チャート★ドランカー BLOG

1. 第 １ 位 （ ⇒ ）
   ＮＨＫ総合・特選！時代劇「お登勢」テーマ音楽 ［野村知成・藤野登］
   ♪ ＮＨＫに電話問い合わせたところ、音楽制作者の正式記録がありませんでした。➝ このブログでは 音響効果担当者が制作したと独自に特定。
2. 第 ２ 位 （ ⇒ ）
   英国 ＩＴＶテレビ・ｉｔｖ ＮＥＷＳ ＡＴ ＴＥＮ テーマ音楽 ［Ｊｏｈｎｎｙ　Ｐｅａｒｓｏｎ］
3. 第 ３ 位 （ ⇒ ）
   林部智史 “Ｏｍｏｉｄｅ”
   ＢＳ松竹東急・土曜ドラマ「商店街のピアニスト 永遠の調べ」主題歌
4. 第 ４ 位 （ ★ ）
   ｂｅａｂａｄｏｏｂｅｅ × Ｌａｕｆｅｙ “Ａ　Ｎｉｇｈｔ　ｔｏ　Ｒｅｍｅｍｂｅｒ”
   ♪ ボサノバの旋律をなぞっている感じがありますが、ポップサウンドの和音が色濃い佳曲。
5. 第 ５ 位 （ ▽ ）
   ドレスコーズ「最低なともだち」
   ＢＳテレ東・土曜ドラマ９「たそがれ優作」主題歌

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　スキャンダルというより完全な刑事事件です。この事件報道で私は、ＫＢＣ九州朝日放送の沢田幸二 役員待遇エクゼクティブアナウンサーを常に思い出していました。ＫＢＣラジオの看板番組「ＰＡＯ～Ｎ」放送開始の午後 １時ジャストから、リターン オブ ドラゴンに乗せて、番組紹介を装いながら（笑）芸能界の最新ニュースを徹底的に茶化しまくる、あの前ピンと一緒にです。

　日本のマスメディアで、唯一ジャニーズ事務所や所属タレントのスキャンダルと真っ向から対峙していたのは、沢田幸二 エクゼクティブアナウンサーのＰＡＯ～Ｎ前ピンでした。沢田アナは、その対峙を笑いに変換しつつも、北部九州地区へ痛烈な生放送を連日行っていました。その沢田 アナ以外のマスメディアは、ジャニーズ事務所に対して忖度し、批判を一切避けていたのです。

　ジャニー喜多川 元社長の性加害を告発したのは、英国・ＢＢＣテレビの報道番組からでした。放送直後 ジャニーズ事務所 と 日本のマスメディアは、沈黙ではなく無視していたのです。そして国連人権理事会が調査を始めてから、一変してきます。国連人権理事会は、戦争犯罪や独裁国家での人権蹂躙などを調査しています。その対象にジャニーズ事務所がマークされたのです。

　芸能プロダクションのジャニーズ事務所が、シリアのアサド政権と同じ扱いになるとは 前代未聞です。同性を対象とした性加害の常習性が、女性所属タレントが存在しないジャニーズ事務所の根本的な企業スタンスと一致してしまっていました。ジャニー喜多川という人物がトップであった以上、タレントのスカウト自体が、被害者の供給目的だったのだと捉える事さえできます。

　この段階で初めてマスメディアは 方向転換を始めました。但し この方向転換は、いかにも嫌々の様に見えました。加害への関与を完全否定出来ないからです。ジャニーズ事務所も、事実関係を認める記者会見をする前に、所属タレントを集めて決起集会を開いたそうです。その目的は ただ一点。犯罪加害の暴露を自らの苦境と捉え、やり過ごそうとするため団結が必要だったのです。

　ジャニー喜多川 元社長の性加害は、その被害規模、継続性からも、完全な凶悪犯罪です。その犯罪の着手から隠蔽までに組織的関与を認めるならば、従犯教唆犯まで含む その処罰可能性だけで、ジャニーズ事務所はおろか、テレビ・ラジオ局を含めた日本のマスメディアに及びます。その第１歩となってしまう関与の自己批判に、マスメディアは 恐る恐る踏み込み始めました。

　被害者団体などは、人類史上最悪の性虐待事件と断じていますが、人類史上最悪ならば、民事の損害賠償に限定出来たとしても巨額です。テレビ局が所属タレントとの関係を一度切ろうとし、ラジオ局が所属タレントの曲オンエアを自粛する行為は、芸能プロダクションが犯罪者になった場合、手を貸していると糾弾されるのを まず防ぐ目的なのです。狡猾な対応としか見えません。

