第966回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
遥海「声」
abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女 21」主題歌 - 第 2 位 ( ▽ )
NHK BSプレミアム・外国テレビドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」テーマ音楽 [Patrick Gowers] - 第 3 位 ( △ )
Billie Eilish “No Time To Die” - 第 4 位 ( ★ )
AI「アルデバラン」
NHK総合・連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」主題歌
♪ ゴスペルでフォークソングを唄っているかの様な不思議な調性を感じる佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
Omoinotake “EVERBLUE”
BS朝日・アニメ「ブルーピリオド」OP曲
『第49回 衆議院議員総選挙』は、10月31日に投開票され、自民党が単独で絶対安定多数を超える 261議席を獲得。連立与党では 293議席、大躍進した日本維新の会を加えれば 334議席と、改憲勢力が、憲法改正発議に必要な 3分の2の議席を上回りました。また自民苦戦を伝えた週刊誌などの議席予想は 大きく外れ、出口調査にも誤差が目立っています。
【獲得議席数:自民 261 立憲民主 96 維新 41 公明 32 国民民主 11 共産 10 れいわ新選組 3 社民 1 無所属 10】
今回の総選挙も私は、コロナ禍の最中に行われた参院長野補選同様、期日前投票をしました。期日前投票者数は、2058万4847人(速報値)と、全有権者の 19・4%に達し、完全に期日前投票制度が定着したことを示しています。松本市では、長野県議補選も行われたので計 4票を投票し、日付入りの検印が押された「投票記念カード」を受け取ってきました。
NHK開票速報は、午後 8時ジャストに、与党過半数確実、自民単独過半数ギリギリの情勢と ヘッドラインを打ち、スロット帯コーナー(笑)で、8時00分28秒に 全 465議席の内 79議席へ当確。8時00分38秒に 116議席が当確。8時01分23秒に 213議席が当確。そして 8時01分43秒には 306議席(65・8%)へ当確を打っています。
早期当確判定の根拠となる 出口調査データに関して、今回NHKの公式サイトに、全小選挙区のデータが棒グラフで掲載されましたので、実際の結果とチェックしてみましたが、支持率の差に多くの相違点が見つかりました。その相違点からも、本来なら選挙結果の縮図足るべき出口調査では、やはり協力者 と 非協力者の集団に、統計学的な偏りが出てきていると考えられます。
すなわち多くのリベラルメディアが与えたイメージに対して従順な投票者は、メディアを名乗る出口調査に協力しやすく、新保守層などの投票者は、出口調査に非協力的な傾向が出ているのではないのでしょうか? 今回のNHK出口調査では、自民党に辛めの数値が出ており、自民単独過半数ギリギリの情勢から、自民単独絶対安定多数の結果という差異に現れてしまいました。
我が家では、テレビ開票速報の音声をミュートにし、NHK-FMのラジオ開票速報を、いつもの様に聴いていました。NHK-FMのラジオ開票速報では、ラジオ深夜便を完全休止にして、午前 5時まで約 9時間、開票速報を連続放送しています。特に午前 4時26分頃から、初めて小選挙区の開票結果を「自動音声システム」で読み上げ、そのまま放送していました。
FM長野は、午後 8時55分 と 10時55分のFM長野ニュースで、最新の開票状況を速報。党派別当確者数を交えて共同通信社の分析を伝えていました。またJFN報道特別番組による開票特番を、10時から 1時間放送しています。長野県内小選挙区の当選者は、自民 4 立憲民主 1。1区 2区 3区合わせて、自民 1 立憲民主 2 計 3名の復活当選がありました。
今回の開票速報特番では、やはり小選挙区比例代表並立の特性からか、当選確実よりも、有名議員の「落選確実」速報が、センセーショナルで目立ちました。落選確実を、出口調査だけで判定するのは 無理があり、実票集計による比例議席予測と、惜敗率試算が必要になります。また東京・京王線内で通り魔事件が発生し、その緊急報道にも速報時間帯を費やしていました。
解散時のブログに可能性を書きましたが、共産党と共闘して、小選挙区対策に傾斜した立憲民主党は、比例で惨敗しました。枝野 代表は 辞任しています。また日本維新の会は、前回比約 4倍の大躍進でした。政治は、勧善懲悪の様な単純なものでないはずです。維新・吉村洋文 大阪府知事のコロナ禍での試行錯誤は、広範な有権者に、立憲民主の権力志向より上席と映った様です。
与党敗北のシナリオに酔い、メディアが注目点に取り上げなかった改憲勢力は、発議に必要な 3分の2を超えています。ただリベラルの血が流れる岸田首相に、憲法改正のやる気は 見えてきません(笑)。謎の収束から COVID-19パンデミックの状況次第で、命運も決まる岸田内閣。有権者の動向より先行する、ウイルス群の動向に、やはり注目せざるを得ません。