FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第804回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・ドラマ「コールドケース ~ 真実の扉」メイン テーマ(ピアノ ヴァージョン)[村松崇継]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    家入レオ「もし君を許せたら」
    NBS フジ・ドラマ「絶対零度 ~ 未然犯罪潜入捜査」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「西郷どん」テーマ音楽 [富貴晴美]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽 [吉川清之]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Aretha Franklin “I Say a Little Prayer”
    ♪ 4日のFM長野“JET STREAM”で聴いた、ヴォーカルとコーラスの独立した和声が溶け合う様なソウルの秀逸曲。

 このブログには、簡易なアクセス解析があり、一見(いちげん)さんとして いらっしゃる皆さんの検索ワードは、だいたい(笑)判る感じになっていますが、常に多いのが「FM長野の周波数」に関する検索です。このリストのアップ現在、FM長野の公式サイトを見てもトップページに、全送信所・中継局の周波数が、一目で解る様な目立つ位置に掲載されていません。

 このブログでは、週間放送視聴日記で、FM長野の総ての送信所・中継局を、ひとつずつ詳しく紹介した事がありました。もう 10年以上も前になりますが、未だに多くの方からアーカイブを受けています。そこで 今まで書いた関連記事へのリンクを含めて、ブログのトップページに掲載していた、FM長野の周波数一覧を、今週の週間放送視聴日記に付記しました。

 FM長野の送信所・中継局は、全部で 10箇所あり、最終竣工は 大鹿中継局の 1997年12月です。以前ご紹介した謎の非公式サイト「送信解析 FM長野」や 手元にある 放送区域図(サービスエリア マップ)などの資料によると、未対応の難聴取地域は、北安曇郡小谷村や下伊那郡 阿智村 浪合などです。2018年の段階で、対応する中継施設は、建設されていません。

 付記されたFM長野の周波数掲載順序は、今まで このブログで考察してきた内容から、独自の重要ランクで並べています。まず美ヶ原 本局送信所、次が地元の 松本 中継局。次に特徴ある順 や エア受けの経路で 12ヵ所を順に記載。そしてひとつずつの送信所・中継局が、専用のページにリンクされており、送信所・中継局位置がポップアップされる様にしてあります。

 専用のFMアンテナを出し、FM長野 と NHK-FMだけを聴いているリスナーとして、変わらぬ気持ちを吐露する意味で、今回独立した週間放送視聴日記に周波数一覧を紹介をしました。FM長野の送信所・中継局は、長野県民の公共財と断じても過言ではありません。NHK-FMと同様に、長く音楽放送が充実した送信施設から送出され続ける事を心から願っています。


 FM長野 周波数


  1. 美ヶ原  79・7MHz 1000W
  2. 松本   86・4MHz   10W
  3. 大鹿   81・8MHz    1W
  4. 飯田   88・3MHz  100W
  5.     78・1MHz  100W
  6. 飯山野沢 81・8MHz   30W
  7. 小海   80・3MHz  100W
  8. 木曽福島 81・5MHz   10W
  9. 岡谷諏訪 81・8MHz   50W
  10. 善光寺平 83・3MHz  100W
  11. コールサイン : JOZU-FM
  12. 演奏所 : 長野県 松本市

第805回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・ドラマ「コールドケース ~ 真実の扉」メイン テーマ(ピアノ ヴァージョン)[村松崇継]
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「西郷どん」テーマ音楽 [富貴晴美]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    家入レオ「もし君を許せたら」
    NBS フジ・ドラマ「絶対零度 ~ 未然犯罪潜入捜査」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽 [吉川清之]
    ♪ 1位 4週、登場19週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・土曜ドラマ「不惑のスクラム」劇中効果音楽 [岩代太郎]
    ♪ シンプルな旋律が先行する抑制された和音構成ですが、粒立つ様な和声を感じさせる劇伴佳曲群。

 6日早朝に北海道で、道内観測史上初となる震度 7(勇払郡 厚真町)の激しい地震が発生。厚真町では崖崩れが多数発生し、住宅を巻き込む大きな被害がありました。特に本震直後に発生した、北海道全域での大停電は、長時間続いており、道民の生活に重大な支障をきたしています。気象庁は、今回の地震を『平成30年 北海道胆振東部地震』と、即日命名しました。

 【犠牲者 41名 負傷者 681名】

 地震発生が 午前 3時07分でした。緊急地震速報の送出、そしてチャイム入り地震速報開始から、私は NHK総合テレビを、朝 5時過ぎまで視聴しました。当初の最大震度は、勇払郡 安平町の震度 6強と速報され、NHKでは 安平町へ取材の車が向かう様子など放送していました。ところが近隣自治体の厚真町などの震度データが入って来ないと、徐々に字幕が出始めたのです。

 震度データが入ってこない場合とは、震度計付近の被害が甚大で、断線などを起こしている可能性を示唆しています。私は、この震度データが入ってこない観測地点が、複数発生していると報道された時点で、この地震は 被害甚大だと感じました。確定した観測データは、震度 6強を観測した 安平町の西隣が、同じく震度 6強の 千歳市、東隣が震度 7の 厚真町でした。

 そして初期報道を視ていて違和感を感じたのは、停電の地域でした。まだ夜明け前だった午前 4時頃の段階では、札幌市内の停電が頻繁に報道されていました。その中に函館市内でも停電との情報が交り始めていたのです。震度 5弱の函館市が全域停電とは、距離的にも電力線の関係からも極めて考えにくく、この違和感は 停電の続報で驚愕へと変わっていきました。

 通常番組を中断して、随時 地震速報をオンエアーしていたAir-G(FM北海道)からは、全道各地で大停電を起こしているとの衝撃的な緊急ニュースが、まず断片的に そして集中的に流れ始めました。AM局のHBC北海道放送 や STVラジオでも、道内全域で発生している大停電を、原因を明らかにしないまま、ライフライン情報として 夜明け過ぎから伝えています。

 北海道には、56の水力発電所、11の火力発電所がありますが、最大の苫東厚真火力発電所が機能停止すると、まるでドミノ倒しの様に全道が連鎖停電してしまうとは、北海道電力の危機管理が、余りにも甘すぎました。この全道の大停電は、ブラックアウトなど全く想定していなかった北海道電力に責任の一端があります。再発防止のため政府による強い行政指導が必要です。

 私が特に驚いたのは、今回の地震における「泊 原子力発電所」の対応でした。震度 2にもかかわらず、全道の停電で、2度も外部電源喪失を起こし、福島第1原発の二の舞へ走り出すところでした。ただ泊原発は 稼働しておらず、今回の地震では 大津波が来襲しなかったので、非常用のディーゼル発電が機能していたため、絶対必要な燃料棒の冷却は 続いていました。

 泊原発付近の地域に、東日本大震災クラスの大津波が起きれば、福島第1原発と同じクライシス プロセスで、また事故が発生する可能性があったとは、北海道電力は、福島第1原発を全く学習してないと言われても、合理的な返答が出来ないはずです。科学の粋を尽くしたはずの原発の非常用発電を、稚拙で原始的なディーゼル発電に、完全依存するのは もう止めるべきです。

 いまや日本列島は、北海道から沖縄まで烈震に見舞われる可能性から逃れる事は出来ません。その北海道で、今回 震度 7の烈震が起こってしまいました。電力会社から 一般家庭まで、さらなる徹底した危機管理は必要で、全道大停電は、日本全国へ向けて大きな警鐘を鳴らしているのです。「北海道胆振東部地震」で被害に遭われた皆さんへ、心から お見舞い申し上げます。

第806回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・ドラマ「コールドケース ~ 真実の扉」メイン テーマ(ピアノ ヴァージョン)[村松崇継]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「西郷どん」テーマ音楽 [富貴晴美]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    家入レオ「もし君を許せたら」
    NBS フジ・ドラマ「絶対零度 ~ 未然犯罪潜入捜査」主題歌
    ♪ 1位 3週、登場11週。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK総合・土曜時代ドラマ「赤ひげ」劇中効果音楽 [音楽制作者 不詳]
    ♪ 既存劇伴からの利用だと推定されますが、選曲の妙があるトラックは 佳曲。
  5. 第 5 位( ⇒ )
    NHK総合・土曜ドラマ「不惑のスクラム」劇中効果音楽 [岩代太郎]

 一部マスメディアで報道されていますが、ラジオNIKKEIでネット展開の一貫として放送されていた番組において、企画の核になっていたネット投票に、票数を水増しして、虚偽の順位を放送する不正行為があった事が発覚しました。すぐに社内調査が行われ、番組は 処分として打ち切りになりました。ラジオNIKKEIは、12日に この顛末を公開の上で謝罪しています。

 ラジオNIKKEIは、全国を対象にした短波放送の免許を持っており、IPサイマルラジオの“radiko”で、唯一全都道府県に放送を配信しています。そこで一気にネット展開が可能になったため、2波ある放送の内、第2放送の競馬中継が無い時間帯を“RN2”として、ネットリスナーを対象とした音楽主体の番組にフォーマット チェンジしていました。

 その中にリスナーからのネット投票の数でオンエアー曲を決定する“Click DE On-Air”という帯番組があり、特定曜日の放送に関して、連打アプリという連続クリックができるアプリケーションを使って、水増しした投票を行い、不正行為で 順位 と オンエアー曲を決定していました。放送された投票結果は、長期間に渡り恣意的に操作していたのだそうです。

