第125回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
柴田淳「おかえりなさい。」
ABN テレ朝・木曜ミステリー「おみやさん」主題歌 - 第 2 位 ( ⇒ )
ABN テレ朝・ドラマ「はぐれ刑事純情派 ファイナル」テーマ音楽 [甲斐正人] - 第 3 位 ( ⇒ )
柴田淳「幻」
NBS 東海テレビ・ドラマ「危険な関係」主題歌 - 第 4 位 ( ⇒ )
奥田美和子「雨と夢のあとに」
ABN テレ朝・金曜ナイトドラマ「雨と夢のあとに」主題歌 - 第 5 位 ( ☆ )
NHK総合・大河ドラマ「義経」劇中効果音楽 [岩代太郎]
♪ 今回の大河劇伴は、打楽器音が とても良いアクセントになっています。
私が最初にラジオで葉書リクエストが採用されたのは、先週このブログで紹介した通り、土曜午後に放送していたNHK-FM福島局の「FMリクエストアワー」(宮川泰夫 アナが担当)でした。さらに調べてみると福島局のFMリクエストアワー や 夕べのひととき は、宮川泰夫アナの他に、山本浩 アナ・伊藤博英 アナ・宮田修 アナも担当されていた事が判りました。
NHK-FMは、1957年12月24日から実験放送を開始。それまでは AMのラジオ第1・第2放送で左右の音を別に送出して、それらを左右 2台のラジオて受信する、ステレオ実験番組が盛んに放送されていました。民放ラジオも 2局共同で この様な実験番組を放送していたほどです。そしてFM( Frequency Modulation )超短波による放送へ移行しました。
1963年12月16日からNHK-FMは、東京局を皮切りにステレオ放送番組をスタート。1977年11月には、全国のNHK放送局でステレオ化工事が終了し、FMリクエストアワーもステレオ放送となりました。あの頃を振り返ると、素晴らしい時代だったと思います。そして今でも、オンエアー曲をノーカット完奏させるNHK-FMは、根強いものがあります。
全日に渡って、朝・午後 そして 夜に放送しているクラシック音楽番組は、安定したリスナー層が支えています。日曜夜の「気ままにクラシック」では、渡辺徹 氏が担当していた「おしゃべりクラシック」時代からのライト路線がすっかり定着しました。現在 不定期放送ですが「クラシック・リクエスト」の長時間生放送は、聴いていると素晴らしい一日を過ごせます。
以前「NHK-FMは、クラシック音楽番組を中心にして放送して欲しい」と、私が出した意見の手紙に、NHKのラジオ編成担当者から丁重なるご返信を頂いた事がありました。ドラマ「青春アドベンチャー」や NHK全国聴取率調査で 常にFM 1位の「ひるの歌謡曲」など個性的で安定した番組も多く、リスナーが長年愛聴出来るのは、NHK-FMの大きな特徴です。
圧倒的な数の送信所・中継所(長野県内でも FM長野 10ヵ所に対し NHK-FM 25ヵ所)からの電波で、全国放送されている NHK-FMには、クラシック音楽番組中心の変わらぬ番組編成 と 放送を、これからもずっと続けてもらいたいものです。FM長野リスナーである私とすれば、ラジオリスナーとしての故郷は、NHK-FMのリクエストアワーなのです。
(追記) 「ひるの歌謡曲」は 2006年 3月で放送終了となり「歌謡スクランブル」が引き継いでいます。