FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第219回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    いきものがかり “SAKURA”
    NTT東日本 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( △ )
    BONNIE PINK “Anything For You”
    au テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( ★ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
    ♪ Aメロ Bメロ そして サビと構成が明瞭な最近では珍しい佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    SBC TBS・日曜劇場「華麗なる一族」メインテーマ 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
    ♪ 1位 3週、登場11週。

 この春のFM長野は、大きな改編がありませんでした。自社制作生ワイドのラインナップは、2005年 秋に大改編した番組編成を、そのまま維持しています。新番組の中で注目なのは、JFN西日本ブロックにだけネットし 太陽石油の一社提供。しかも制作キー局は FM愛媛という珍しい形態の人気番組「柴田淳の月と太陽」が、遂に全国ネットを開始しています。

 ここFM長野でも 土曜日 朝に「柴田淳の月と太陽」の放送を始めました。制作キー局がFM長野という番組が、これから将来に渡って登場する事は有るのでしょうか? 平日 深夜 3時からは、DAYBREAK”がスタート。明確に ターゲット年令層を シフトチェンジしました。「少子高齢化社会」におけるラジオ編成の考え方は、今後 重要な地位を占めてきます。

 午前 1時からNHKーFMでも同時放送している「ラジオ深夜便」は、聴取率的にも 全国で高い数字をマーク。民放は、太刀打ち出来ない状態が続いています。番組開始当時は、深夜の定時ニュースを組む事が出来ず、2時間起きに国際放送の英語ニュースを流していた事もありました。今では、深夜でも毎正時にきちんとニュースを流すほど、リスナーのユーズに答えています。

 統計学を かじった方なら解ると思いますが、人口動態 つまり 世代別の人口比率にサンプリングを合致させる聴取率調査では、減少する低年令層に番組編成を合わせると、よほど その低年令層において数十パーセントのシェアを獲得する 奇跡 でも起こさない限り、総合の数字が伸び悩みます。開局 20周年を迎える来年にかけて、FM長野番組編成の変化に注目しています。


 FM長野 自社制作番組リスト


 2007年 4月 現在
  1. 【1】Radicatio  Style
        月 ➝ 木 1700 ~ 1900(木 1855)
       田中利彦・宮川真衣・小林新・ちのみえこ
  2. 【2】Oasis 79・7
       月 ➝ 金 0730 ~ 1000(金 1055)
       伊織智佳子・高寺直美
  3. 【3】Studio Siesta
       月 ➝ 木 1330 ~ 1555(木 1550)
       清水まなぶ・ちはる
  4. 【4】346 GROOVE FRIDAY!
       金 1600 ~ 1900
       三四六
  5. 【5】FM-NAGANO SATURDAY D
       土 1130 ~ 1230
       週替わりパーソナリティ

 開局時(1988年10月)から 19年間の全リストは、Basic List に掲載しています。

第220回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  2. 第 2 位 ( △ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  3. 第 3 位 ( ★ )
    柴咲コウ「ひと恋めぐり」
    SBC TBS・愛の劇場「砂時計」主題歌
    ♪ 難解な転調と音程バランスですが、完成度は高い佳曲。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    いきものがかり “SAKURA”
    NTT東日本 テレビCMソング
    ♪ 編曲は 島田昌典。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    BONNIE PINK “Anything For You”
    au テレビCMソング

 8日 投開票された『第16回 長野県議会議員選挙』は、村井 知事支持の議員が組織票に守られ手堅く当選したものの、村井 知事に距離を置く議員も増え、複雑な県民の意識が反映した読みにくい結果となりました。その中で 共産党が第2党の議席を確保しており、女性議員の当選が 11名と、総定数に占める女性議員の比率は、全国の都道府県議会で 一番高くなっています。

 【獲得議席数:自民党 11 共産党 7 民主党 4 政信会 2 社民党 2 公明党 2 あおぞら 1 無所属 29】

 今回の選挙から、区割り と 定員が一部変更になりました。長野市が、ひとり増えて定員 10。松本市も、ひとり増えて定員 6。逆に安曇野市や 上伊那郡は、ひとり減って定員 2となりました。また「任意合区」もあり定員 4の「佐久市・北佐久郡」定員 2の「岡谷市・下諏訪町」「茅野市・富士見町・原村」「中野市・下高井郡」など 4選挙区が再編されています。

