第197回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
NHK教育・教養番組「知るを楽しむ ~ 私のこだわり人物伝」テーマ音楽 [中村幸代] - 第 2 位 ( △ )
中島みゆき「銀の龍の背に乗って」
NBS フジ・木曜劇場「Dr.コトー診療所2006」主題歌 - 第 3 位 ( ▽ )
abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広] - 第 4 位 ( ★ )
倖田來未「夢のうた」
abn テレ朝・木曜ドラマ「だめんずうぉ~か~」主題歌
♪ 複数の旋律類似は明らかですが、和声は損われないバラード佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
NHK総合・ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル ~ 仕事の流儀」演出効果音楽 [村井秀清]
今、FM長野の看板番組は何か? 即答をするのが難しいと思います。全放送番組を通して考えてみると、平日(火 ~ 土)深夜 0時からの“JET STREAM”は、不変の看板番組に間違いありません。そして 1992年 4月に放送開始した、土曜夕方の“SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI”も やはり看板番組だと思います。
以前 看板番組だった日曜夕方の「サウンド アドベンチャー」終了後、いくつかの後発番組が生まれました。現在 同時間帯に放送中の“NISSAN あ、安部礼司 ~ beyond the average”も、ユニークだと各方面から声があります。「アバンティ」のドラマ版というべきもので、オンエアーされる邦楽の選曲センスは、普遍性を感じさせるほど抜群です。
その他 JFN系での“Adult Oriented Radio(AOR)”も個性的で、これからの看板番組候補に類すると思っています。その昔 FM長野にも「マイ・ハーティ・タイム」など自社制作の看板番組がありました。しかし、ここ数年の自社制作番組、特に帯の生ワイドは、スクラップ&ビルドが殆どで、なかなか看板番組が育っていないのも現状です。
いずれにしても個人商店的でなく(笑)フォーマットを代々のパーソナリティ・スタッフが引き継いでいける様な番組のみ、FM長野 そして JFNの看板番組と称される資格はあります。奇をてらわず着実に、10年 15年と長年に渡り放送を続けてこそ、看板番組として認められるのだと思います。番組の継続期間は、看板番組か否かの重要な判断基準に間違いありません。
そうなると、5分ミニ番組にも看板番組があります。「FM長野ニュース」も、看板番組かも知れませんが(笑)やはり 1988年10月の開局以来 18年間、毎週 日曜 13時55分から休まず放送を続けているクリエイティブ・ヨーコ(本社・長野市)提供の「いい旅ともだち」は、プロダクション制作の完パケながら、FM長野の隠れた看板番組だと思っています。
もしかすると、20年 30年先の看板番組は、フィラーの音楽放送枠だったと言う事にもなりかねません(笑)。ただラジオメディアは、リスナーの生活の無くてはならない脇役であり続けるべきで、その点から考察していけば、フィラーの音楽放送枠は、あながち看板番組になり得る素地が あるのかも知れません。看板番組の要素には、景気動向も陰ながら控えているのです。
(追記) 「いい旅ともだち」は、2010年 3月に放送が終了しました。放送期間は 21年6ヵ月でした。
(追記) “SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI”も、2013年 3月に放送が終了しました。放送期間は 21年でした。