテレビ・ラジオ番組を振り返ります。12月24日の ABC(テレ朝)「M-1グランプリ 2006」は、チュートリアルが優勝。最終審査 7-0-0(島田紳助・松本人志・南原清隆・渡辺正行・島田洋七・大竹まこと・中田カウス)と満票。視聴率は、過去最高の関東 17・0%、関西 31・1%をマークしました。

 29日 発表の FM長野“COUNTDOWN JAPAN”年間第1位は、湘南乃風「純恋歌」 (推定得点:78)。「コスモ ポップス ベスト10」年間第1位は、Daniel Powter“Bad Day” (推定得点:89) が獲得しました。JFNの 2大カウントダウン番組は、年末に 2時間ずつの年間チャート発表特番を、毎年生放送しています。

 30日 放送「第48回 日本レコード大賞」は、氷川きよし「一剣」が受賞。演歌の受賞は、13年ぶりです。今までの大晦日の生放送から、初めて 30日 に発表を移動し、視聴率も 17・0%と上昇しています。しかし、大晦日の風物詩であったレコード大賞が、前日となり強い違和感を覚えました。12月31日 夜の レコ大 ➝ 紅白の流れは、放送文化そのものでした。

 大晦日の「第57回 NHK紅白歌合戦」は、またボール投げ(笑)で白組優勝。2年連続で連続優勝は 9年ぶりです。前半 30・6%と過去最低。後半も 39・8%で歴代ワースト2位。積極的に取り入れ始めた視聴者審査員制度は、どうも空気を読まない(笑)大味な結果を出す可能性があります。通算の対戦成績も、紅組 28勝・白組 29勝と偏りが出始めました。

 正月 2・3日の「第83回 箱根駅伝」は、順天堂大が 往路・復路・総合と「完全優勝」。視聴率は、往路 27・3%、復路 28・5%です。順天堂大は、6年ぶりの総合優勝となりました。5区の今井 選手は、山登りのために生まれてきた様な凄い陸上選手です。戦国駅伝と言われ、どの大学も優勝の可能性があるとの予想でしたが、順天堂大の強さが光る結果でした。

 【経済星取表:(2003年 大納会)『 』(2006年 大納会)】

 昨年大納会の日経平均株価終値は、1万7225円83銭と、1年間で 1114円40銭「上昇」しました。年頭日記恒例となる経済星取表は、3連勝となっています。実需を示す企業活動や、輸出などの対外貿易がバランス良く伸びて、景気の拡大局面は、いざなぎ景気を超え戦後最長となっており、米国を筆頭に国際市場が活性化する中で、国内の好況感も持続しています。

 ここ長野県長野市は、市街地の積雪が路肩などに少し残るだけで、歳末に目立つ降りしきる雪模様もなく、元日には 晴れ間も覗き 穏やかな三が日を迎えました。ご愛読者の皆様、今年も『チャート★ドランカー BLOG』を、何卒よろしく お願い申し上げます。

第207回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    FAYRAY「ひとりよりふたり」
    NHK総合・連続テレビ小説「芋たこなんきん」主題歌
  3. 第 3 位 ( ★ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
    ♪ オーソドックスで重厚な旋律構成が、素晴らしいタイトルバックの映像と見事に相乗している佳曲。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    倉木麻衣 “Season of love”
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
    ♪ 東映CM制作の凝ったタイトルバックにフィットした佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Delta Goodrem “Flawed ~ 埋まらないパズル”

 FM長野・伊織智佳子アナウンサーのパーソナリティ・ダイアリーを読んでみると、12月26日の記事に、FM長野・松本本社のネオンサインが新しくなったと記載されていました。FM長野パーソナリティ・ダイアリーは、パーソナリティの個人ブログです。しかし、クレジット表示にある通り、記事の著作権は、FM長野へ属し、最終的な文責も FM長野が負います。

 新卒入社で 5分番組「はや耳エレファント」からスタートした伊織 アナも、今やFM長野のトップアナです。その「はや耳エレファント」から、選曲センスは 理解できました。数有るFM長野パーソナリティ・ダイアリーの中でも 伊織 アナは、積極的な更新をしており、私も時折 読む様にしており、その時には、内容だけでなく、文章表現の微妙な変化にも注意しています。

 FM長野パーソナリティ・ダイアリーは、厳しい文責チェックもあってスローな話題に終始していますが、時折文脈の端々に、各パーソナリティの潜在心理から発するシグナルが出ることがあります。このシグナルまで文責担当者には、チェックしきれないはずです。やはり公器たる放送局ならば、パーソナリティー個人のブログではなく、番組のブログを文責管理すべきです。

