第420回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
Kalafina “symphonia”
NHK総合・ドキュメンタリー番組「歴史秘話ヒストリア」エンディング テーマ - 第 2 位 ( △ )
NHK総合・大河ドラマ「江 ~ 姫たちの戦国」劇中効果音楽 [吉俣良] - 第 3 位 ( ▽ )
宇多田ヒカル “Show Me Love(Not A Dream)” - 第 4 位 ( ★ )
鈴木宏子「薔薇は美しく散る」
CS ファミリー劇場・アニメ「ベルサイユのばら」主題歌
♪ 往年の名作アニメテーマソングは美旋律な佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
Tokio Hotel “Darkside of The Sun”
11日に 東北から関東地方で、最大震度7(宮城県 栗原市)の「巨大地震」が発生しました。
国内観測史上最大となるマグニチュード 9・0を記録。猛烈な大津波が来襲し、岩手県・宮城県・福島県を中心に、極めて甚大な被害がありました。巨大地震から 10時間経過しても、まだ被災の全容は 殆ど把握ができていない状態です。気象庁は、今回の大地震を「平成23年 東北地方太平洋沖地震」と即日命名。テレビ・ラジオ各局は『東日本大震災』と呼称し始めています。
【犠牲者 1万5899名 行方不明者 2526名 負傷者 6157名】
大津波で壊滅的被害を受けた地区も多く、東北地方は 重大な局面となっています。この午後 2時46分の巨大地震の震源地は三陸沖ですが、直後 3時06分に 最大震度 5弱(岩手県 盛岡市など 11市町村)の余震。午後 3時15分には 茨城県沖を震源地とする、最大震度 6弱(茨城県 鉾田市)の激しい地震と、短時間の内に連続発生。複合大地震の様相を呈しています。
私は地震直前、遅めの昼食の後 NHK-FMを聴いていましたが、緊急地震速報が流れ、すぐ総合テレビを視聴し始めました。総合テレビは、国会中継(参院決算委員会)の最中で、国会内の佐藤龍文 アナが速報を繰り返していた その時、国会議事堂に本震が到達。決算委員長が大きく揺れ始めた照明を見上げる映像で、チャイム入り地震速報へカットインしました。
激震が襲い「東京撮って!」とサブ席ディレクターの怒声が飛び交う中、伊藤健三 アナは「東京の渋谷のスタジオが大きく揺れています」と冷静に速報していました。そして大津波警報発令の緊急警報放送に切り替わっています。NHKは、総合・教育・BS1・BS2・BShi全て同一放送。地上波民放テレビは、テレビ東京も含めて全局が、報道特別番組を開始しました。
フジテレビの安藤優子 キャスターは、ヘルメット姿で地震情報を伝えていました。テレビ朝日は、極めて異例とも言える皇室の安否情報を放送しています。民放BSも通常番組は 打ち切られ、全局が地震情報を放送し続けています。また各テレビ局が設置した沿岸地の「お天気カメラ」は、大津波来襲の映像をライブで撮影し、CNNを通じて全世界へ伝えられています。
FM長野では、地震発生直後から、2001年 9月11日の米国中枢同時テロ以来となる報道特別番組を、JFN全国ネットにより放送。自社制作番組を挟んで、午後 9時からも TFMからの直ネットで、大地震に関する報道特別番組を放送しています。NHK-FMは、緊急地震速報からラジオ第1の同時放送となり、夕刻になると独自の「安否放送」に切り替わっています。
特筆すべきは、FM長野 松本本社スタジオから、高寺直美 アナや 田中利彦 アナが、この地震情報に関する「臨時のFM長野ニュース」を数回送出している事です。この臨時のFM長野ニュースは、信濃毎日新聞制作のクレジットはなく、1988年の開局以来初めて、共同通信社などからの配信を、FM長野が独自編集・制作し送出されたのだと推定しています。
以前ブログにも書きましたが、私は 茨城県 北茨城市で育ちました。隣が 福島県 いわき市で、両市とも烈震に見舞われています。よく知る いわき市 小名浜港が、大津波に襲われるライブ映像を視た時は、全身に表現し難い悪寒が走りました。この映像は、生涯忘れ得ないと思います。深夜になった現在でも、友人・知人・親類などに一切連絡がつかない状態です。
今回の巨大地震では、福島第1原子力発電所に緊急炉心冷却装置停止の可能性が生じ、菅 総理大臣が原子力災害対策特別措置法に基づく「原子力緊急事態宣言」を発令。午後 7時47分 枝野 官房長官が発表しました。大津波による犠牲者の判明も 急激に増えています。事態は 極めて深刻です。『東日本大震災』で被害に遭われた被災地の皆さんへ、心から お見舞い申し上げます。
(追記) この週間放送視聴日記は、大震災当日の11日 午後 11時43分にアップ。その後 マグニチュード・被害規模などは加筆修正しています。なお福島第1原発事故については、大震災当日の報道内容のみに基づき、当時の記述のままで掲載しています。
東日本大震災関連の週間放送視聴日記は、次の通りです。
大震災 翌週(2011年 3月18日) 東日本大震災 直後のラジオ・テレビ放送
大震災 2週後(2011年 3月25日) 未曾有の国難 と 復興への一歩
大震災 6ヵ月後(2011年 9月16日) 東日本大震災から半年
大震災 1年後(2012年 3月16日) 東日本大震災から1年
大震災 2年後(2013年 3月15日) 東日本大震災から2年目の日に
大震災10年後(2021年 2月19日) 東日本大震災 10年目の最大級余震
大震災11年後(2022年 3月18日) 東日本大震災 最大級余震再び