 不正をした担当ディレクターは、同じく連打したリスナーへの対抗策だったと言い訳をしていた様ですが、不正クリックは いくらでもノーカウントにする手法があったはずです。そもそも 30曲という限られた曲目リストの範囲から、12曲近くのオンエアー曲を決めるという仕組み自体、ネット投票のシステム的にどうだったのか? そこから検証する必要性があると思います。

 その昔、TBSラジオの故・松宮一彦 アナが、自分の担当していた洋楽チャート番組の 20位前後の下位に、自分のお気に入りの曲をちゃっかり入れていたという告白を、専門誌で読んだ事があります(笑)。音楽チャートの順位は、それが市場調査でも ラジオ番組でも、恣意的な不正行為と、集計システムの弱点を狙う動員による操作に、常に狙われてきました。

 今回の様な制作サイドによる順位操作行為を、放送局としてのコンプライアンスに関わる不正と 厳密に捉えるならば、日本のラジオチャート番組は、殆どが打ち切りになってしまうかも知れません(笑)。ここまで進んだネット時代ならば 考え方を変えて、連打アプリを使ったリスナーも、ディレクターも対等に、自らのプレイリストを ネットで発表すれば良いのです。

 そのプレイリストから音楽番組を制作すれば、より進化した形になります。総合順位から オンエアー曲を決める時代は、今回の事件からも やはり終焉を迎えている様です。個人発信が可能になったネットの活用と、歯が浮くようなメッセージばかりで(笑)意味を成さなくなった従来のリスナー参加による制作システムの削除整理を、ラジオメディアも真剣に考えるべきです。

 今回の事件発覚は、連打アプリ使用によるサーバのビージー状態が、技術スタッフに知られたからだそうです。従来でしたら今回程度の不正ならば、既存している 99%のラジオ局は、公開せずに内部処理や けん責で済ませてしまうと思うのですが、ラジオNIKKEIは、企業コンプライアンスの問題と捉えて、番組打ち切りという処分も含め、顛末をオープンにしました。

 ラジオNIKKEIは、社員、外部ディレクター問わず 番組に関わる総ての者に、メディアの一員としての自覚を求め、一段とコンプライアンスを高め、研修や教育を徹底して行い、各番組におけるチェック体制も強化するそうです。事件は 罪科ですが、このラジオNIKKEIの姿勢は、ラジオメディアのコンプライアンスに関する新しい先例となり評価出来ると思います。

第807回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・ドラマ「コールドケース ~ 真実の扉」メイン テーマ(ピアノ ヴァージョン)[村松崇継]
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・土曜時代ドラマ「赤ひげ」劇中効果音楽 [音楽制作者 不詳]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「西郷どん」テーマ音楽 [富貴晴美]
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・土曜ドラマ「不惑のスクラム」劇中効果音楽 [岩代太郎]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Sia “Alive”
    Honda テレビCMソング
    ♪ FM長野で複数回オンエアーされている 転調のキレが独特な佳曲。

 本社演奏所や本局送信所の地理的配置、さらに独特のコールサイン呼称など、全国のJFN加盟局の中でも FM長野は、放送研究の価値があるユニークな存在です。旧郵政省による県域民放FM局の電波割り当てが 長野県にあったのは、1982年10月27日。175件の免許申請調整は、月日を要しましたが、1987年 8月25日 申請一本化に合意しました。

 そして総意の元で、長野エフエム放送株式会社が 同年11月12日に創立。FM長野は、翌1988年10月 1日に開局しています。私は、信州の中心に位置する美ヶ原高原(2031メートル)の王ケ頭にある 美ヶ原 本局送信所が、全国のFMラジオ本局送信所の中で、最も地理的に優れた位置にあると考えています。但し 近距離地域は、山岳事情が影響するのです。

 FM長野の本社演奏所 と 本局送信所の距離は、約 11キロほどですが 直線ラインを追うと、送信伝搬が、僅かに尾根の突端部・王ケ鼻の陰で隠れ、障害が出てしまいます。そこで松本市 岡田町の茶子望主山に反射板を設置。本社演奏所からのSTL波(3・436GHz 10W)は、反射板に向かって送信し、その反射波を本局送信所へ届ける 独特な送信を採用しています。

 また本局送信所からの放送波は、県内 9ヵ所の中継局でエア受けをしています。松本 中継局の場合、約 8キロの距離を 5素子 1段 1面で受信し、ダイホールアンテナにより 垂直偏波で再送信します。特にFM長野の中継局は、開局以来 音質劣化を避けるため、復調せず再送信している大きな特徴があります。FM長野は、他局との比較でも音質が優れたラジオ局なのです。

