FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第321回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    宮本笑里 “Fantasy for Violin and Orchestra”
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Kalafina “Lacrimosa”
    TBS MBS・アニメ「黒執事」エンディング テーマ
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「天 地 人」テーマ音楽 [大島ミチル]
  4. 第 4 位 ( △ )
    CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「同心暁蘭之介」テーマ音楽 [渡辺岳夫]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Raphael Saadiq “100 Yard Dash”
    ♪ 純ソウルと言い切れる佳曲。

 昨年 秋に大改編を実施したFM長野に、この春 大きな番組異動は ありませんでした。ただ全国民放FM局の中でも類例なき超大型 生ワイドだった“The Step”は、僅か 6ヵ月で 5時間25分から 2時間55分へ放送時間が短縮となっています。どうも“The Step”は、パーソナリティーのキャスティングだけで、番組企画の大半を占めてしまった様です。

 “The Step”は、番組内容のコンテンツを軽視した嫌いがあり、それが僅か 6ヵ月で大幅時間短縮になった原因だと考えます。長年ラジオを聴いてきた方なら理解できますが、生ワイドの原点は、5分から 15分程度のミニ番組の集合体です。生ワイドの要素は、帯でなく点なのです。この本質が解らないと、コンテンツ無き短命の生ワイド番組を制作してしまいます。

 この本質の例外として成立し得る生ワイドは、ただ 1種類だけ。それがヒットチャート番組です。順位を伴うオンエアー楽曲が点になります。この概念の理解度こそ、制作能力へ直結するのです。広告不況の影響からか、全国のJFN加盟局で自社制作率が軒並み低下しました。古くからのFM長野リスナーである私としては、自社制作率に 拘らない番組編成を望んでいます。

 TOKYO FMでも、JFNC制作の“A・O・R”を「ネット」。看板番組“JET STREAM”の機長を、伊武雅刀 氏から 大沢たかお 氏に交替させるなど、ミニマムチェンジも数が目立っています。そんな今回のFM長野の改編で注目したのは“JET STREAM”の後、平日 午前 0時55分に「FM長野ニュース」(JFNニュース)が新設された点です。

 以前から最終のFM長野ニュースが早過ぎる(21時55分)と、このブログで指摘してきました。深夜のFM長野ニュースが新設されたのは、この改編で一番嬉しく思っています。お隣りのSBCラジオは、遂に平日の24時間放送をやめて、来週から早朝 1時間放送を休止する実験を断行するそうです。FM長野には、足元を見つめた穏やかな番組編成を重ねて期待しています。


(追記) SBCラジオの平日放送休止は 6ヵ月で終了し、また24時間放送へ戻っています。


 FM長野 自社制作番組リスト


 2009年 4月 現在
  1. 【1】FM-NAGANO WEEKLY PROGRAM The Step
       月 ➝ 木 1600 ~ 1855
       陣内大蔵・田中利彦・林マヤ・ちのみえこ
  2. 【2】Oasis 79.7
       月 ➝ 木 0730 ~ 1000
       伊織智佳子
  3. 【3】Good morning radio!
       金 0730 ~ 1049
       小林新
  4. 【4】346 GROOVE FRIDAY!
       金 1600 ~ 1900
       三四六
  5. 【5】FM-NAGANO SATURDAY D
       土 1130 ~ 1225
       週替わりパーソナリティ

 開局時(1988年10月)から 21年間の全リストは、Basic List に掲載しています。

第322回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    宮本笑里 “Fantasy for Violin and Orchestra”
    ♪ 編曲は 羽毛田丈史。
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「天 地 人」テーマ音楽 [大島ミチル]
  3. 第 3 位 ( △ )
    Raphael Saadiq “100 Yard Dash”
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「同心暁蘭之介」テーマ音楽 [渡辺岳夫]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Kalafina “Lacrimosa”
    TBS MBS・アニメ「黒執事」エンディング テーマ
    ♪ 1位 1週、登場 5週。

 5日に 北朝鮮は 人工衛星打ち上げと称し、長距離弾道ミサイルを太平洋に向けて発射。ミサイルは、日本領空を通過しました。NHK総合テレビは、発射から 2分後の午前 11時32分、登坂淳一 アナが「北朝鮮発射情報」とのタイトルで「飛翔体」発射を速報しています。ニュース原稿なしで、首相官邸 危機管理センターからのオンライン緊急情報を 即時読み上げました。