　この断罪は、抜け道だらけです。法を超えた救済ならば、ジャニーズ事務所が裁判所の代わりになるので（笑）事件が軽減してしまいます。加害者の責任だけでなく、被害者の刑事追求姿勢も問われているのです。私は ジャニーズ事務所という存在に、言い様がない怪奇性を感じてしまいます。この底知れぬ呪われた怪奇に、法正義がどこまで通用するのか？ 疑問は消えません。

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   ＮＨＫ総合・特選！時代劇「お登勢」テーマ音楽 ［野村知成・藤野登］
   ♪ 音楽制作は、音響効果担当者であると独自に特定しました。
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   林部智史 “Ｏｍｏｉｄｅ”
   ＢＳ松竹東急・土曜ドラマ「商店街のピアニスト 永遠の調べ」主題歌
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   ＢＳテレ東・土曜ドラマ９「たそがれ優作」主題歌

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　２０２８年に全国民放ＡＭ ４４局は ＦＭになると、大々的に民放連が記者会見を打ってから ２年が経過しました。総務省が法的に整えたＡＭ停波の第１次 実証実験に参加したのは、僅か １３局 ２９・５％に留まっています。既に放送免許更新は 終えており、これ以上実証実験の参加が増える事はありません。民放連の見通しの甘さが、この参加局数の少なさに露見しています。

　ＡＭ停波の第１次 実証実験に参加する局は、ＩＢＣ岩手放送、ＩＢＳ茨城放送、ＢＳＮ新潟放送、ＭＲＯ北陸放送、ＦＢＣ福井放送、ＳＦ東海ラジオ放送、ＫＲＹ山口放送、ＲＮＢ南海放送、ＲＫＢ毎日放送、ＫＢＣ九州朝日放送、ＮＢＣ長崎放送、ＲＫＫ熊本放送、ＭＢＣ南日本放送、以上 １３局です。その内 １２局は、中継局停波だけで実証実験に参加します。

　親局である本局送信所の停波。即ち第１次 実証試験で、完全なＦＭ移行まで目指す唯一のＡＭ局は、ＫＲＹ山口放送です。発表となった実証実験日程では、来年　２月　５日の須佐田万川中継局（萩市・３００Ｗ）の停波を皮切りに順次停波を行い、７月２９日に本局送信所（周南市・５ＫＷ）を停波します。また送信出力を下げる減力放送を行う予定も含んでいます。

　ＫＲＹ山口放送は、全国のＡＭ局の中でＦＭ補完放送網が最も充実していました。山口県内のＮＨＫ－ＦＭ送信施設 １６局、ＦＭＹエフエム山口の送信施設 １１局に対して、ＫＲＹ山口放送のＦＭ補完中継局は １４局もあり、実証実験参加の基準である既存ＦＭ局の世帯カバー率 ９０％を完全にクリアしています。従って第１次 実証実験の段階で、親局停波まで踏み込めるのです。

　またＫＲＹ山口放送は、デジタル同期放送というＦＭ補完中継局の周波数を統一する技術を独自開発しています。１４局あるＦＭ補完中継局の周波数は、ふたつにまとめられており、電波干渉なくカーラジオなどでの移動聴取が可能になっています。このデジタル同期放送は、革命的な送信手法で、それだけＫＲＹ山口放送が、最も先進的なＦＭ補完中継を行っている証拠です。

　しかし他の民放ＡＭ局は、ＫＲＹ山口放送の域まで達していません。次に先進的とされる ＩＢＳ茨城放送や ＲＮＢ南海放送には、デジタル同期放送の技術が無く、親局である本局送信所の停波実験まで踏み込めずにいます。またＫＲＹ山口放送も、実証実験の進行状況で固定客であるリスナーが、どうＡＭからＦＭへ切り替わっていくのか？ その過程こそ真の実証実験となります。

　ＫＲＹ山口放送は、厳しいカバー率基準をクリアしました。１４局ものＦＭ補完中継局を設置出来た背景には、日本海側での外国電波混信対策、そして瀬戸内海側での南海トラフ巨大地震対策のＦＭ補完中継がフル仕様で認められたからです。故に周波数がふたつに統一されています。親局停波の先駆けとなる、ＫＲＹ山口放送が行う第１次 実証実験に注目が集まっています。

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（追記）　週間放送視聴日記（２０２４年　３月１５日）に、ＡＭ停波 第１次実証実験の先にあるもの を掲載しました。

