FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第513回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    城南海 ~ きずきみなみ “Silence”
    NHK総合・時代劇「薄桜記」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    スターダスト・レビュー “Crying”
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    LOVE PSYCHEDELICO “Beautiful World”
  4. 第 4 位 ( ★ )
    美輪明宏「ヨイトマケの唄」
    ♪ 第63回 NHK紅白歌合戦で視聴した、他を圧倒する追従を許さない歌唱。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    BSフジ・時代劇「鬼平犯科帳‘71」テーマ音楽 [山下毅雄]

 明けまして おめでとう ございます。 2013年(平成25年)の新春を迎えました。

 今年最初の週間放送視聴日記は、まず年末・年始のテレビ・ラジオ番組を振り返ります。12月28日 発表の FM長野“COUNTDOWN JP”年間第1位は、福山雅治「生きてる生きてく」 (推定得点:92) 。「コスモ ポップス ベスト10」年間第1位は、ONE DIRECTION “What Makes You Beautiful” (推定得点:105) が それぞれ獲得しました。

 30日の「第54回 日本レコード大賞」は、AKB48が「真夏のSounds good!」で連覇。この大賞発表の際に、服部克久 制定委員長から発せられた「これが歌謡界の現状」コメントには、意味深なものを感じました。プレゼンターとして意を決した、相当踏み込んだスピーチだと思います。視聴率は、16・6%(関東地区)と昨年より上昇しました。

 大晦日 放送「第63回 NHK紅白歌合戦」は、またもや白組が優勝しました。視聴率は、前半 33・2%、後半 42・5%でした。前回 7年ぶりに紅組が勝ったのですが、元に戻ってしまいました。我が家では、ルーターを新しくして、CATVチューナーをネットに常時接続し、昨年までの ワンセグによる視聴者審査員から、 デジタル放送視聴者審査員に新登録しました。

 【最終審査結果:紅組 31万8625 白組 35万1942】

 そのデジタル放送審査員の票数は、紅組 25万9717(51%)白組 24万7463(49%)と、紅組優勢でした。しかし、その他のワンセグ・携帯・スマートフォン・アプリ・会場審査員の合計値が、紅組 5万8908(36%)白組 10万4479(64%)と白が圧倒しており、結局デジタル放送審査員の票差を、逆から抜いてしまう結果になりました。

 私は、12月18日のPR番組で行われた予行投票(紅組 1万0180 白組 2万1479)当日の中間審査(紅組 21万2317 白組 22万4119)そして最終審査、全て紅組へ投票しましたが(笑)デジタル放送審査員の結果は、視聴世帯の気持ちを反映し、モバイル端末からは、組織票的動きも垣間見えるミーハー的な投票行動が、明確になった様に思えました。

 大味な審査結果発表(笑)が終わると、平尾昌晃 指揮による、毎回恒例 蛍の光 合唱のエンディング。そしてNHKホールのバズーカ クラッカーから、三重県 伊勢神宮への11時45分ジャストに生じる「ギャップ」は、やはりデジタル化の影響なのか若干スイッチングの乱れがありましたが 通受けする(笑)見事さでした。伊勢神宮は、今年 式年遷宮の年にあたります。

 正月 2・3日の「第89回 箱根駅伝」(往路 29・1% 復路 27・9%)は、日本体育大が 総合・往路優勝。日体大の総合優勝は、なんと 30年ぶりとなります。復路は駒澤大が優勝しました。日体大が 2分以上の差をつけた往路5区の山登りは、暴風に近い強風のため大荒れの展開となり、中央大・城西大の選手が、ゴール手前で無念の途中棄権をしています。

 NHKラジオ第1放送の箱根駅伝中継は、日テレから提供される映像と、実況なしの音声に基づき、スタジオで行っています。工藤三郎 アナは、芦ノ湖ゴールで鳴るレース終了の花火と、まだゴールしない中央大の選手の様子から、中央大の途中棄権を判断していましたが、日テレの中継では、放送終了直前になって、どうにか途中棄権の情報を滑り込ませていました。