 伊織 アナの記載によると、今回のネオンサインの改修で、特に見た目の変化はありませんが、夜は うっすらブルーになるらしいです(笑)。以前 ブログにも書きましたが、FM長野・松本本社屋上のSTL塔は、松本市のシンボルだと思っています。毎日 松本市から全県へラジオ放送を続けている事は、NHK松本放送局の自主放送無き今、松本市の誇りであるはずです。

 信州のリスナーはご承知の通り、諏訪市でCATV会社の“LCV”が、今月からコミュニティFM局を開局します。県内では長野市・佐久市・飯田市・軽井沢町と 既にコミュニティFM局が放送しており、今度の諏訪市が 5局目です。脅威を感じる斬新な編成は見受けられませんが、FM長野の本社演奏所は 松本市にあり、まるで包囲するかの様な(笑)置局が進んでいます。

 特に 今回の諏訪市広域のコミュニティFM局の開局は、準備に関する資料からも 既存局であるFM長野に対して、地域情報の少なさを取り上げているくだりもあります。地域情報の継続期間は考慮せず、放送時間量だけ物差しにして、開局意義として捉えているならば、終始一貫リスナーとしてFM長野を愛聴し続けている私が読んでも、はっきり言ってカチンとくる話です。

 もう少し本社演奏所がある松本市を中心とした、全国放送ネットも含む、広域でハイレベルなラジオ放送の意義を理解して頂きたいものです。信州における広域の民放FMラジオ放送は、淘汰や 変遷があっても存在し続けると考えます。この将来への流れに従って、改修されたFM長野・松本本社正面のネオンサインの様に、FM長野が穏やかに進化していく事を期待しています。


(追記) 「週間放送視聴日記」から、FM長野に関する記載を集めてみました。FM長野リスナーとして気づいた事や気持ちが まとめてあります。
  FM長野について
  FM長野の周波数
  長野エフエム放送 沿革
  FM長野・松本本社の意義
  新しいチャート番組の形
  FM長野ニュース考察
  タイムテ―プルについて
  人口動態とリスナー層
  オーディエンス・セグメント編成
  送信解析 FM長野
 他にも「週間放送視聴日記」には、FM長野に関する記載が たくさんあります。機会がありましたら、ご一読頂ければ幸いです。

第208回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  3. 第 3 位 ( △ )
    倉木麻衣 “Season of love”
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    FAYRAY「ひとりよりふたり」
    NHK総合・連続テレビ小説「芋たこなんきん」主題歌
  5. 第 5 位 ( ★ )
    中島美嘉「見えない星」
    TSB 日テレ・水曜ドラマ「ハケンの品格」主題歌
    ♪ エンドロールのBG扱いするのが、実に残念なバラード佳曲。

 今年の大河ドラマ「風林火山」は、甲州そして ここ信州が舞台です。視聴率も第1回・2回共に 20%を超えました。今年は、井上靖の生誕 100年に当たる事から同名小説が原作指定。主役・山本勘助 役の内野聖陽は、文学座所属の舞台俳優です。NHK金曜時代劇「蝉しぐれ」(2003年)の 牧 文四郎 役で称賛を得ており、演技力抜群な大河主役が登場しました。

 武田信玄(晴信)には、四代目 市川段四郎を父に持つ 歌舞伎俳優・二代目 市川亀治郎です。伯父で師匠筋は、三代目・市川猿之助。大河ドラマ初出演となります。晴信の弟・武田信繁が、フジの時代劇「剣客商売」第1シリーズ第9話で笹目千代太郎 役を演じた 嘉島典俊(旧芸名・片桐光洋)。そして晴信の父である武田信虎 役は、名優・仲代達矢を配しています。

 さすが「用心棒」「椿三十郎」など、黒沢映画において三船敏郎の名敵役だった履歴 と 経験が、総てを物語っています。仲代達矢は、NHK金曜時代劇「清左衛門残日録」(1993年 本放送)の三屋清左衛門 役や 大河ドラマ「秀吉」(1996年 本放送)での千利休 役などを演じてきましたが、それらの役とは 全く違ったアンチヒーローとして断然光りだしました。

 また福島越前守の テリー伊藤には、大河ドラマのお笑い枠からの選抜ではないと主張しているかの様に、意外にも底知れぬ圧倒感があり驚きました。2007年後期の朝ドラ「ちりとてちん」のヒロイン 貫地谷しほりが演じる 勘助の最初の妻・ミツや、そのミツの兄で、百姓から武田家家臣まで登っていく 伝兵衛(河原村伝兵衛)の有薗芳記にもインパクトを感じています。

