第247回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
元ちとせ「恵みの雨」
P&G社 テレビCMソング - 第 2 位 ( △ )
桑田佳祐 “NUMBER WONDA GIRL ~ 恋するワンダ”
アサヒ飲料 テレビCMソング - 第 3 位 ( ⇒ )
James Blunt “1973”
♪ 1位 2週、登場 8週。 - 第 4 位 ( ★ )
織田哲郎「月ノ涙」
NBS 東海テレビ・ドラマ「愛の迷宮」主題歌
♪ ボサノバ アレンジの佳曲ですが、タイトルバックに音声付きのハイライトシーンを組み入れたのは好ましくありません。 - 第 5 位 ( ▽ )
宇多田ヒカル “Beautiful World”
どうも最近プロスポーツが面白くありません。野球・サッカー・大相撲・ボクシング(笑)と、このブログでは プロスポーツに関する記載も多かったのですが、最近めっぽう減りました(笑)。ブロガーの興味は 失せていく一方です。プロ野球 と サッカーのテレビ視聴率の低迷は 極めて顕著で、特に大相撲・ボクシングは、本道から外れたスキャンダルで右往左往しています。
プロ野球は、セ パ 両リーグに「クライマックスシリーズ」というプレーオフ制度を導入しました。プレーオフで日本シリーズ進出チームを決めるのですが、例えプレーオフが盛り上がったとしても、レギュラーシーズンの優勝チームと、日本シリーズ進出チームを別個にする事は、その不一致の年が続いていくと、プロスポーツとしてシステム破綻を起こす可能性もあります。
プロスポーツの絶対原則は、最高かつ最終の勝者が必ず「1」でなければならないのです。プロ野球の場合、140試合以上戦って決定されたレギュラーシーズン優勝チームの「格」は、いかんともし難いものがあります。レギュラーシーズンの 1位が 最高成績チームにならないと、1試合 1試合の勝ちを積み重ねる意味も薄れます。プレーオフは、実にリスキー制度なのです。
安易なプレーオフ制度の導入は、プロ野球の根幹に係る問題になる可能性もあります。日本のプロ野球に プレーオフ制度を導入するならば、米大リーグの様にレギュラーシーズンの結果で、最高成績のチームが未決定の状態を保たなければならず、地区別(ディヴィジョン)編成は 必須となります。それでこそプレーオフで、最高成績チームを決める意義が生ずるのです。
大相撲に関して 幕内最高優勝の決定方式に問題はないと思いますが、競技者 つまり力士の構成が、完全に制度疲労を起こしています。相撲部屋の経営は、幕内・十両力士が部屋に所属しなければ 難しいされており、旧態依然なシステム自体に 過剰な外国人力士育成への依存や、限度を超えた稽古に走る原因があります。幕下以下の力士には、場所手当でなく給与を支払うべきです。
相撲部屋の独立性や 相撲部屋に対する、日本相撲協会の指導の あいまいさ にも、システム的な問題点があると思います。日本国内だけの興行に、外国人力士が上位を独占する構図は 成り立ちません。また亀田家(笑)の場合、アウトロー的イメージを維持しようといった作為があり全く論外です。しかし、その様な発想を生み出す要因は、プロボクシング自体にもあるのです。
公営ギャンブルが衰退した理由の ひとつには、非常に乱暴なヤジが横行する、寒々とした観客席に根本的な対策をしなかった事実も挙げられます。青天井の年俸に象徴される大衆性の減衰から 今回の亀田騒動まで、シラけた雰囲気が蔓延すると、そのプロスポーツは ゆっくり衰退していく事を、主催者そして盲目的に応援しているファンは、充分認識すべきだと思います。