 【経済星取表:(2003年 大納会)『 ● ● 』(2012年 大納会)】

 昨年大納会の日経平均株価終値は、1万0395円18銭と、1年間で 1953円63銭「上昇」しました。年頭日記恒例の経済星取表は、3年ぶりに赤の勝星がついています。大きな経済危機をもたらしたリーマン・ショック以降、世界経済が急激に減速し、青の負星が混んでいましたが、やっと内需・外需に下げ止まり感が出て、先行指標の平均株価に反映されてきた様です。

 ここ長野県松本市は、年末に 20センチ近くの積雪がありましたが、2日夜から 3日朝にかけ、僅かに雪が降っただけで 穏やかな三が日を迎えました。ご愛読者の皆様、今年も『チャート★ドランカー BLOG』を、何卒よろしく お願い申し上げます。

第514回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    スターダスト・レビュー “Crying”
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    城南海 ~ きずきみなみ “Silence”
    NHK総合・時代劇「薄桜記」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    BSフジ・時代劇「鬼平犯科帳‘71」テーマ音楽 [山下毅雄]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK総合・大河ドラマ「八重の桜」テーマ音楽 [坂本龍一]
    ♪ 主旋律に類似性があるのは気になりますが、聴き込む価値もある佳曲。
  5. 第 5 位 ( ☆ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]
    ♪ さらにタイトルバックで使用された新アレンジの劇伴がリスト対象です。

 年末・年始のため、日数が経過した事をお許しください。12月16日の総選挙の結果を受け、26日に特別国会が召集され、安倍晋三 自由民主党総裁が、第96代(57人目)の内閣総理大臣に選出されました。指名後 直ちに組閣に移り、午後 4時51分に、菅義偉(すが よしひで)内閣官房長官が閣僚名簿を発表しています。NHK総合・民放テレビ各局が生中継しました。

 【内閣総理大臣指名獲得 得票率:衆議院 68・6% 参議院 45・7%(決選投票 45・7% )】

 まず注目したのは「第2次 安倍内閣」という名称です。首相経験者が再び組閣をした場合「第2次 内閣」になるのだそうです。調べてみると明治時代では、第2次 伊藤博文 内閣(1892年 ~ 1896年)など、第2次 内閣が多く存在します。元勲達は、文字通りの再チャレンジを重ねてきました。戦後は、第2次 吉田茂内閣(1948年 ~ 1949年)以来となります。

 とにかく目玉は、麻生太郎 元首相の副総理大臣(内閣法 第9条の第1順位指定大臣)兼任となる 財務・金融担当大臣 就任です。遠くは高橋是清 元首相の大蔵大臣就任。直近になると 2001年の第2次 森改造内閣で、宮澤喜一 元首相 と 橋本龍太郎 元首相ふたりが入閣しましたが、それ以来の総理大臣経験者の入閣になります。また谷垣貞一 前総裁も入閣しました。

 また岸田文雄 外務大臣の所属派閥は 岸田派です。聞きなれない派閥ですが、宏池会が母体だそうで、今回 4人が入閣しています。それとは逆に無派閥大臣も 5人おり、安倍 首相自身が無派閥です。福島県第2区選出の根本匠 衆院議員が任命された「復興大臣」は、今までの内閣府特命担当大臣でなく、東日本大震災による復興庁設置法に基づく独立した国務大臣となりました。

 さらに内閣府に限って置く事ができる 特命担当大臣が、第2次 安倍内閣で多いのも気になるところです。あの論客・山本一太 参院議員が入閣した担務は 沖縄・北方担当大臣、その昔の北海道・沖縄開発庁長官が復活したかのようです(笑)。さらに無派閥の古屋圭司 国家公安委員長には、拉致問題の他に「国土強靭化」という聞き慣れない特命担当もついています。

 国土強靭化とは、防衛大臣・国土交通大臣の職域と重複している感じもします。他にも、今までと異なる沢山の担務がついています。あまりの担務の多さに、このブログで、日本一の図書委員と取り上げた、国立国会図書館連絡調整委員会委員という文部科学大臣の不可思議な担務は、今や組閣名簿に記載されない事もありますが、公式の閣僚名簿では、ちゃんと残っています。

