FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第433回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・連続テレビ小説「おひさま」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [渡辺俊幸]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Sade “Still In Love With You”
  3. 第 3 位 ( ★ )
    NHK Eテレ・歴史教養番組「さかのぼり日本史」テーマ音楽 [横山克]
    ♪ 美しいタイトルバックに合致した、Eテレ教養番組とは思えない力感溢れる佳曲 。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    上條恒彦「だれかが風の中で」
    CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「木枯し紋次郎」主題歌
    ♪ イントロと間奏部の音楽的落差が、この名曲の心臓部になっている佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NBS フジ・アニメ「ちびまる子ちゃん」で放映される 株式会社ミツウロコ テレビCMソング [TARAKO]

 NHK教育テレビの名称が 1日に「NHK Eテレ」と変更されました。このブログでは、今週から「NHK Eテレ」の名称を使用致します。

 アナログ放送の完全デジタル化まで、あと約 1ヵ月と迫りました。私の身近でもテレビの買い替えが 一気に進んできています。実際使用している受像機として、もうブラウン管テレビを見かける機会は 殆どなくなっており、薄型の液晶テレビが、リビングの主役に代わりました。まさしく国家的規模の事業で、電波行政上 この様なイベントは、2度と起こらないと思います。

 今から 10年前の 2001年 7月25日。アナログテレビ放送を 全国一斉に終了させ、完全デジタル化する国策が決定。それから今日まで繰り返し周知広報されてきました。しかし、その目指していた 2011年。東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の 3県は、デジタル化最大 1年延期との特例法が成立。全国一斉のデジタル化は、断念せざるを得なくなったのです。

 さらに 不可思議な話が届き始めました。我が家では、地元のCATVを 視聴しています。そのCATV会社である テレビ松本さんから、2ヵ月ほど前に 1枚の葉書が送られて来ました。そこには、総務省の要請を受け 2011年 7月1日から 2015年 3月31日まで、地上デジタル波を アナログに転換して放送する「デジアナ変換」を行うと書いてあったのです。

 ちょっと待ってください(笑)。デジタル放送を アナログに変換するとは、どう考えても アナログ放送の継続ではありませんか?(笑)調べてみると 確かに総務省は、一斉デジタル化の混乱を避けるため、なぜか選ばれた全国のケーブルテレビ事業者に「デジアナ変換」放送を強く推奨。このデジアナ変換サービスを実施するCATV会社には、国から補助金もでるそうです。

 全国のケーブルテレビを、約 2450万世帯が視聴していますが、今のところ その内 58%にあたる 1420万世帯で「デジアナ変換」放送を視聴出来る事になります。結局無線伝送であるアナログテレビ放送は、周波数帯域を空けるため廃止しますが、有線伝送であるCATVは、周波数帯域を空ける必要がないので、アナログ放送を続けても良いと言う理屈かも知れません。

 我が家にとって、これは重大な話です(笑)。アナログ液晶テレビは、当面買い替えない事にしました。まだ故障していないし「デジアナ変換」で アナログチューナーが、そのまま裏番組の視聴など使えるからです。但し この「デジアナ変換」には、あのコピーワンスがかかり、しつこいウォーターマークも画面に 常時表示されます。買い替えは させたいみたいです(笑)。

 でもデジタル放送をアナログ化すると当然画質は落ちますが、通常の視聴には 充分なはずです。使えるアナログテレビを、昨年あたり買い替えしまった CATV視聴世帯は どうなるのでしょうか? 東日本大震災被災 3県の延期は、 やむを得なかったとしても、CATV視聴者向けの「デジアナ変換」放送実施は、遅くとも数年前に正式決定すべきだったと思います。

 また このブログでも紹介した「地デジ難視対策衛星放送」は、ホワイトリスト対象地域以外も申し込みがあれば、全国で「一時利用」が認められるなど、なし崩しの様相を呈してきました(笑)。少し焦りのムードも漂ってきた、国民運動というべきアナログテレビ放送の完全デジタル化が、1ヵ月後に混乱なく実施できるのか? まだクリアとは言えない情勢です。


ブログ開始は 2003年です。

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