 当日のNHK長野の開票速報は、関口泰雅 アナが担当。ミスは ほとんどなく、非常に落ち着いて速報を こなしていました。関口アナは 入局 9年目です。長野市選挙区は、やはり上位に 0%で当確を打っています。しかし、大激戦の岡谷市・下諏訪町選挙区は、選管確定まで当選者速報を待っていました。概ねNHK長野の当確判定は、正確で迅速だったと思います。

 FM長野では、臨時のFM長野ニュースで、県議選速報を 高寺直美 アナが放送しました。FM長野の県議選速報で記憶に残っているのは、やはり 12年前でしょう。森野浩司 アナが、実質 4分のニュース枠で、50名以上の当選・当確者の全選挙区と氏名を読み上げ、神業(笑)と言える開票速報がありました。今回の録音も当時の録音同様、大切に保管しています。

 統一地方選挙において、県議選開票速報や 主要都市の市議選開票速報は、一番 選挙報道の技量が問われます。やはり 1開票所の取材だけで、当確判定をするのは 大変難しいからです。私は学生時代、RFCラジオ福島で、福島市議選の開票速報特番を聴いた事があります。アナウンサー と 地元新聞記者が出演していましたが、圧巻だったのは その当確判定でした。

 開票所で発表される中間得票数を放送した直後、地元新聞記者さんが、スタジオで当確判定をし、そのまま放送するのです(笑)。「誰々さんは 当確でよろしいでしょう。」「はい。誰々さん 無所属新人、当選確実です。」この福島市議選開票速報は、今でも鮮明に記憶しています。生放送で当確判定をする能力の高い記者さんなど、今では いらっしゃらないかも知れません。


(追記) 週間放送視聴日記(2018年 4月27日)に、長野県議会選挙区の区割り変更を掲載しました。

第221回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    柴咲コウ「ひと恋めぐり」
    SBC TBS・愛の劇場「砂時計」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  4. 第 4 位 ( ☆ )
    NHK総合・木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」劇中効果音楽 [梅林茂]
    ♪ 前作に引き続き殺陣シーンで流れる、打楽中心の劇伴音楽に圧倒的な存在感があります。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    いきものがかり “SAKURA”
    NTT東日本 テレビCMソング

 昨年 廃止騒ぎがあった NHK-FMですが、この春は 従来と違った番組改編の傾向が見られました。全国を網羅するFM放送の送信所・中継局を、全て無駄するが如き、NHK-FM放送の廃止は、到底困難な事です。NHK組織を合理化するための減波ならば、アンテナを共有している中波を ひとつ減らすのが現実的です。将来性を深く考察しない減波の議論でした。

 NHK-FMが廃止になっても、難聴対策としてラジオ第1放送をFM波で送信し続ける可能性は 極めて高いのです。それ故にラジオ第1を同時放送する枠の増加には、深い思惑も垣間見えてきます。民放FMを意識してきた NHK-FMの編成に対し「民放FMで代替えができる」と、その姿勢を廃止の理由にされたのですから、たまったものでは ありません(笑)。

 今回の改編では、まずクラシック音楽番組が拡充しました。久しぶりに月曜から 日曜まで 全日 夜はクラシック番組があり、目玉であるN響 定期演奏会の生中継は、いつでも放送出来る体制となりました。深夜などにリラックスして聴ける番組も増え、タレントDJの多用や ぎこちないトークを中心に平気で編成する民放FMに迎合していた路線から、離脱を始めています。

 最近私は、AMラジオ局を 聴かなくなりました。情報源は、ネット そしてコンパクトなFMの定時ニュースで充分だからです。NHK-FMでは、朝 7時・正午・夜 7時と定時ニュースが、ラジオ第1と同時放送され、全国のFM放送の基幹ニュースとなっています。この 3回の定時ニュースの聴取だけで、世の中の動きが把握できる必要な情報源として、充分事足ります。

 また深夜 1時からラジオ深夜便が同時放送されており、1時間おきにニュースが流されています。クリアな音質でラジオ深夜便を聴くと、AM局を聴く必要性が どんどん薄まっていくのです(笑)。またFM長野ニュースとして放送されているJFNニュースは、国内・国外の最新ニュースを 5分間に凝縮している、最も完成度の高いFMラジオ局のニュース番組です。

 このラジオリスナーとしての情報源は、FM長野ニュース と NHK-FMの定時ニュースだけでも充分なのです。コンパクトな全国ラジオニュースは、報道の理想形を具現しています。そりゃテレビも視ますが(笑)FMラジオ放送に囲まれた日々は、私にとって理想的なスローライフです。クラシック番組を聴きながら昼寝が出来る休日は、至福の時(笑)なのです。