（追記）　週間放送視聴日記（２０２４年　５月１０日）に、ＡＭ停波 実証実験で ｒａｄｉｋｏ が除外される理由 を掲載しました。

1. 第 １ 位 （ ⇒ ）
   ＮＨＫ総合・特選！時代劇「お登勢」テーマ音楽 ［野村知成・藤野登］
2. 第 ２ 位 （ △ ）
   林部智史 “Ｏｍｏｉｄｅ”
   ＢＳ松竹東急・土曜ドラマ「商店街のピアニスト 永遠の調べ」主題歌
3. 第 ３ 位 （ ▽ ）
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5. 第 ５ 位 （ ★ ）
   ＹＯＡＳＯＢＩ「勇者」
   ＴＳＢ 日テレ・アニメ「葬送のフリーレン」オープニングテーマ
   ♪ 間奏部のコーラスで、ハイテンポにしたグレゴリオ聖歌的な要素を感じます。

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　大晦日 放送される「第７４回 ＮＨＫ紅白歌合戦」の出場歌手が決定しました。１０－ＦＥＥＴ・Ａｄｏ・キタニタツヤ・伊藤蘭・すとぷり・大泉洋・ａｎｏ・Ｍｒｓ.ＧＲＥＥＮ ＡＰＰＬＥ らの初出場が発表になっています。最多出場は 石川さゆり の ４６回です。

　今回の「紅白」司会は、有吉弘行（初）橋本環奈（２回目）浜辺美波（初）高瀬耕造 アナ（初）。組別司会は無し。出場歌手は ４４組、初出場が ３組増の １３組。職員アナの登竜門である今年のラジオ実況アナは、１７日現在 発表されていません。なお連続・常連出場からの「落選組」は、ＳＥＫＡＩ　ＮＯ　ＯＷＡＲＩ、関ジャニ∞、日向坂４６など となっています。

　歌手でなくタレントと表現しますが、今まで一定枠を確保してきた、ジャニーズ事務所の所属タレントは、一斉に紅白出場歌手から消滅しました。ジャニーズ事務所が関与したタレントが出場しない紅白は、１９７９年以来なんと ４４年ぶりになります。いかに長年に渡ってジャニーズ事務所が、日本の音楽業界を牛耳ってきたのかが、紅白出場歌手の推移だけで明確です。

　このブログで行っている出場者歌手のリストに基づく試算。紅白歌手の出場回数平均値は ８・１５回（前年比 マイナス ０・１８）。出場 ５回以下の歌手が全体に占める割合は ５６・８％（前年比 マイナス ２・７）。ジャニーズ事務所枠の空きを、ベテラン歌手の復活で埋めていません。放送時間短縮になった場合に備えて、切りやすい歌手を多くブッキングしています。

　今年の紅白は、総合テレビ・ＢＳプレミアム４Ｋ・ＢＳ８Ｋ・ラジオ第１で生放送されます。来年度のＢＳ減波、そして再来年のラジオ減波と、ＮＨＫは重大な変革が迫っています。ラジオ減波以降、ＡＭ と ＦＭを対等に放送していくのであれば、紅白の生放送は 音質重視のＦＭ波が適切だと思うし、ＢＳＰ４Ｋ と ＢＳ８Ｋ両方でやる意義があるのか、それこそ甚だ疑問です。

　ジャニーズ事務所を怪奇だと、このブログで断じましたが、実は 紅白出場歌手の選考も、怪奇な世界に類しています（笑）。選考基準のひとつである世論調査やネットアンケート調査の結果は、非公開で闇のベールに包まれているのです。何かスキャンダルが起きてからではなく、放送時間の短縮や構成演出の手法も含めた紅白歌合戦の抜本的改革は、今着手すべきだと考えます。

　煩い司会が終わったと思いきや、ちゃっかり初出場な大泉洋には、ＨＴＢ北海道テレビ「水曜どうでしょう」鈴井貴之・藤村忠寿・嬉野雅道の ３名が、ＮＨＫホールにサプライズ登場（笑）。これだけ期待（笑）。そして大晦日の午後 １１時４５分ジャストに発生する、紅白エンディングから ゆく年くる年 への急激なギャップ（映像落差）こそ、必ず毎年期待しています。

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（追記）　今年のラジオ実況アナは、渡辺健太 アナ と 森田茉里恵 アナに決まりました。

