第222回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
柴咲コウ「ひと恋めぐり」
SBC TBS・愛の劇場「砂時計」主題歌 - 第 2 位 ( △ )
NHK総合・木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」劇中効果音楽 [梅林茂] - 第 3 位 ( ▽ )
工藤静香「雨夜の月に」
NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌 - 第 4 位 ( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明] - 第 5 位 ( ★ )
NHK総合・ドキュメンタリー番組「ドキュメントにっぽんの現場」テーマ音楽 及び 予告使用音楽 [番組担当音響スタッフ 独自制作]
♪ さりげなく使用される音楽は、驚くほどハイセンスな和声を感じます。
音楽チャートマニアは、1曲 1曲に順位を付け記録します。ですが私の場合、自分に順位を付けられるのが大嫌いです(笑)。このブログを見ても お気づきの通り、巷のブログに ありがちな「ランキング・バナー」が、どこにもありません(笑)。バナーを貼る気が全く起きないのです。例え訪問者が少なくても、ブログへ恣意的な順位がつく事を、積極的に求めたくありません。
しかし 嫌いと言っても、このブログに関して、全ての順位付けを否定するのは不可能です。今や何でも順位が簡単に算出される時代となりました。将棋のプロ棋士は、頭の中に将棋盤があり、目隠しで将棋を指せるそうです。私も高校の頃は、頭の中に音楽チャートがあって、毎週 100位まで軽く覚えていました。レコード店で週刊コンフィデンス誌を暗記するからです。
当時のオリコンには、得点のあるHOT100の他に、得点がない国内盤ベスト200が掲載されていました。そして童謡まんが主題歌ベスト50は、得点付きの別集計扱いでした。そこで懇意にしているレコード店で、週刊コンフィデンス誌を閲覧させてもらい、これらのチャートを頭に叩き込むのです(笑)。その場でメモするより、店長や店員さんのウケは全く違います。
そんなものを覚えるのでしたら、数学の公式でも覚えていたほうが良いと、さすがに私も思った事があったのですが、そっちは全く覚えられません(笑)。今思うと、勢いでレコードショップに就職しなくて良かったと、しみじみ思います(笑)。音楽チャートマニアとして当時の私は、ベスト10から ベスト200まで、下位順位の「限界値」に、とにかく興味がありました。
HBC北海道放送の ベストテンほっかいどう では、放送しない最終ランキングの 11位以下の曲目 と ポイントをどう推定するのか? 全能力を傾注していました。洋楽のビルボード誌になると、 Bubbling Under HOT 100 、つまり 101位以降を 10曲程度 別紹介するコンセプトが許せませんでした。ここまで達すると、どんどんドランカー症状が昂じてくるのです(笑)。
あのザ・ベストテン でも、11 ~ 20位の発表を短期間ですが 取り止めた時、怒り狂った思い出があります(笑)。記憶が定かではありませんが、TBSへ抗議の電話をしたかも知れません。しかし今 振り返ると、下位の記録には拘らず、ザ・ベストテン を毎週 10位まで、きちんと 1ページづつ丁寧に大学ノートへ記録したほうが、どんなに番組を楽しめたかと思うのです。
このブログの「週間選曲リスト」は、今週で 222回目になりますが、ここまで続いたのは、開始時から明確なルールを決めた事と、やはり公開する順位を思い切って、ネット画面の視認限界と推定した「5位」までとし、必要最小のランキングだけで限定したからに他なりません。一貫して 6位以下は、一切作成しないし 公開もしない、このコンセプトを守っています。
また年間ランキングは、同じく「5位」までに限定したのも意味があります。選曲と 順位確定・決定を分離した上で、1位週数 と 登場週数、2種だけの参考データでも、楽曲ごとの明確な差異が生じるため、年間 1位から 5位までは、ランキングを作成する事が可能なのです。ですから 年間・全期間ランキングでも、6位以下は 一切作成・公開をしていません。
最近ネットで公開されている、色々なランキングは、最下位まで順位付けをし、限界まで発表しています。それは、チャートとして美しくありません。また順位を求める労力の割には、統計学的有意性もないのです。ランキングされているのか? されていないのか? 順位があるか ないかの差異こそ、実はチャートとして最も重要な要素であって、そこに真理が存するのです。