第859回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
Tempalay「そなちね」
テレビ東京・ドラマ25「サ道」エンディング テーマ - 第 2 位 ( △ )
NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「盤上の向日葵」劇中効果音楽 [佐久間奏] - 第 3 位 ( ⇒ )
GLAY “into The Wild”
スバル テレビCMソング - 第 4 位 ( ▽ )
にゃんぞぬデシ「勘違い心拍数」
テレビ東京・ドラマ24「Iターン」オープニング テーマ
♪ 1位 2週、登場10週。 - 第 5 位 ( ⇒ )
OKAMOTO’S「新世界」
1日から「消費税」の税率が、8%から 10%まで引き上げられました。但し 生活必需である食料品などには、初の「軽減税率」が導入され、8%に据え置かれています。消費税制度は、平成時代に入って 3ヵ月目の 1989年 4月に、3%の税率からスタートしました。そして令和時代に入って 5ヵ月目の 2019年10月に、二桁の 10%まで上がった事になります。
9月30日から 1日にかけては、NHK総合が特設ニュースを編成して、消費税アップの瞬間を放送しました。まるで ゆく年くる年 の様な感覚です(笑)。この切り替えの瞬間は、軽減品目の食料品 と 10%品目の雑貨類を 24時間販売しているコンビニエンスストアからの生中継が際立っていました。時間自動制御のレジのためか、特に混乱は見られなかった様です。
安倍 内閣は、遂に難題だった消費税 10%を決行しました。世界的に見てみると、最も消費税が高い国は ハンガリーの 27%。次に同点2位(笑)で、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、クロアチアが 25%で並んでいます。いわゆる欧州の高福祉国家です。日本は、消費税を 10%にアップしても、まだまだ消費税の税率が安い国のグループに類します。
軽減税率の導入は、高い消費税を維持するための絶対条件です。27%と、最も消費税が高いハンガリーでは、食料品(外食含む)や医薬品に、日本より低い 5%という軽減税率が掛けられています。その他 インターネット接続料などは 18%に軽減されています。生活必需品に思いきった軽減税率が適用されているからこそ、高い消費税が容認されているのです。
消費税 8%増税時にブログでも書きましたが、新聞購読料を対象とするならば、アナログラジオの購入にも軽減税率を適用すべきです。今アナログラジオの全国普及率は 決して高くなく、大災害の被災地では、いつもアナログラジオの有用性が語られています。アナログラジオこそ、大災害時に最も役に立つツールであり、生活必需品扱いとして軽減税率を適用すべきです。
まだ年金生活者でないので(笑)最近システムを知って驚いたのですが、今回の消費税アップ対策の一貫として、低所得の年金生活者に対して、最大月 5000円を支給する「年金生活者支援給付金」が導入されました。この月 5000円は、一過性の給付でなく、恒久的な給付だそうです。これは、従来の社会保障制度を根底から変える起点となる可能性があります。
この「年金生活者支援給付金」は、今後給付水準の見直しはあるかも知れませんが、あくまでも厳しい給付条件付きながら、システム的には ベーシック インカム制度を模索している可能性があります。この給付金の原資は、今回の消費税アップ分だそうですが、高消費税の高福祉国家への道程として、ベーシック インカム制度への初歩的なテストを始めた感じがしてなりません。