第948回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
Noel Gallagher’s High Flying Birds “We’re Re On Our Way Now” - 第 2 位 ( △ )
くるり feat.Antonio Loureiro “Humano” - 第 3 位 ( ▽ )
Kitri “NEW ME” - 第 4 位 ( ★ )
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
NHK総合・連続テレビ小説「おかえりモネ」主題歌
♪ 少し間奏部の処理が気になりますが、際立つ調性を有したオルタナティヴ佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
徳永英明 “tomorrow”
テレビ東京・金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係5〜生活安全課なんでも相談室」主題歌
昨年 10月 1日に実施した「第21回 国勢調査」の結果速報が、コロナ禍のため 例年より4ヵ月ほど遅れて、総務省統計局から発表されました。前回 2015年の第20回 調査結果と比較すると、全国の人口減少(変動)率は -0・68%と、僅かに回復していますが、少子高齢化社会は さらに進行しつつあり、日本の人口動態に大きな変化がありませんでした。
【全国総人口:1億2622万6568人】
長野県も 人口減少率が -2・39%と、歯止めは かかっていません。今回の国勢調査で 人口の多い市町村は、1位・長野市 37万3251人、2位・松本市 24万1337人、3位・上田市 15万4155人、4位・佐久市 9万8300人、5位・飯田市 9万8206人 となっています。逆に長野県で人口の最も少ない市町村は、下伊那郡 平谷村の 389人でした。
【長野県人口総計:204万9683人】
国勢調査は、法律で定められた我が国最大の全数調査です。全数調査とは、統計対象となる母集団内の単位を一つ残らず調べる方法です。 国勢調査員がホームレスに至るまで、対面式で徹底的に調べ上げていました。今回は、COVID-19 パンデミックの中で、ネット・郵送での調査票提出が認められ、調査票回収率が、全数調査と言い難い 81・3%に とどまっています。
今回の国勢調査のニュースでは、総人口減少より、衆議院小選挙区の区割り問題に注目が集まっています。各都道府県の国勢調査人口に基づき、例のアダムス方式で総務省が試算したところ、東京都のプラス 5を筆頭に、首都圏と愛知県で 10小選挙区増やし、逆に 中国・四国地方などでは 10選挙区を減らさなければならなくなりました。これは、大きな区割りの変動です。
衆議院議員選挙区画定審議会は、難しい区割り作業をしなければなりません。但し、今回発表されたのは国勢調査の速報値です。区割り定数は、国勢調査の確定値で決定されますので、年内に行われる衆議院総選挙には 影響を与えません。と言うものの国勢調査の速報値 と 確定値に大きな差異が生じる事は まずなく、総務省試算の通りの 10増10減が必要になると思われます。
比例代表制の重視は、参議院の選挙制度と似てしまいます。やはり候補者個々の人格を投票の根拠と出来る、道州制ブロックによる大選挙区制度が、人口動態の変化に対応でき、1票の格差問題も解消出来ると思います。少子高齢化が深く進行している人口減少社会では、5年毎の国勢調査から、人海戦術ではない全数調査の在り方や、選挙制度改革を深く考えてしまうのです。