第1119回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
CS 時代劇専門チャンネル「隠密奉行 朝比奈」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [渡辺俊幸] - 第 2 位 ( △ )
AIESH「花の行方」
テレビ東京・ドラマ9「D&D 〜 医者と刑事の捜査線」主題歌 - 第 3 位 ( ▽ )
Soccer Mommy “Driver” - 第 4 位 ( ★ )
CS LaLaTV・外国テレビドラマ「リゾーリ&アイルズ ~ ヒロインたちの捜査線」テーマ音楽 [James S.Levine]
♪ ケルン音楽とアメリカンカントリーを融合した様な不思議な和声を感じる佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
Sarah Brightman “Stand Alone”
NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ
『第50回 衆議院議員総選挙』は、10月27日に投開票され、自民・公明の連立与党が設定したラインに 18議席不足となる、過半数割れの敗北を期しました。自民党単独の過半数割れに関して言えは、2009年 総選挙以来 15年ぶりです。野党の立憲民主党は、148議席と躍進。国民民主党は、選挙前から一気に 4倍増となる 28議席を獲得し、大躍進を遂げました。
【獲得議席数:自民 191 立憲民主 148 維新 38 国民民主 28 公明 24 れいわ新選組 9 共産 8 参政党 3 日本保守党 3 社民 1 無所属 12】
私は、投票 7日前に期日前投票を済ませ、松本市選管が発行する投票記念カードを、いつもの様に受け取りました。都合の良い日を選んで、期日前投票をするのが、常態化しています。全国の期日前投票者数は、2095万5435人(速報値)と、全有権者の 20・1%まで達しました。これは 全投票者の 37・4%が、投開票日前日までに 1票を投じた事となります。
ここまで期日前投票が普及すると、従来実施してきた終盤の世論調査よりも、期日前投票出口調査の日別集計が、重要な選挙情勢データになります。投開票日直前のBSフジLIVE プライムニュースで、ゲストの久江雅彦 共同通信特別編集委員は、水曜日あたりから自民が盛り返してるなどと細かい分析をしてましたが、根拠は この日別集計にあったのだと思います。
午後 8時ジャストのNHK開票速報ヘッドラインは、与党過半数は微妙な情勢、自民単独での過半数割れ確実。8時00分30秒までに 全 465議席の内 63議席当確。8時01分00秒までに 117議席当確。そして 8時02分20秒には 266議席(57・2%)へ当確を打っています。相変らずの傍若無人ぶり(笑)ですが、前回の衆院選開票速報より少し控えめでした。
NHKが発表した出口調査の獲得議席予測は、上限下限に大きく幅を持たせており、小狡い(笑)やり方だと思いました。この獲得議席予測幅の中心値を求めてみると、自民 186 立民 159となり、やはりメディアが行う世論調査・出口調査の問題点であるリベラルに甘い予測が見えてきます。これは逆に右傾新興政党の議席予測値が、下振れな幅だった点にも現れています。
NHK-FMでは、午後 7時55分からのラジオ開票速報を、第1と同時放送しませんでした。プロ野球 日本シリーズ第2戦を生中継しています。午前 1時になってラジオ深夜便を休止し開票速報を放送しました。5時までの多くの時間を費やし、289小選挙区の開票結果を自動音声システムで読み上げ、そのまま放送。テレビでも同時間の深夜帯は 自動音声を使っています。
FM長野は、午後 9時55分 と 10時55分のFM長野ニュースで、最新の開票状況を速報。台風21号への警戒も伝えており、JFN報道特別番組の開票特番は、10時から 55分間放送しています。これは 第2部で、8時からの第1部は 放送されませんでした。長野県内小選挙区の当選者は、立憲民主 3 自民 2。3区 5区で、自民 1 立憲民主 1の復活当選がありました。
今回もNHKは、当選確実よりも、有名議員の落選確実速報を重視して放送していました。落選確実を出口調査だけで判定するのは 無理があります。されど重複立候補を認めない いわゆる自民の裏金議員は、小選挙区の結果だけで最終的な当落が判るため、大々的にグラフ化して落選確実を速報していました。また当選者の声より、落選の弁を多く取り上げていたのも目立ちました。
以前からブログに書いていますが、石破 総理は、自分に言い聞かせる様な(笑)理論に酔った言動に終始する癖があります。党内野党と揶揄されているほど、いつも他人事な批判的言動だったのですが、その言動が総裁選当選の瞬間から、総てブーメラン発言(笑)の要素に変質しています。選挙戦では ブーメランが手裏剣(笑)の如く、石破 総理へ襲いかかっていました。
森山裕 自民党幹事長は、国会対策には定評のある情けに厚い人物だそうです。しかし党の司令塔としては 不慣れな点が多く、10月 9日の解散詔書朗読をした衆議院本会議では、与党席から統一されたバンザイの声が起きなかった点に、幹事長サイドから議員総会で指導が無かった事が明確に現れていました。安易な支部活動費給付も、その延長線にあったのだと思います。
組織政党の共産党や公明党は、弱体化の噂通り 議席を減らしました。右傾新興政党の参政党・日本保守党が、自民支持層分散の噂通り 伸長しています。その中道を独自に突っ走る国民民主党は 大躍進を遂げました。開票速報マニアとして見ると、最終結果は 絶妙なバランス感覚のある数字です。今回の総選挙では、多くの有権者が支持政党に 二股をかける様な現象が起きています。