第127回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
柴田淳「おかえりなさい。」
ABN テレ朝・木曜ミステリー「おみやさん」主題歌 - 第 2 位 ( ⇒ )
ABN テレ朝・ドラマ「はぐれ刑事純情派 ファイナル」テーマ音楽 [甲斐正人] - 第 3 位 ( ⇒ )
奥田美和子「雨と夢のあとに」
ABN テレ朝・金曜ナイトドラマ「雨と夢のあとに」主題歌 - 第 4 位 ( △ )
NHK総合・大河ドラマ「義経」劇中効果音楽 [岩代太郎] - 第 5 位 ( ▽ )
柴田淳「幻」
NBS 東海テレビ・ドラマ「危険な関係」主題歌
♪ 1位 2週、登場11週。
先日 松本市のFM長野・松本本社に、ちょっと立ち寄りました。1階ロビーで配布している、とあるJFN関係の資料が欲しかったからです。松本本社への道順を、簡単かつ解りやすく説明してみると、松本駅から駅を正面にして左の方へ歩き、突き当たりの高架の所を さらに左折すれば、すぐFM長野のSTL塔が見えてきます(笑)。本庄1丁目13番5号に在しています。
FM長野・松本本社は、落ち着いた感じの局舎です。夜になると、FM長野のSTL塔がライト アップされます。私は、このSTL塔が松本市のシンボルだと思っています。以前ブログにも書きましたが、長野県 松本市にとって、県域ラジオ局の本社演奏所が 在するのは極めて重要な意義を有しています。日本銀行支店が松本市にある事より重要だと認識しています。
松本市北部に位置する 芥子望主山(けしぼうずやま)には、FM長野の「反射板」があります。松本本社からのマイクロ波を、この反射板にぶつけ、反射波が美ヶ原 本局送信所へ届きます。FM長野の放送は、全て板の反射で送られるのです(笑)。松本市街から芥子望主山を望むと、天気によって反射板がキラキラ光り、この反射板も松本市の隠れたシンボルなのです。
その松本市内でカーラジオをつけると、FM長野の放送は、2波が受信可能です。まずFM長野の本社演奏所(スタジオ)がある松本市内は、ほぼ全域で美ヶ原 本局送信所からの電波が到達しています。しかし、美ケ原の山陰に沿って松本平が広がる地形から、受信障害によりノイズ混入の懸念がありました。美ヶ原高原の反対側に送信施設を置く必要性こそ 2波の存在理由です。
『FM長野・松本 中継局』
【送信周波数:86・4MHz 送信出力:10W 試験電波:1988年 8月29日】
ダイホール・アンテナを使用し、松本平に電波が広角で行き渡る様に「垂直偏波」で送信しているのが、松本 中継局の大きな特徴で、都市部の送信施設が、垂直偏波というのは珍しい形態です。県庁所在地は、本局送信所のサービス エリアではなく、かつ本社演奏所の所在地は、特別な中継所のサービス エリアに含まれている、これがFM長野全体の大きな特徴になります。
ちなみに 86・4 MHz は、SBCラジオ松本局の周波数 864 KHz と、不思議な数字の一致があります(笑)。松本市街地・塩尻市・東筑摩郡 山形村付近までをサービスエリアとし、松本市蟻ヶ崎の鳥居山腹から 送信している松本 中継所は、FM長野・本社がある松本市 20万リスナーにとって、専用 かつ 特別な長野エフエム放送中継所なのです。
(追記) 週間放送視聴日記(2014年10月31日)に、松本中継局は垂直偏波を掲載しました。