 前日に誤探知のミスもありましたが、NHKでは、初めてアナブースに緊急情報ネットワークシステム「Em-Net(エムネット)」の端末を設置。情報更新の度に、スタジオで鳴り響いているEm-Netのアラームが、放送音声へも入っています。この従来にない速報体制を整えたため、北朝鮮ミサイル発射のニュースは、NHK総合テレビが 全世界で最も早く報道しました。

 直後から民放テレビ各局も、一斉に報道特別番組を開始。午前 11時37分になってミサイルは、日本領空を通過したとの情報が入り、スタジオからも安堵感が流れました。今回ニュース原稿でなく、Em-Net(エムネット)」の端末に表示される情報を、そのまま伝えるのは、NHKとして チャレンジだったと思います。伝達には、やはり多少不馴れな面が視られました。

 FM長野では、午前 11時36分“キユーピー HEART OF SUNDAY”の放送中に、TOKYO FM 報道・情報センターからカットインで、発射の第1報を、JFN38局を通じて全国にオンエアーしました。続いて 11時44分に ミサイル太平洋到達の第2報。さらに 11時55分からのFM長野ニュースでは、小林新 アナが ミサイル発射の詳報を伝えました。

 そして正午には“au ONAIR MUSIC CHART”の放送開始を遅らせて、TFMが全国へ特設ニュースを放送しています。「テレビ ラジオを通じて情報を知らせる」との政府要請を受けて、FM長野の発射情報は 迅速だったと思います。なお日本国内で着弾等の被害はなく、武力攻撃事態・予測事態による国民保護法で規定された「警報放送」もありませんでした。

 また防衛大臣の破壊措置命令により、国内 4ヵ所に配置された、ミサイル防衛(MD)システムからの迎撃弾は、発射されていません。国内実戦配備のパトリオット ミサイル・PAC-3を、今回初めてテレビ画面で視ましたが、非常にコンパクトな機動的装備で驚きました。東京・市ヶ谷の防衛省敷地に配備されたPAC-3は、満開の桜と 不思議なコントラストでした。

 朝鮮中央放送は 9日 正午に「重大放送」として、金正日 国防委員長の再選を発表しました。北朝鮮における国家の最高ポストは「国防委員長」です。同日夜 放映した最高人民会議 での金正日 国防委員長の姿には、やつれた感じが残っていました。今回のミサイル発射が、北朝鮮の思惑から離れ、国民保護法に基づく警報放送の重要な訓練となった事は 間違いありません。

第323回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「天 地 人」テーマ音楽 [大島ミチル]
  2. 第 2 位 ( △ )
    Raphael Saadiq “100 Yard Dash”
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    宮本笑里 “Fantasy for Violin and Orchestra”
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NBS フジ・木曜劇場“BOSS”劇中効果音楽 [澤野弘之・和田貴史・林ゆうき]
    ♪ ちょっと没個性ですが、数トラック存在する劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「同心暁蘭之介」テーマ音楽 [渡辺岳夫]

 お気づきの方も あるかと思いますが、このブログに ファビコン(favicon)を設置しました。ファビコン(favicon)とは、ウェブサイトのシンボルマークを使った小さなアイコンを指します。Favorite icon が造語の由来です。ファビコンは、ブラウザのタブやアドレスバーに表示され、インターネットの世界でウェブを識別するマークとして普及し始めています。

 このブログのファビコンは、ライトグリーン色のバックに、週間選曲リストの選曲理由マーク「8分音符」を白抜きで表現してみました。現在 総ての主要ブラウザは、ファビコンをサポートしており、皆さんのアドレスバーにも、白抜き 8分音符のファビコンが表示されていると思います。やはりアドレスバーのファビコンは、なによりもブログのシンボルの様に見えます。

 このブログは、テキストオンリーです。画像が非常に少なく、バナーが付いたトップページ・サイドバーからの外部リンクは、インターネットの総本山“W3C”へのデザイン(CSS)検証リンクなどにのみ限定されています。他に このブログから由来している画像と言えば、このブログの公式バナーぐらいなものです。但し 公式バナーは、PCからのみ表示されます。

 流石にフォト ギャラリーのページぐらいは設置して、このブログペットである かめクン のご近影(笑)などを紹介したいと考えない訳ではありませんが、また実現に至っていません。ページを重くする画像の多用をしたくないため、トップページには、最小数のバナーリンクしか設置していませんでしたが、今回新たに、ブログ独自のファビコンを、全ページに表示しました。

