第577回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
CS時代劇専門チャンネル・時代劇「大岡越前」テーマ音楽 [山下毅雄] - 第 2 位 ( △ )
NHK総合・大河ドラマ「軍師官兵衛」テーマ音楽 [菅野祐悟] - 第 3 位 ( ▽ )
桜井美南「今かわるとき」
テレビ東京・ドラマ24「なぞの転校生」オープニング テーマ
♪ 1位 5週、登場12週。 - 第 4 位 ( ★ )
井手綾香「飾らない愛」
NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「今夜は心だけ抱いて」主題歌
♪ 旋律構成に類例を感じますが、ラストから 終奏部は 実に美しいバラード佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
DREAMS COME TRUE “AGAIN”
TSB 日テレ・ニュース番組“NEWS ZERO”テーマソング
新年度がスタートした 1日から「消費税」の税率が、5%から 8%まで引き上げられました。消費税は、昭和から平成になって僅か 3ヵ月目の 1989年 4月に、3%の税率からスタート。0%から 3%となる消費税導入時は、ありとあらゆる製品やサービスの価格・料金に徴税するシステムを構築しなければならず、大変な騒ぎだったのを覚えています。
世界的に見てみると、最も消費税が高い国は ハンガリーの 27%で、次いでノルウェーやスウェーデンが 25%と 高福祉国家が並んでおり、日本は 消費税が最も安い国に挙げられていました。1997年 4月に 3%から 5%引き上げられて以来 17年ぶりの増税です。さらに今回だけでなく、来年10月には 8%から 10%へのアップも計画されています。
その際には、一般消費者の負担増を減らすため、日常品や食料品などの税率を抑える、日本にはない軽減税率制度の導入も予定されています。その軽減税率を適用する品物の選定を巡って 現在議論が進行中です。消費税率が高い国では、食料品を始めとした生活必需品に対して、大幅な軽減税率が設定されていることも多く、適用される品目は その国によって異なるのです。
イギリスは、消費税 20%と 高額ですが、食料品・水道水・医薬品などの税率は 0%と思いきった非課税政策が取られています。消費税が付加されずに食料品を購入できるという訳です。消費税 22%のイタリアでは、軽減税率が細かく定められており「食肉・鮮魚・卵」などは 10%が適用。「生鮮野菜・牛乳・書籍」に至っては 4%という低い軽減税率となっています。
日本でも、まずは「口に入る」生活必需な食料品から、軽減税率を導入する事が急務です。また新聞購読料を軽減税率の対象とするくらいなら、アナログラジオの購入にも軽減税率を適用すべきだと、私は思います。アナログラジオこそ、非常災害には最も役に立つ情報ツールであり、普及をはかる意味でも、生活必需品としてアナログラジオ購入の際に軽減税率を適用すべきです。
先月末まで 消費税アップ前の駆け込み需要が喚起されていましたが、これからは、既存商品の価格競争が起き、それが新たな消費喚起になると予測する人もいます。増税後の景気への影響も気になるところですが、あくまでも消費税は、福祉を主たる目的とした租税であり、年金制度などの安定と充実が、消費税アップの絶対条件である事は 間違いありません。