第748回ランキング
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BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson] - 第 2 位 ( △ )
abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之] - 第 3 位 ( ▽ )
NHK BSプレミアム・外国テレビドラマ「シカゴ・メッド」エンドクレジット テーマ音楽 [Atli Orvarsson] - 第 4 位 ( ★ )
LOVE PSYCHEDELICO “Place Of Love”
♪ 抜群の調性感を有するデリコサウンドの佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「おんな城主 直虎」テーマ音楽[菅野よう子]
3日に、第3次 安倍内閣の第3次 改造がありました。前回の改造も、8月 3日に行われ、ちょうど 1年目の改造となります。今回の改造は、麻生 副総理(内閣法 第9条の第1順位指定大臣)と、菅 官房長官という骨格に変更がありませんでした。その他の陣容では、野田聖子 総務大臣、河野太郎 外務大臣、そして鈴木俊一 五輪担当大臣に意外性を感じました。
組閣に関する情報は、前日の午後あたりから漏れ始め、深夜には ほぼ閣僚の顔ぶれが内定。当日は 午後 1時27分、留任した菅義偉 内閣官房長官から閣僚名簿が発表されました。NHK総合・信越放送・長野放送・長野朝日放送が生中継しています。この閣僚名簿発表を視ていて気付いたのは、内閣担当 と 内閣府特命担当が数多く付いており、大臣担務がやたらある事です。
まち ひと しごと創生だの、人づくり革命だの、発表した菅 官房長官が言い間違えて訂正する一幕もありました。特命事項は、最も適した主幹大臣に任せるのが筋で、復興・五輪など法律によって増員が認められた大臣ポストこそ、真の特命担当大臣だと考えます。また革命の他に、横滑りという語彙も、公式発表する閣僚名簿の表現で使うべきではないと思いました。
【内閣総理大臣臨時代理 就任予定者 官報掲載順位:1位・麻生太郎 副総理大臣 2位・菅義偉 内閣官房長官 3位・茂木敏充 経済再生担当国務大臣 4位・野田聖子 総務大臣 5位・林芳正 文部科学大臣】
7月28日に稲田朋美 防衛大臣が辞任し、この内閣改造までの 7日間は、岸田 外務大臣が防衛大臣を兼任しました。正直に言って私は、陸自日報問題よりも遥かに、この外務・防衛大臣兼任の人事が驚きでした。外務大臣 と 防衛大臣は、重大な国運の盛衰に対して、原因 と 結果の関係をもたらす、最も分離しなければならない閣僚です。それを 7日間ですが兼任させたのです。
緊迫した外交交渉の最高責任者が、同時に防衛攻撃命令を発する最高責任者を兼ねていたら、相手国は 一触即発のメッセージと受け取ってしまいます(笑)。外務大臣 と 陸海軍(防衛)大臣の兼任例など、太平洋戦争を開戦遂行した東條英機 内閣(17日間)や、韓国併合をした桂太郎 内閣(45日間)など、武力行使前提の時期しかなく、戦後には 類例がありません。
短期間とは言え、外務大臣に防衛大臣を兼任させる事自体、安倍 内閣の秘蔵っ子だった稲田 前防衛大臣を守り切れなかった防衛省組織に対する、安倍 首相の不満の表れとも受け取れます。しかし どんな理由があったとしても、外務大臣 と 防衛大臣さらに 財務大臣は、例え短期間でも国家の根幹を支えあう、意図的な兼任が許されない重要閣僚だとの認識が必要だと考えます。
最近 安倍 首相の体調はどうなのか? あまり報道もないので少し気になっています。革命や 横滑り という語彙を 気にせず平気で使ってしまう内閣官房、外相の防衛相兼任、やたら多い特命担当など、長命政権の仲間入りをしてきた安倍 内閣に、注意シグナルも垣間見えてきました。憲法改正の自民党提案が視野に入った、安倍 内閣の今後に注目が集まっています。