第505回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
麻衣 “Dreamland”
中部電力 テレビCMソング - 第 2 位 ( ⇒ )
JUJU「くちづけ」
アサヒ フード アンド ヘルスケア テレビCMソング - 第 3 位 ( △ )
CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「鬼平犯科帳‘69‘71」テーマ音楽 [山下毅雄] - 第 4 位 ( ★ )
Adele “Skyfall”
♪ 映画「007シリーズ」の主題歌らしくフル オーケストラ と ブルージーな歌唱が一体化した佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
NHK総合テレビ・よる☆ドラ「眠れる森の熟女」劇中効果音楽 [高見優]
先月 お隣のFM新潟は、本社演奏所所在地である新潟市と、災害時の緊急情報を確実に伝達するための協定を締結しました。国の全国瞬時警報システム(J-ALERT)にも対応し、新潟市全区を対象にした緊急告知FMラジオ放送を、来年 4月に始めます。県域FM放送を使って、J-ALERTを含む緊急情報放送を行うのは、全国レベルで初めての事です。
現在多くのJFN加盟局は「緊急地震速報」を実施しています。それぞれの局で独自の基準がありますが、緊急地震速報の発信元は気象庁です。基準を満たせば気象庁の速報を、総ての番組やCMに優先して放送します。緊急地震速報は、東日本大震災以来リスナーの生活に緊急放送として定着しましたが、その他にも津波警報、国民保護情報など緊急放送は存在します。
特に信州において水害の際の避難情報は、極めて重要と言うべきものです。しかし、この水害による避難情報の確実な伝達手段は、ほとんどが市町村の防災行政無線に頼っています。そして 防災行政無線も全国均一に整備されている訳ではありません。私の住んでいる松本市は、防災行政無線の整備が遅れており、自宅では J-ALERTを始め緊急の警報が聴けない状況です。
県域FM放送が その立場を担えば、この様な緊急放送の空白地域が一気に解消されるはずです。しかし、県域FMラジオ局は、夜間無人になる体制が ほとんどです。アナウンサーによる 24時間放送体制は、難しい現状があります。そこで緊急地震速報と同様に、J-ALERTの警報内容を瞬時に放送するシステムがあれば、深夜の大災害などへ充分対応できると思います。
総務省 信越総合通信局は、10月22日に長野県内で起こり得る大災害を想定し、臨時災害放送局 置局のための自助・共助を話し合う組織となる「防災・減災への放送利用行動計画連絡会」を発足しました。FM長野を始めとする県域ラジオ局も参加し、全県で臨時災害放送局が開局できる体制を構築するため、市町村を支援する仕組みの広域整備を目指しています。
国の全国瞬時警報システム(J-ALERT)を、全国民が共聴出来る体制は、緊急地震速報に匹敵するほどの必要性があります。専用ラジオによる自動起動機能は、FMラジオ放送が最も適式です。災害対策基本法の指定地方公共機関である県域FMラジオ局において、J-ALERTを放送するシステム整備は、将来のレゾンデトールにかかわる責務だと考えます。