 【内閣総理大臣臨時代理 就任予定者 官報掲載順位:1位・麻生太郎 副総理大臣 2位・菅義偉 内閣官房長官 3位・谷垣禎一 法務大臣 4位・甘利明 経済再生担当国務大臣 5位・石原伸晃 環境大臣】

 総選挙の自民党大勝以降 期待感から日経平均株価は上昇し、安倍首相もやたら安全運転を心掛けており、週刊新潮・週刊文春が狙い撃ち(笑)してしまう様な、特段のスキャンダルもなく発足 3週目に入っています。副大臣・政務官・自民党人事では、相当苦心して慎重な人選を行っていました。来る 7月の参院選でも勝ち、衆参の捻れを一気に解消しようとの目算の様です。

 参院選は、3年に 1回必ず行われます。政権側は、衆院の様に解散で選挙のタイミングを取ることは出来ず、過去の結果を見ても概して与党に厳しい結果が出ています。安倍首相は、来年の参院選こそ必勝の心積もりだと受け取れます。失敗を経験した安倍首相の再チャレンジ内閣。その先行きの懸念も把握の上、期待感を上手く演出した安全運転で、まずは始動しています。

第515回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    スターダスト・レビュー “Crying”
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  2. 第 2 位 ( △ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「八重の桜」テーマ音楽 [坂本龍一]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    城南海 ~ きずきみなみ “Silence”
    NHK総合・時代劇「薄桜記」主題歌
    ♪ 1位 3週、登場17週。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    BSフジ・時代劇「鬼平犯科帳‘71」テーマ音楽 [山下毅雄]
    ♪ 2018年11月に再登場しています。

 このブログが、満 10周年を迎えました。あっという間の 10年間でしたが、ここまで毎週の更新を 休みなく続ける事が出来ました。ご愛読者の皆様には、心から感謝申し上げます。満 5周年の時に お約束した、第500回記念 全期間ランキングは、昨年 9月28日に発表する事ができました。区切りもつきましたのて、ブログ満 10周年の節目は、静かに迎えた次第です。

 振り返ると 2003年 1月 3日の第1回ランキングは、当時あった無料携帯サイトのブログ機能(後のMSNスペース)を通じて公開しました。そして 2005年暮れには ライブドア ブログへ移転。2010年 4月には さくらインターネットのサーバで、WORDPRESSを使い運営を開始。個人ブログとしては、極めて独立性の高いスタイルにまで達しています。

 その原動力となったのが、ブログ開始以来 自ら広告を一切載せないポリシーです。さくらインターネットへ移転以降は、現在PC・モバイル共に全ページ一切広告がない状態を維持しています。個人ブログとしては、探偵!ナイトスクープ のパラダイス(笑)の様なユニークな形を保っており、HTML5・CSS共に、総てブロガーの手作りで制作しています。

 9月末の全期間ランキング公開に合わせる様に、急増しているスマートフォンからのご訪問・ご愛読に対応すべく、今までフィーチャーフォン仕様だったモバイル ブログを、スマートフォン仕様に変更しました。とにかくブロガー自身がまだガラケーなのですが(笑)これからの普及の状況を見極めて、完全スマホ仕様のモバイルブログを完成させたいと考えています。

 このブログは「週間選曲リスト」と「週間放送視聴日記」を一体として、毎週の記事を構成しています。初めての方へ ご案内にも、詳しく書いてあります通り「週間放送視聴日記」では、音楽の話題だけに限定せず、テレビ・ラジオ番組の定点観測的な視聴を通じて、政治・経済・国際・社会・スポーツなどニュース報道の最新レビューを積極的に取り上げてきました。

 それは個人選曲のリストの価値が、音楽の知識やセンスだけでなく、音楽以外の あらゆる事象に関する選曲者の思考過程を公開した日記によって裏付けされると思うからです。ブログも10年休まず続けますと、リズムが体に染み付いてしまい、アップ自体 苦にならなくなってきました(笑)。これからも週間選曲リスト と 週間放送視聴日記を、よろしくお願い致します。

 この 10年間には、東日本大震災当日の更新もあった様に、ブログの継続に全く不安がないわけではありませんでした。一度に 10年が経った訳ではなく、1週 1週の積み重ねで 10年が経ち、その 1週には 7日間の積み重ねがあります。これからも 1週 7日間の積み重ねを大切にして、パラダイスの様な(笑)このブログを続けていきたいと考えています。

第516回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    スターダスト・レビュー “Crying”
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「八重の桜」テーマ音楽 [坂本龍一]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    SBC TBS・ドラマシアター「ハンチョウ6 ~ 警視庁安積班」オープニング テーマ音楽 [遠藤浩二]
    ♪ タイトルバックに流れる僅か25秒間の劇伴は 抜きに出た和声の佳曲。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Sissel “Weightless”
    NHK BSプレミアム・ドキュメンタリー番組「追跡者 ザ・プロファイラー」テーマ曲
    ♪ 透明感に満ちたヴォーカルとシンフォニーが相乗した幻想的な佳曲。

 前作の「平清盛」が、大河ドラマ史上最低の平均視聴率をマークしてしたためか、大量の事前PR番組を、総合テレビで放送し続けました。第1回からの視聴率は 21・4%(関東地区)。その後 第2回 18・8%、第3回 18・1% と推移しています。私は、東日本大震災以降、広範な視聴者層のテレビドラマの嗜好が、大きな変化を起こしていると感じていました。

 「平清盛」は、その企画段階が震災前で、映像処理の手法や、考証を含む脚本の歴史的裏付けに、意固地な固定観念がありました。その嗜好変化へ対応仕切れなかったと思っています。「八重の桜」の映像を視ると、3年前の「龍馬伝」と同様、質感に広がりを持たせる技術を踏襲していますが「平清盛」の様に、ディスプレイから受ける色彩表現は、突出した感じはありません。

 今年の大河ドラマ「八重の桜」は、被災地・福島が舞台です。今回の主役に抜擢された 綾瀬はるか は、事前PR番組で連日放映されていた射撃手の姿が、驚くほど堂に入っていました。問題は、オダギリジョー演ずる新島襄が登場して以降の展開です。宗教的で自律的な博愛主義に、震災復興のテーマが上手くオーバーラップできるのかが焦点になると思われます。

 1980年の大河ドラマ「獅子の時代」では、菅原文太が演じる主役・平沼銑次が、会津藩の藩士として、会津戦争以降の民権運動を通じ、樺戸集治監脱走などで悲壮な闘争史を演じ、同時に永島敏行が演じる 銑次の弟・平沼鉱造が、西南戦争を境に近代の帝国軍人として、駆け上がる様に出世する姿を描きました。福島が舞台の大河ドラマは、この「獅子の時代」以来です。

 テーマ音楽は 坂本龍一が担当。さらに劇伴音楽を 中島ノブユキが担当しています。テーマ音楽は、とにかく類似性のある旋律が気になり、新鮮味は感じられませんでした。坂本龍一は、以前からメディアのインタビューで、旋律の出尽くし感を、自ら公言しています。やはり昨年の「平清盛」テーマ音楽のほうが、極めて高い音楽性を有していると思えてきます。

 その「平清盛」の視聴率がヒト桁になってしまった事は、取りも直さず 今まで大河ドラマを見続けていた、コアの視聴者層が崩れてしまった現実を示しています。NHKも反省したのか「八重の桜」は、震災以降変化した視聴者の価値観に、ストーリーを合わせようと努力を続けています。福島復興の一助に成り得るのでしょうか。「八重の桜」の今後の展開に期待しています。

 2013年 NHK大河ドラマ「八重の桜」20日 放送・第3回「蹴散らして前へ」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 綾瀬はるか ➝ △ 西島秀俊 ➝ 長谷川博己 ➝ 風吹ジュン ➝ 松重豊 ➝ 玉山鉄二 ➝ 貫地谷しほり ➝ 市川実日子 ➝ 綾野剛 / 小泉孝太郎 ➝ 山本圭 ➝ 柳沢慎吾 ➝ 六平直政 ➝ 津嘉山正種 ➝ △ 風間杜夫 / △ 稲森いずみ ➝ ◯ 奥田瑛二 ➝ ◎ 西田敏行 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


ブログ開始は 2003年です。

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