 脚本も大変練り上げられており、本格的な大河ドラマの出現だと、私自身の大河ドラマ視聴歴から感じています。ここ数年 従来からの水準に達せず、不満の声を多く発していた、古くからの大河ドラマファンからも大変な好評を得ています。ここまで好評を積み重ねると、残るキャスト上の問題点は、あの人(笑)に絞られてきました。「風林火山」の今後の展開に期待しています。

 2007年 NHK大河ドラマ「風林火山 」14日 放送・第2回「さらば 故郷」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 内野聖陽 / ◯ 市川亀治郎 / △ 金田明夫 ➝ 田辺誠一 ➝ 高橋和也 ➝ △ 宍戸開 / △ 佐藤隆太 ➝ 光石研 ➝ △ テリー伊藤 / △ 貴地谷しほり / ◯ 千葉真一 / ◯ 竜雷太 / ◯ 石橋蓮司 ➝ △ 笹野高史 ➝ ◯ 加藤武 / ◯ 風吹ジュン / ◯ 藤村志保 / ◎ 仲代達矢 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2007年 5月 4日)に、風林火山 のクレジット順序 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2007年 8月24日)に、風林火山 緒形拳 を掲載しました。

第209回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    倉木麻衣 “Season of love”
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    SBC TBS・日曜劇場「華麗なる一族」メインテーマ 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
    ♪ 朝ドラ「すずらん」の劇伴を彷彿とさせる重厚なテイストの劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    中島美嘉「見えない星」
    TSB 日テレ・水曜ドラマ「ハケンの品格」主題歌

 9日に、防衛庁が「防衛省」に昇格しました。今まで防衛庁は、内閣府(旧 総理府)の外局に位置付けられており、公正取引委員会や 国家公安委員会と同じ格でした。しかし組織の実態は、どう考えても その外局のレベルを超越していたのです。防衛庁こそ、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的として、自衛隊を管理運営する重要な国家機関でした。

 防衛省への昇格によって、国家行政組織法 3条に基づく正式な内閣直下の中央行政機関となりました。久間章生 第73代防衛庁長官がスライドして初代防衛大臣に就任。2001年に実施された省庁再編以来の 新省誕生となります。ちなみに この「省」(Ministry)「大臣」(Minister)ですが、総ての国の国家機関で 呼称されている訳ではありません。

 特に「大臣」は、王政・帝政の国家や、過去王政・帝政だった国家に 存在するものです。例えば米国が「長官」(Secretary)英国は「大臣」となります。日本の「省」の歴史は古く、飛鳥時代の太政官制に、八省(宮内省・大蔵省・刑部省・兵部省・中務省・民部省・治部省・式部省)が定められています。省のトップは「卿(きょう)」と呼称されていました。

 ですから、防衛省の源流は、律令時代の兵部省まで遡ることができ、その時から中央行政機関の一翼を担ってきました。鎌倉時代以降、例の(笑)征夷大将軍などの令外な軍制に、兵部省の実権は 移ってしまいますが、朝廷機関としては 細々と続いていたのです。明治維新になると、初期の太政官制で短期間ですが、兵部省は 正規の中央政府機関として復活しています。

 そして明治時代が進むと近代官制に入り、内閣制度(宮内省・大蔵省・陸軍省・海軍省・外務省・内務省・文部省・司法省・農商務省・逓信省)が整備されました。この陸軍省・海軍省が、防衛省の嫡流であると思っていても、現行憲法上 言い切る事はできません(笑)。なお陸軍省・海軍省は、内閣の組織であって、参謀本部・軍令部が、統帥された最高司令部となります。

 現在 国家行政組織法 別表第1(第3条関係)に基づく「建制順」つまり省の厳然たる序列では、総務省・法務省・外務省・財務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省・防衛省の順となります。以上 11省が正式な中央行政機関であり、防衛省は 新人さんですから(笑)建制順では 末尾に回りましたが、トメの様な存在なのです(笑)。

 アクセス解析によると、このブログにも省からのアクセスがあり、総務省 そして 防衛省に、ブログをお読みになった方がいらっしゃいます。とても政治政策的な生臭い検索ワードで やって来られました(笑)。このブログは、音楽ブログであり 放送研究ブログでもあるのですが(笑)ひとつひとつの週間放送視聴日記が、僅かでも省庁の皆さんの参考になれば嬉しい限りです。


ブログ開始は 2003年です。

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