第246回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
元ちとせ「恵みの雨」
P&G社 テレビCMソング - 第 2 位 ( ⇒ )
James Blunt “1973” - 第 3 位 ( △ )
宇多田ヒカル “Beautiful World” - 第 4 位 ( ★ )
桑田佳祐 “NUMBER WONDA GIRL ~ 恋するワンダ”
アサヒ飲料 テレビCMソング
♪ 黒澤明・植木等のCG映像に生命を与える陽動な佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
浜崎あゆみ “talkin’2 myself”
パナソニック テレビCMソング
仕事の都合で、どうしてもプライベートの携帯料金が 毎月高額になってしまい、周りからの強い勧めもあって 某ソフトバンクの某ホワイトプラン(笑)に先日キャリア変更し、今をときめく(笑)「ワンセグ」付きの携帯を購入しました。初めて地上波デジタル放送を、小さな画面ながら、自宅で視聴しています。テレビを携帯電話で視られるとは、便利この上もありません。
このブログは、当時あった無料携帯サイトのブログ機能(後のMSNスペース)を使って、2003年 1月にスタートしました。その時から ブログのテキストは、全て携帯のテンキーを打って作成しています。今も abn長野朝日放送の「相棒」リピートを左半分に映しながら、画面右半分で このリストの草稿を打っています。携帯をPCの様に使うスゴい時代になりました。
かつて地上波デジタル放送の将来像が検討されていた時、TOKYO FM と JFNは「3セグ」を推進していました。デジタルテレビの放送波に、デジタルラジオを搭載しようというアイデアです。しかし、総務省は「1セグ ➝ ワンセグ」を採用。結局 携帯などで簡易受信可能なデジタルテレビのサブチャンネルと、付属するデータ放送を搭載した経緯があります。
放送の歴史は、最初に音声だけのラジオが誕生し、そして映像を付加したテレビジョンへ進化しました。そのテレビに ラジオをもう一度「逆付加」するアイデアは、WOWOWにおけるセント・ギガ、さらにBSデジタルラジオと 失敗例が続いています。セント・キガの斬新さは 唯一例外としても、BSデジタルラジオの相次ぐ撤退は 当然の帰結だった気がします。
どうもラジオから見たニューメディアとは、音声だけの放送に映像を付加しようと考えがちですが、そんな単純な流れしかニューメディアを考えられない様では、とても普及の段階まで到達し得ないと思います。ラジオ放送とは、運転中や仕事をしながら、または プライベートで のんびりしている時など、受け手を拘束せず情報が送れる、生活に密着したメディアなのです。
インターネットやテレビの様に情報伝達の過程で、受け手の時間や行動を制限する必要がありません。これがラジオメディアの有する最大最強の利点なのです。その利点を生かしてこそ、ラジオメディアに生き残る道があると思います。リスナーがメールで番組参加する事が、双方向だと考える程度では、実に近視眼的です。真の双方向に、採用・没の判断は存在しません。
ラジオは、本来ステーションも 番組も そして出演者も 主役ではなく、欠かす事が出来ない「脇役」をメディアとして目指すべきだと思います。主役は、リスナーの生活であって、ラジオメディアは、主役を引き立てる名脇役であるべきなのです。ラジオは、そのデジタル化を推進していく前に、まず番組内容つまりソフトの進化をはかるほうが、将来の展望も開ける気もします。