第76回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
一青窈「ハナミズキ」
TSB 日テレ・2時間サスペンスドラマ「火曜サスペンス劇場」テーマ曲 - 第 2 位 ( ▽ )
笹川美和「金木犀」
SBC TBS・ドラマ「新しい風」主題歌 - 第 3 位 ( ⇒ )
NBS 東海テレビ・ドラマ「永遠の君へ」劇中効果音楽 [椎名KAY太]
♪ 1位 2週、登場 8週。 - 第 4 位 ( ★ )
普天間かおり「祈り prayer」
NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」6 ~ 7月 オンエアー曲
♪ 歌謡曲的旋律ですが、練達したアレンジを有する佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
SBC TBS・報道番組「JNN報道特集」テーマ音楽 [音楽制作者 不詳]
FM長野は、開局15年目を経過し、大規模な放送設備更新が必要となってきました。大規模な放送設備更新には多額の経費が必要です。開局当時は、身の丈に合った合理的な放送システムを採っており、自社制作番組「マイ・ハーティ・タイム」では、大岩堅一アナ がディレクターも兼務し、自ら調整卓を操作しながら アメリカンDJスタイルで放送していました。
マイ・ハーティ・タイムは、月曜から金曜まで 5日間連続 約 2時間の生ワイドを、女性アシスタント と アルバイトひとりずつだけの体制で生放送し、FM長野の草創期を一生懸命支えてきたのです。このアメリカンDJスタイルこそ、FM長野の創立経費を一気に償却して、大きな剰余金を生んだ原動力でした。やはり FM長野は、このスタイルを忘れてはならないと思います。
平日 朝・夕の帯ワイドに関して、もう少し局の社員アナウンサーへ、他の県域FM局同様レベルの放送担当時間が与えられても良いと思います。松本本社スタジオへは 特急あずさ。長野市IVYスタジオへは 新幹線と、在京のラジオ タレントやスタッフが 日帰り で通えるためか、北陸圏のJFN加盟局と比較して、自社制作番組スタッフの外部招聘比率が高くなっています。
人件費をかけるならば、かける価値のあるスポンサー冠な自社制作番組を、放送しなければなりません。FM長野は、JFN加盟局なのですから、Aルート・Bルートと番組配信があり、豊富なコンテンツを有しています。それをまず生かす事が番組編成の第一義です。ネット番組と区別がつかない生ワイド番組の番組制作に、人手を費やす事が許され続けるのか疑問が残ります。
これからインターネットが さらに普及していくと、ツーウェイ コミュニケーションは、番組やスタジオを経なくても実現します。まず絶対多数のサイレント マジョリティーの動向が重要です。長野県の人口動態は、全国平均と比較しても高齢化が進んでおり、長野県をサービスエリアとするラジオ局は、人口動態にリスナーターゲットがスウィングしなければなりません。
ラジオ放送は、サービスエリア内の人間が聴くメディアです(笑)。リスナーターゲットをピックアップするのは 自由ですが、人口動態に逆らうリスナーターゲットは、メディアとして致命的な結末を招きます。媒体として訴求効果だけに着目するなら、ひとつひとつのCMに対して、厳密な効果測定 と 媒体としての累積評価で、常時チェックが必要になるはずです。
FM長野がビデオリサーチ社に発注している聴取率調査の対象年令を、39才までとしている点も、前述の人口動態から少し疑問があります。コアターゲットとは、他局と 住み分けの打ち合わせをした訳でもなく(笑)既存のステーションカラーに対する一方的な当て嵌めです。もう少し長期的な視野を明確に表現した番組編成が、将来へのFM長野に必要な気がします。
(追記) 2005年の聴取率調査から 49才までを調査対象に拡大。2007年から長野県地区の聴取率調査は 12才から69才までの「共同調査」になりました。