第492回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
abn テレ朝・ドラマ「警視庁捜査一課9係」劇中効果音楽 [吉川清之] - 第 2 位 ( ▽ )
NHK BS1・ドキュメンタリー番組「アスリートの魂」テーマ音楽 [林ゆうき] - 第 3 位 ( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽 [吉松隆] - 第 4 位 ( ★ )
城南海 ~ きずきみなみ “Silence”
NHK BSプレミアム・BS時代劇「薄桜記」主題歌
♪ 伸びる声質と繊細な転調が上手くミックスされた佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
Adele “Set Fire To The Rain”
NBS フジ・ドラマ「息もできない夏」オープニング テーマ
ロンドン夏季オリンピックは 前半戦が終了し、日本選手団の活躍が続いています。7月30日の柔道女子 57キロ級では、松本薫 選手が 見事金メダルを獲得しました。決勝戦を生放送で視聴しましたが、松本薫 選手の気迫は 鬼気迫るものがありました。金メダル有力と前評判をはやされながら、プレッシャーに押し潰されてきた日本選手とは、全く対照的な姿でした。
その気迫 と スタミナが反則を誘った決勝戦は、実況の 三瓶宏志 アナも即座に判断出来なかった様ですが、審判協議の間、相手のカプリイオリウ 選手(ルーマニア)は、座り込んで後悔の表情を見せていました。松本薫 選手も、倒れだ瞬間に 反則技だと解ったそうで、金メダル確定後は、今までの形相が一変して、溢れる涙を何度も柔道着の袖で拭いていました。
【ロンドン夏季五輪 優勝記録:柔道女子57キロ級・松本薫 選手「金メダル」 体操男子総合・内村航平 選手「金メダル」】
大会前半が終わり、日本選手は 銀・銅メダリストが増えましたが、金メダル 2個という状態が続いています。オリンピックのメダル獲得数で「国別 世界ランキング」を作ろうといった試みは、昔から行われてきました。特に戦後 米国・旧ソ連の冷戦時代は、自国が 1位になる様に(笑)各メダルへの配点を勝手に決めて、メディアが発表してきた歴史もあったほどです。
国内の新聞メディアは、各国獲得メダル数の国別序列を次の様に定めています。(1)金メダル獲得数(2)金メダル獲得数が同じ場合は 銀メダル獲得数(3)金・銀メダル獲得数も全く同じ場合は 銅メダル獲得数。そして(4)金 銀 銅メダル獲得数全て同じ場合は 国名IOCコード(3文字の略称 – 日本は“JPN”)によるアルファベット順で序列を決めます。
どんなに銀・銅メダルを獲得しても、金メダルがゼロなら、金を 1個だけ獲得した国のほうが 上位にランクされます。金メダル、1位獲得数に、絶対性を持たせるルールは、スポーツの最高勝者数が、常に「1」である原理にかなうもののです。このブログの週間選曲リスト・ルールの年間ランキング要項でも、この1位獲得数の絶対性という考え方を採用しています。
となると今回のロンドン夏季五輪では、この各国メダル獲得数の序列において、日本は 苦しい展開です。大会第7日 現在の総メダル獲得数は、19個で 3番目と善戦していますが、この序列になると、総メダル獲得数 3個ながら、全て金メダルのカザフスタンより 下位になってしまいます。開催国・英国も苦戦していましたが、ようやく金メダルを 2個獲得しました。
オリンピックは、総ての競技種目において、1位から 3位までの順位を確定させ、表彰式で最高の名誉を与えます。この3位 と 4位以下との絶対差、そして 1位・2位・3位間の絶対差に、最大の国際スホーツ競技会を誇るオリンピックの権威の源があると考えます。全順位差でなく上位の絶対差なのです。深夜から早朝にかけてのオリンピック放送、視聴お疲れ様です。