 特にファビコンは、PCだけでなく、モバイル ブログのアドレスバーにも全ページ表示されます。モバイル ブログは、ページの表示範囲が限定されているので、欄外のアドレスバーに表示されたファビコンは、大変目立ちます。ちょこんと(笑)設置したファビコンに象徴される様に、これからも 引き続きシンプルなデザインで、読みやすいテキストブログを目指します。

 ご愛読者の皆様のブックマークリストなどに、このブログのファビコンが さりげなく表示されているとすれば、ブロガーとして これに優る喜びはありません。8分音符は、週間選曲リストの「選曲理由」マークとして、ブログ開始以来使用してきました。ライトグリーンの地に 8分音符がデザインされた ファビコン を、今後とも ご愛顧のほど よろしく お願い致します。


(追記) 2016年 4月に、このブログ独自のフォト ギャラリー「ブログ写真館」を設置しました。

(追記) 2018年10月から、公式バナーに代わって、ファビコンのデザインを基調に色彩を反転させた、PC・モバイル共通の「ブログマーク」を、全ページに設置しました。

第324回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Raphael Saadiq “100 Yard Dash”
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「天 地 人」テーマ音楽 [大島ミチル]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    宮本笑里 “Fantasy for Violin and Orchestra”
  4. 第 4 位 ( ★ )
    阪井あゆみ「横顔」
    NBS KTV・ドラマ「白い春」主題歌
    ♪ 和声が整っている佳曲。予告の裏で流れているのが残念です。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NBS フジ・木曜劇場“BOSS”劇中効果音楽 [澤野弘之・和田貴史・林ゆうき]

 テレビのベストテン番組と言えば、やはり名実共にTBSテレビの「ザ・ベストテン」が まず挙げられます。諸説ありますが 4部門集計で総合順位を決定する手法は、QR文化放送の「全国歌謡ベストテン」。そして毎週 70位近くまで総合順位を深く算出する手法は、福岡・RKB毎日放送の「RKBベスト歌謡50」。この 2番組がモデルだと、私は 推測しています。

 しかし「パタパタ」(笑)の出自が解りません。独特な「得点」表示は どこにも類例がなく、当時用いられた反転フラップ式の空港発着案内盤にヒントを得た独創だと、ずっと思っていました。ところが、どうも違っていた様です。テレビ朝日では、1月30日から 2月 8日まで放送した、開局50周年記念「50時間テレビ」で流れたVTRに、驚くべき示唆があったのです。

 8日 放送の 50時間テレビ「超大ヒット人気番組ぜ~んぶ見せます!スペシャル」では、あの「ベスト30歌謡曲」も取り上げられており、その特番を視て驚きました。ベスト30歌謡曲 に、パタパタがあったのです。ベスト30歌謡曲 は、歌謡曲ヒットチャート番組の老舗です。既に私が小学生の頃には既に、愛川欽也・五十嵐淳子の司会コンビで放送されていました。

 とにかく大きなスタジオに、1位から 30位までのランキングボードが ぐるっと囲み、順位発表の際 その曲のボードを回転させる仕組みです。ベスト30にランキングされた上位歌手が、必ず出演する訳ではありません。その点 ベストテン歌手に必ず出演交渉して、出来る限り曲を紹介する「ザ・ベストテン」のほうが、ベスト30歌謡曲より優れているのも確かです。

 ところが ベスト30歌謡曲の回転式順位ボードの1番下に得点表示、つまりパタパタがあったのです。私は すっかり忘れていました。5桁のパタパタで通常 4桁の得点が表示していました。ベスト30歌謡曲(1972年放送開始)は「ザ・ベストテン」(1978年放送開始)より先に生まれました。となると あの「得点」パタパタは、ベスト30歌謡曲 が源流となります。

 ちなみに このベスト30歌謡曲の 30曲という単位は、総合 30位まで発表していたQR「全国歌謡ベストテン」(1962年開始)と やはり全く同じです。そして ベスト30歌謡曲 の得点集計に、ベスト30歌謡曲選考委員会 という謎の要素が加味されていたのも、これまたQR 全国歌謡ベストテン の第4資料「ベストテン選定委員会の集計結果」と類似しています。

 順位の公正さでも、ザ・ベストテン を抜き去る事は出来ないと思われます。ですが パタパタ は、ベスト30歌謡曲に前から存在していました。現在 テレビ東京で放送中の「出没!アド街ック天国」が 30位から紹介していくのは、愛川欽也 氏の ベスト30歌謡曲 に対する思い入れとも映ります。「ベスト30歌謡曲」の巨大ランキングボードは、間違いなく独創だったのです。


ブログ開始は 2003年です。

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