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4. 第 ４ 位 （ ★ ）
   Ｆｌｅｅｔｗｏｏｄ　Ｍａｃ “Ｌｉｔｔｌｅ　Ｌｉｅｓ”
   ♪ ラジオ リヒテンシュタイン ネット中継で聴いた、牧歌的な旋律なのに リズムの刻みがブルースロックを伝えている美しい和声の秀逸曲。
5. 第 ５ 位 （ ⇒ ）
   ＹＯＡＳＯＢＩ「勇者」
   ＴＳＢ 日テレ・アニメ「葬送のフリーレン」オープニングテーマ

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　ＮＨＫ衛星放送の減波が迫ってきました。２Ｋでは、１２月　１日から ＢＳ１ だけの放送になります。では減波されるＢＳプレミアム（ＢＳＰ）は、１２月から翌年　３月まで何を放送するのか？ ガイダンスを流すらしいです。２０１１年 アナログテレビ最期の １２時間を思い出しますが、グレーアウトに近い感じではなく、動画的要素を加えたガイダンスだそうです。

　ＢＳＰで ２時間先行放送している大河ドラマも、チャンネル変更のお知らせが出始めました。長年大河ドラマが日曜午後 ８時だと刷り込まれているので（笑）私は ＢＳＰの先行放送を殆ど視ていません。ですがＢＳの大河ドラマ ２時間先行は 定着しており、衛星放送の視聴率調査でも上位にランクされています。もちろん１２月以降も、２時間先行放送は 続きます。

　今年のＮＨＫ大河ドラマは「どうする家康」。毎年書いている開始時レビューには、期待感を滲ませたのですが、作者である古沢良太に、歴史観が不足していると結局気付いてしまいました。第３回のサブタイトル「三河平定戦」に深い歴史観を感じたと書いてみたのに、第６回「続・瀬名奪還作戦」第１８回「真・三方ヶ原合戦」で、金メッキは 剥がれてしまったのです（笑）。

　第３９回「太閤、くたばる」に至っては、大河ドラマ史上最も汚濁したサブタイトルです。歴史観の枯渇から吐き出た、古沢良太の稚拙な捨て台詞だと思わざるを得ません。その癖 次回の本編では、豊臣秀吉逝去と文字を出し、失笑してしまいました。２０２０年「いだてん～東京オリムピック噺」の宮藤官九郎には及びませんが（笑）歴史嫌いのライターだったと自証しています。

　このブログでも ２００８年「篤姫」の田渕久美子あたりから、シナリオライターの歴史観の欠落に疑問を呈してきました。ＮＨＫの大河ドラマ脚本家の選考にも、同じく疑問が顕在化しています。さらに一時期の歴史考証人事も同様です。この国の歴史を大河ドラマで伝えようとするのではなく、この国の歴史を大河ドラマで遊び半分に崩していこうとするかの様でした。

　但し豊臣秀吉 役のムロツヨシは、独壇場と断じられる名演が連発し素晴らしかったです。また ハコヅメ 〜 たたかう！交番女子での刑事役が鮮烈だった 山田裕貴。ドラマ２５・直ちゃんは小学三年生の 杉野遥亮。ドラマ２４・しろめし修行僧の 岡部大。水曜どうでしょう的には、今でもｎｏちゃんな 音尾琢真など、優れた若き個性派俳優が、徳川十六神将を構成していました。

　配役は良質なのに歴史観無きライターが書き殴っていくＮＨＫ大河ドラマでは、６０年に及ぶ放送文化に値しません。来年は 藤原道長役 柄本佑。再来年が田沼意次役 渡辺謙と、これも配役で押さえるところは押さえていますが、やはりライター人選に心配が募ってきます（笑）。世帯視聴率で １０％と底を探っている「どうする家康」の今後の展開に まだ期待しています。

　２０２３年 ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」１９日 放送・第４４回「徳川幕府誕生」
【タイトルバック・クレジット順序（配役発表序列）： ◯ 松本潤 ➝➝ 山田裕貴 ➝ 杉野遥亮 ➝ 板垣李光人 ➝➝ △ 松嶋菜々子 ／ 松本若菜 ➝ 森崎ウィン ➝ マイコ ／ △ 大森南朋 ➝ 音尾琢真 ➝ △ 松重豊 ／ ◯ 北川景子 ➝➝ △ 玉山鉄二 ➝ △ 松山ケンイチ ➝ ◎ 和久井映見 】

　ここに掲載されたピンクレ（１画面に １人だけ配役が紹介される）俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 ／ や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印　 △　 ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。