 プレス発表されたFM長野の基本理念に基づき、開局当時の自社制作番組は、アナウンサーがディレクターも兼務で自ら調整卓を操作し、アメリカンDJスタイルで放送していました。当時は、月曜から金曜まで 5日間連続 約 2時間の生ワイドを、アシスタント と アルバイトひとりずつだけの体制でオンエアー。コストをかけず、FM長野の草創期を一生懸命支えてきたのです。

 長野エフエム放送 沿革にも まとめてありますが、その後のFM長野の番組編成方針は、この開局から数年間に培った原資を費やしていきながら、役員構成の変化にスライドする様に、FM長野のステーションカラーが変遷していきました。振り返っても、創立費用を一気に償却し、なおかつ大きな原資を留保出来た開局から数年間は、まさしく長野エフエム放送の躍進期でした。

 これからの地方における単営ラジオ局の存在価値は、道州制も念頭に サービスエリア内全体の公益へ、どう立脚するかで決まります。広域ラジオ放送の一員である事を念頭に、存在価値を維持するため営利活動をし、安定経営に努める放送事業会社であるべきなのです。災害などの緊急報道や選挙結果の いち早い報道など、重要なニュースの速報性の維持は、FM長野に不可欠です。

 それ故 普段から緊急ニュースの素早い送出や、将来まで続く広域ラジオ放送網を見据えた、JFNとの連携強化が なによりも必要です。特に音楽放送を主体とするFMラジオ放送局の定時ニュース報道は、国内・国際そして広域エリアの情勢も含めて、FMラジオの定時ニュースを聴くだけで事足りる様に、ヘッドラインを出来る限りコンパクトに伝える事も大切です。

 FM長野ニュースは、これらの要素が常に満たされるべきなのです。松本市に本社演奏所が在するFM長野は、ラジオ放送の本旨である第1次情報報道の迅速性・信頼性を損なわないために、地域・年代に こだわらない多くのエリア内リスナーの聴取習慣を維持すべく、良質の音楽番組を放送し続ける使命があります。ネット番組を中心に、この本旨を忘れない事が重要なのです。

 また長野県の人口動態は、全国平均と比較しても高齢化が進んでおり、当然長野県をサービスエリアとするラジオ局は、人口動態を重視しなければならないはずです。安易なターゲット層を絞った稚拙な番組制作は、ターゲット外の絶対多数のリスナーが、ラジオそのものから離脱させる結果に繋がりかねません。オーディエンス・セグメント編成ではラジオを救えないのです。

 信州に移り住む前月の 1991年 3月から、私は定期発行されたFM長野の「番組表」(タイムテーブル)を収集・保存し続けています。その数は 現在 250部を超えました。開局時である 1988年10月 第1号など、初期のタイムテーブルも、改編期ごとにコピーを入手し所有しています。また戦後のラジオ放送の歴史に関する資料も数多く保存を続けています。

 私は、ラジオ放送に対して、全国にいるヘヴィなリスナーとは 違ったスタンスを 心に持っています。ラジオ放送局は、放送局である以前に、国から免許を受けた「無線局」であるという認識です。呼出符号であるコールサイン(JOZU-FM)が存在するのは、FM長野が国から許可を受けた無線局だからに他なりません。無線局とは何かを、まず考察するべきなのです。

 このブログ、特に送信解析 FM長野にも書いていますが、私がFM長野を長年愛聴している根本の理由は、佐渡島から茨城・大阪に至るまで受信可能であるFM長野が、国から許可を受けた無線局として、送信伝搬の優秀性を有しているからです。広域ラジオ放送の一員であるFM長野は、まさしく定点観測つまり長期間モニタリングしていく価値のあるラジオ放送局です。

 FM長野を取り巻くラジオメディアが、合併や放送番組の同一化もあり得る峻烈な転換期を迎える事は 避けられないかも知れません。国土強靭化の大義の元に、AMラジオ局のFM補完放送も、ほぼ全国的に整備されました。アベノミックスが演出した好況の中でも、経営困難になった時に、県域をまたぐ広域ラジオ放送が可能になる法令整備は、既に完了しているのです。

 FM長野も これから未来へ向かい、放送体制も 番組形態も DJも 勤める社員さんも そしてリスナー自身も、ゆっくりと確実に入れ替わっていく事は避けられません。ですが その中で私は、数少ない長期間入れ替わらないリスナーとして、健康である限り、これからもレベルの高い音楽番組を、FM長野を中心とした音楽ラジオ放送から聴き続けていきたいと考えています。


ブログ開始は 2003年です。

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