第599回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
竹内まりや「深秋」
NHK総合・土曜ドラマ「芙蓉の人 ~ 富士山頂の妻」主題歌 - 第 2 位 ( ⇒ )
NHK総合・土曜ドラマ「芙蓉の人 ~ 富士山頂の妻」劇中効果音楽 [服部隆之] - 第 3 位 ( △ )
JUJU「ラストシーン」
NHK総合・ドラマ10「聖女」主題歌 - 第 4 位 ( ★ )
NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「タイムスパイラル」劇中効果音楽 [池頼広]
♪ タイトルバックで使用されるトラックなど和声が洗練された劇伴佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
NHK総合・連続テレビ小説「花子とアン」劇中効果音楽 [梶浦由記]
3日に、第2次 安倍内閣の改造が ありました。前日までに麻生 副総理大臣(内閣法 第9条の第1順位 指定大臣)岸田 外務大臣など主要閣僚の留任が明らかとなり、当日は午後 1時52分、同じく留任した菅義偉 内閣官房長官から閣僚名簿の発表がありました。ところが その発表時刻が微妙で、民放では ワイドショーが間に合わず、結局 NHK総合のみ生中継しています。
ここ 10年近くの内閣は、必ずと言っていいほどスキャンダルが発生して大臣の交代がありました。しかし、約 1年9ヵ月続いた第2次 安倍内閣は、途中 1人も大臣の交代が ありませんでした。戦後の内閣では 初だそうです。これには 入閣候補者にスキャンダルの種がないかどうか徹底した調査があり、それに合格(笑)した者のみ大臣に指名したという訳があります。
女性 5名が起用され、高市早苗 総務大臣、小渕優子 経済産業大臣が重要閣僚として入閣しました。また石破茂 地方創生担当大臣(国家戦略)は、記者会見で道州制の推進を担当すると言明しています。新大臣は、当然身体検査をクリアしているのでしょう。その醜聞有無の身体検査には、国家情報機関である「内閣情報調査室」や公安調査庁まで担当しているとの話があります。
【内閣総理大臣臨時代理 就任予定者 官報掲載順位:1位・麻生太郎 副総理大臣 2位・菅義偉 内閣官房長官 3位・甘利明 経済再生担当国務大臣 4位・石破茂 地方創生担当国務大臣 5位・岸田文雄 外務大臣】
順風と言える安倍 首相ですが、内閣改造直前の動きに あれ? と思わせる不可解な点が出てきました。広島で多くの犠牲者を出した集中豪雨による土砂災害が起きた、先月20日から 21日にかけての「首相動静」です。その日の安倍 首相は、夏休みで山梨県 鳴沢村の別荘に滞在していました。午前 7時26分から富士河口湖町のゴルフ場に行き、ラウンドを回り始めています。
広島で大災害が表面化しつつあるのに、ゴルフを始めた事にマスコミの批判が集まっています。しかし、そのゴルフは 切り上げて、9時41分に急遽 首相官邸へ向かっており重大な問題点ではありません。私が驚いたのは、その日の夜の首相動静なのです。完全に広島の惨状が伝わっているのに、安倍 首相は 首相官邸から午後 7時42分に、別荘へ戻ってしまったのです。
そして別荘で一晩過ごしました。翌21日 午前 10時34分に前述の国家情報機関である「内閣情報調査室」を統括する内閣情報官が別荘へ訪ねてきており、安倍 首相は、午後 1時40分まで別荘に残り、また首相官邸に戻ったのは午後 3時17分でした。これはどうみても不可解な行動です。しかし、安倍 首相やその周辺が、こんな行動を起こすとは 考えにくいのです。
官邸サイドは 別荘に戻った理由を、首相自身の荷物整理(笑)と発表していますが、荷物整理なら側近が出来るはずです。安倍 首相が別荘に どうしても戻らなければならない理由があったとすれば、それは何なのか? 健康上の問題 あるいは 国政上の問題で、極秘に会う約束の人物が別荘に待機していたのか? 調査報道を主とするメディアも少しずつ注目しつつある様です。
主要全国紙に掲載されている「首相の一日」すなわち首相動静は、政治の動きを知る最高かつ客観性の高い 1次情報源だと考えています。あの時系列には どんな評論より勝るものがあります。617日間続いた第2次 安倍 内閣で最も不可解だった、先月20日から21日にかけての首相動静。改造内閣の流れに、大きなターニングポイントだったのか否か 密かに注目しています。
(追記) 週間放送視聴日記(2014年11月21日)に、アベノミクス解散を掲載しました。