第249回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
桑田佳祐 “NUMBER WONDA GIRL ~ 恋するワンダ”
アサヒ飲料 テレビCMソング - 第 2 位 ( △ )
Sara Bareilles “LOVE SONG” - 第 3 位 ( ▽ )
元ちとせ「恵みの雨」
P&G社 テレビCMソング - 第 4 位 ( ▽ )
織田哲郎「月ノ涙」
NBS 東海テレビ・ドラマ「愛の迷宮」主題歌 - 第 5 位 ( ★ )
ERIKA “Destination Nowhere”
abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「モップガール」主題歌
♪ テンションが不協和音ぎみですが、不思議に和声と調性は整っている佳曲。
守屋武昌 前防衛事務次官の証人喚問が、29日 午後行われました。NHK総合が生中継しています。以前の様な静止画による証人喚問中継ほど、気の抜けたテレビ放送は ありません。守屋 前事務次官は、その静止画による中継を請求したそうですが、テロ特措法特別委員会の議決で、通常の動画による中継となりました。私は、いやはや という思いで視聴していました。
以前 このブログでも書きましたが、防衛省において事務次官を筆頭とする「背広組」も、職務宣誓上は 自衛隊員です。しかし、事務次官在任中の 5年間を含め 200回を超えるゴルフ接待があったなど、触法の有無以前に、厳しく律しなければならない自衛官だとは とても思えない事実関係です。制服組とは異なり、やはり「背広組」は、旧態の官僚なのでしょうか?
規律に厳格な自衛隊・防衛庁の世界にさえ、地位や環境に慣れきってしまい、倫理観が欠落した行動に出る人が現れます。一般社会では、地位ある者が自分の意識 と 欲求から理解出来るもののみ信じ、他の存在を蔑視して認めない振舞いに及んでいる事象を、意外に多く見聞きします。ところが この手の地位ある人を、周りの環境も増長させてしまう事が往々にあるのです。
例えば素朴な田舎の人達の集まりに、突然都会の人間が現れて、今までの事情なんかお構い無しで、自分が正しいと信じ切り、既存の集まりを引っ掻き回してしまえば、これほど迷惑な話は ありません。ところが、その素朴な人間達にも、能力 と 経験が足りなければ、これまたお話になりません。引っ掻き回しが規則的なループとなり(笑)かえって独善を増長させてしまうのです。
両者とも真摯な姿勢で学ぼうとする姿勢がなく、自分達が意識し経験した範囲内でしか、物事を理解しようとしません。ここに独善性の元凶が巣食っています。これでは 両者に未来はなく、仕事から後世に残るものは 微塵もありません。こういった救われない人達の集まりを垣間見ると、アイデアがあっても、両者を救う気持ちなんぞは 全く起きなくなるのです。
結局 後世では、功績が何も残らなかった実態を、瞬間確認するだけです。その確認は、一瞥という語彙が適切かも知れません。人生の長い範囲に及ぶなら、人間としての存在価値にも悖ります。豊かな経験は、蔑視から決して生じず、真摯な学ぶ姿勢からのみ積み重なっていくのです。今回の防衛省の問題も、そう言った社会に蔓延しているレベルの話だと思わざるを得ません。
あるNHK職員と、長野市城山公園にあった旧長野放送局で話をした際「こんな田舎の局に転勤してきました」と、平然と自己紹介され呆れ返った事がありました。福島民友新聞社に紙面謄写を内規に従い請求した際にも「なぜ長野から ふくしまFMに関する記事を知りたがるんだ」と審査の様な質問をされ、同じく呆れ返りました。2例共に救われない独善性が露見しています。
仕事で最近、松本・長野間の高速バスに乗る機会が多くなりました。特急で行くよりも 便利が良いと気付いたからです。そのバスの窓から、より身近に信州の秋の深まりを感じる事が出来ます。特に筑北の山あいから安曇野へ抜ける田園風景は 美しいものです。豊科インターの手前で ラジオ周波数の紹介ボードがあり、FM長野も 79・7MHzと紹介されています。
そのFM長野で人事異動がありました。熊谷正・常務取締役 兼 放送部長が、TFM(エフエム サウンズ)に戻るため、先月いっぱいで辞職されています。私のラジオリスナーとしての経験から類似例に気付かせない(笑)穏やかで洗練された自社制作番組 と そこから醸し出す音楽を、FM長野では オンエアーして欲しいものです。一(いち)リスナーとして念願しています。
(追記) 11月28日に 守屋武昌 前防衛事務次官は、収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕されました。