第1116回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
Soccer Mommy “Driver” - 第 2 位 ( ▽ )
Beverley Craven “Promise Me”
The official YouTube channel VEVO - 第 3 位 ( △ )
安藤裕子「夜の怪物」 - 第 4 位 ( ▽ )
Sarah Brightman “Stand Alone”
NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ - 第 5 位 ( ⇒ )
Brenda Russell “Piano In The Dark”
The official YouTube channel
♪ 1位 4週、登場13週。
9日に衆議院が解散されました。まだ内閣総理大臣に親任されない段階で、石破 自民党総裁から意向が示された解散総選挙の日程が、そのまま実行された事になります。意向を示さなければならなくなった理由とは、選挙管理委員会に最小限必要な準備日数を確保するためだそうです。全国の選挙管理委員会は、堰を切った様に投票用紙印刷やポスター掲示板の設置を始めています。
9日は午後 1時から国家基本政策委員会 合同審査会(党首討論)が開かれました。2012年に当時の野田 首相が、安倍 自民党総裁の追求に我慢が出来ず(笑)党首討論の席で解散日を宣言するハプニング(近いうち解散)がありました。その解散 と 総選挙で民主党政権は 下野しています。今回の様に衆議院解散日でありながら党首討論が行なわれるのは、史上初となります。
国家基本政策委員会は、衆議院 30名と参議院 20名の委員で合同審査を構成。最大のスペースを有する衆参の第1委員会室を交互に使い、与野党の党首が対面で討論します。今回は 参院の第1委員会室で行われました。討論する党首以外に発言の機会は無く、委員は ギャラリー(笑)を構成しているだけです。党首討論では、通常認められない反論権を行使する事が出来ます。
今回の党首討論をNHK総合で視聴しましたが、討論時間が 80分に延長された割には、従来の主張を捏ね回す様で、野田 代表を始め野党党首に切れ味を感じませんでした。もう少し高所からの論争が出来たはずです。消化不良のまま、約 2時間40分後に衆議院本会議を迎えました。NHK総合・日テレ・TBS・フジが生中継しています。明確なバンザイもない解散でした。
【衆議院解散詔書 朗読日時:令和6年10月9日 午後 4時04分 朗読議長:額賀福志郎 解散通算回数:27】
今回の総選挙は、いわゆる裏金議員候補の内、9名が非公認。34名が比例重複立候補を認めずとの方針を決めました。仮に 43名全員が落選すれば、政権交代が有力となります。逆に 43名全員当選すれば、禊は済んで反主流の勢力が形成されます。総裁選前から処分推進派だった石破総理の命運は、自民党全体の消長よりも、裏金議員の当落にかかっているのです(笑)。
小選挙区比例代表並立制で、これだけの人数に比例重複立候補を認めないと、公認候補は 惜敗率が低くても復活当選し易く、重複下位の比例単独候補にも当選見通しが生じます。石破 総理は、記者会見で「日本創生解散」と命名しましたが、勝ち残った裏金議員に反主流が根深く形成され、自民党の新分野が政界再編と言う名の創生まで達する可能性も、深層に見えてくるのです。
正直言って政策論争よりも、裏金議員の底力の有無で、日本の将来が決まってしまうかも知れません。開票速報マニア(笑)としては、20時ジャストから発表される出口調査の精度が、かつてないほど試される展開も見えてきます。裏金議員に一票投じた人が、正直に出口で答えるでしょうか?(笑)統計学的なサンプリング技能も問われる難解な総選挙となりそうです。