第945回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
abn テレ朝・木曜ドラマ「桜の塔」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [村松崇継] - 第 2 位 ( ⇒ )
Noel Gallagher’s High Flying Birds “We’re Re On Our Way Now” - 第 3 位 ( ⇒ )
徳永英明 “tomorrow”
テレビ東京・金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係5〜生活安全課なんでも相談室」主題歌 - 第 4 位 ( ★ )
Kitri “NEW ME”
♪ クラシックの旋律が隠れていて、ジャズと言い切れない佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「青天を衝け」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [佐藤直紀]
衆議院の任期満了は、今年の10月21日です。公職選挙法 第31条1項の規定から、原則 30日前に総選挙を行わなければなりません。つまり 9月26日(日曜)までには、衆議院議員総選挙が執行されます。但し 臨時国会開会中は、さらに延長が可能で、任期満了日に解散(笑)すると、第31条2項が優先されて、11月28日(日曜)まで延ばす事も可能です。
2011年の東日本大震災の時は、発災翌月が統一地方選挙にあたっていました。特例法が施行されて、被災地の首長・議員選挙は、最長 6ヵ月延期されています。ところが衆議院議員は、任期が憲法で定められており、コロナ禍でも任期満了は 絶対で、特例法で延長する事は出来ません。重大な天変など不可能な事態にならない限り、11月までに総選挙は 行われます。
長野県では、4月に参院補選があり、私は コロナ禍で期日前投票をしてきました。また来月 4日には、東京都議選があります。例え緊急事態宣言下でも現状のコロナ禍では、国政選挙は可能だと思われます。となれば今月から 11月までの半年間に衆議院解散、もしくは任期満了に伴う総選挙が間違いなく行われるはずです。菅 首相による解散権行使の選択肢は限られています。
今まで私が忘れられないハプニング的な解散は、1980年の大平内閣不信任決議可決による解散と、2005年の郵政民営化解散です。自民党議員造反による大平内閣不信任決議案可決は、全くのハプニングで、NHKは チャイム入り臨時ニュースを全波出しするほどでした。郵政民営化解散は、解散時 と 総選挙開票速報について、詳細なブログ記事が保存されています。
2021年の場合を考えてみると、菅 首相にとっては、東京夏季五輪が大逆転の劇的成功を収めて、直後に解散総選挙が、最も理想的なシナリオかも知れません。しかしギャンブル的要素が極めて強いのです。特に開催権を握っているIOCが、あの様な金権主義に染まりきっている状態では、開催強行を決断すれば、政府側がコロナ禍の悪役を背負う事にもなりかねません。
開催都市である東京都には、20日まで緊急事態宣言が発出されています。やはり大会開催期間中に緊急事態宣言が継続している状態になれば、五輪中止をIOCに要求するカードは切れるかも知れません。しかし現実的には、無観客もしくは厳しく観客入場を制限した開催に踏み切る可能性が高いのです。あのIOCは、決して自ら中止カードを切らないと推測できるからです。
菅 首相は、1日 100万人という驚異的な新型肺炎(COVID-19)ワクチン接種を進めて、感染沈静化の上での解散総選挙も狙っています。しかしこのシナリオも、壮大なるギャンブルです。イスラエルの人口は、約 900万人。日本の約 1億2000万人と桁が違うのです。「世界史的な接種実験」の最中に、衆議院解散は、ハプニングもある局面になってきました。