 根強いファンが存在するから廃止できないといった消極的理由でなく、NHK-FMには、全曲完奏で音楽放送する佳き伝統を継承しながら、音楽ラジオ放送の原点は何か? いつもFM長野を始め民放FMへ問いかけていくべきです。NHK-FMが、クラシックを中心とした音楽放送をベースとして、異なった路線で、民放FMと一緒に緩やかに共存する事を願っています。

第222回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    柴咲コウ「ひと恋めぐり」
    SBC TBS・愛の劇場「砂時計」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」劇中効果音楽 [梅林茂]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「ドキュメントにっぽんの現場」テーマ音楽 及び 予告使用音楽 [番組担当音響スタッフ 独自制作]
    ♪ さりげなく使用される音楽は、驚くほどハイセンスな和声を感じます。

 音楽チャートマニアは、1曲 1曲に順位を付け記録します。ですが私の場合、自分に順位を付けられるのが大嫌いです(笑)。このブログを見ても お気づきの通り、巷のブログに ありがちな「ランキング・バナー」が、どこにもありません(笑)。バナーを貼る気が全く起きないのです。例え訪問者が少なくても、ブログへ恣意的な順位がつく事を、積極的に求めたくありません。

 しかし 嫌いと言っても、このブログに関して、全ての順位付けを否定するのは不可能です。今や何でも順位が簡単に算出される時代となりました。将棋のプロ棋士は、頭の中に将棋盤があり、目隠しで将棋を指せるそうです。私も高校の頃は、頭の中に音楽チャートがあって、毎週 100位まで軽く覚えていました。レコード店で週刊コンフィデンス誌を暗記するからです。

 当時のオリコンには、得点のあるHOT100の他に、得点がない国内盤ベスト200が掲載されていました。そして童謡まんが主題歌ベスト50は、得点付きの別集計扱いでした。そこで懇意にしているレコード店で、週刊コンフィデンス誌を閲覧させてもらい、これらのチャートを頭に叩き込むのです(笑)。その場でメモするより、店長や店員さんのウケは全く違います。

 そんなものを覚えるのでしたら、数学の公式でも覚えていたほうが良いと、さすがに私も思った事があったのですが、そっちは全く覚えられません(笑)。今思うと、勢いでレコードショップに就職しなくて良かったと、しみじみ思います(笑)。音楽チャートマニアとして当時の私は、ベスト10から ベスト200まで、下位順位の「限界値」に、とにかく興味がありました。

 HBC北海道放送の ベストテンほっかいどう では、放送しない最終ランキングの 11位以下の曲目 と ポイントをどう推定するのか? 全能力を傾注していました。洋楽のビルボード誌になると、 Bubbling Under HOT 100 、つまり 101位以降を 10曲程度 別紹介するコンセプトが許せませんでした。ここまで達すると、どんどんドランカー症状が昂じてくるのです(笑)。

 あのザ・ベストテン でも、11 ~ 20位の発表を短期間ですが 取り止めた時、怒り狂った思い出があります(笑)。記憶が定かではありませんが、TBSへ抗議の電話をしたかも知れません。しかし今 振り返ると、下位の記録には拘らず、ザ・ベストテン を毎週 10位まで、きちんと 1ページづつ丁寧に大学ノートへ記録したほうが、どんなに番組を楽しめたかと思うのです。

 このブログの「週間選曲リスト」は、今週で 222回目になりますが、ここまで続いたのは、開始時から明確なルールを決めた事と、やはり公開する順位を思い切って、ネット画面の視認限界と推定した「5位」までとし、必要最小のランキングだけで限定したからに他なりません。一貫して 6位以下は、一切作成しないし 公開もしない、このコンセプトを守っています。

 また年間ランキングは、同じく「5位」までに限定したのも意味があります。選曲と 順位確定・決定を分離した上で、1位週数 と 登場週数、2種だけの参考データでも、楽曲ごとの明確な差異が生じるため、年間 1位から 5位までは、ランキングを作成する事が可能なのです。ですから 年間・全期間ランキングでも、6位以下は 一切作成・公開をしていません。

 最近ネットで公開されている、色々なランキングは、最下位まで順位付けをし、限界まで発表しています。それは、チャートとして美しくありません。また順位を求める労力の割には、統計学的有意性もないのです。ランキングされているのか? されていないのか? 順位があるか ないかの差異こそ、実はチャートとして最も重要な要素であって、そこに真理が存するのです。


ブログ開始は 2003年です。

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