第638回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
ストレイテナー “The Place Has No Name”
SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ - 第 2 位 ( ▽ )
MAYUKO “Addio a dio”
NBS フジ・木曜劇場「医師たちの恋愛事情」挿入歌 - 第 3 位 ( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次] - 第 4 位 ( △ )
NHK総合・連続テレビ小説「まれ」劇中効果音楽 [澤野弘之] - 第 5 位 ( ★ )
NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「ランチのアッコちゃん」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [挾間美帆]
♪ シンプルな旋律ですが、和音構成と調性が整っている劇伴。
このブログは、放送・音楽に関するブログで、株式・外国為替・商品市況に関するブログでは ありません(笑)。ですが後者のブログだと思って、ご訪問なさる方が絶えないのです。それは 株価・外為・商品の値動きグラフが「チャート」と称しているからで、私のラジオネームの部分に、Googleさんなどの検索エンジンが、過敏に反応するからだと思われます。
週間放送視聴日記では、ラジオ日経(ラジオたんぱ)に関する話を書いた事がありますし、2008年に起きた金融危機の時も、株式市況放送について書きました。Googleさんも あながち関連性が全くないとは、分析しなかったのでしょう(笑)。さらに このブログでは、毎年の年頭日記に日経平均株価の年次比較による「日本経済星取表」を発表しています。
「日経平均株価」は、日本の株式市場において、最も老舗で 最も権威のある平均株価です。東京証券取引所 第1部の代表的な 225銘柄の騰落金額がベースになります。日経平均株価は、1949年 9月 7日から計算 と 発表を開始しています。 そして戦後の東証再開時から遡って行った計算 と 発表は、日本経済新聞社ではなく、当初 東京証券取引所が行っていました。
ところが東京証券取引所は、全銘柄の平均株価に拘り、東証株価指数を開発して発表を開始。1970年 6月30日に、225種平均株価の発表を打ち切ってしまいます。ビルボードが 1991年に順位決定基準を独善的に変更してしまい、それからチャートの信頼性 と 普及が一気に落ちていきました。この音楽チャートの愚行と似た事を、東証もやっていたのです(笑)。
但しビルボードと違うのは、発表打ち切りの翌日から 日本経済新聞社が、計算 と 発表を引き継いた点です。1970年 7月 1日からは、速報性を重視し、市況ラジオ放送をしている NSB日本短波放送が「NSB 225種平均株価」として計算・発表。さらに算出手法から米国のダウ・ジョーンズ社と提携し「東証ダウ平均株価」と呼称される様になりました。
開始当初の NSB 225種平均株価は、コンピューターもなく、なんとまだ黒板だった取引所の株価ボードを見て、225種の株価をソロバンで集計し(笑)ラジオ放送していたそうです。当然の如く計算ミスも頻繁に起こり、一度発表した平均株価を検算して(笑)間違っていたと判ると、午後 4時までの市況放送時間中に訂正発表する事もしばしばでした(笑)。
私は 中学生の頃から、在日米軍放送(FEN)を短波で聴いており、FENのすぐ隣の周波数が、日本短波放送(NSB)でした。英語放送に疲れると、株式市況を聴いていたのです。その頃の東証ダウ 前場始値 計算時刻は、午前 9時15分。後場大引けの東証ダウ終値は、計算が完了すると、東証1部全銘柄の終値放送の途中にチャイムが鳴って速報するスタイルでした。
1985年 5月 1日から東証ダウは「日経平均株価」として、取引時間内に 1分おきで自動計算され 発表する様になりました。日本経済新聞社では、その後多種な日経平均を開発算出していますが、やはり基本は 東証再開時から計算が続き、全世界に普及している 225種平均株価 つまり Nikkei225 です。現在では 15秒おきに自動計算されています。
どうしても日経平均株価を語る時、1989年12月29日に記録した史上最高値 3万8915円87銭からのバブル崩壊に話が及んでしまいます。しかし日経平均株価は、東証再開時から 66年間休む事なく計算が続いています。その全体を見ると、日本の経済成長が解ります。最初の計算値 つまり 1949年 5月16日の日経平均株価は、僅か 176円21銭でした。