第1072回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
NHK総合・特選!時代劇「お登勢」テーマ音楽 [野村知成・藤野登] - 第 2 位 ( △ )
Fleetwood Mac “Little Lies”
YouTube Official Music Video - 第 3 位 ( ▽ )
英国 ITVテレビ・itv NEWS AT TEN テーマ音楽 [Johnny Pearson] - 第 4 位 ( ★ )
Alicia Keys “Golden Child”
♪ ジャズからクラシックまでの素養 と 和音構成を感じさせる佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
林部智史 “Omoide”
BS松竹東急・土曜ドラマ「商店街のピアニスト 永遠の調べ」主題歌
1日からNHKは、衛星放送(BS)チャンネルを削減しました。2Kは、旧BS1だけで放送を行っています。BSプレミアムは、番組放送を全て終了し、チャンネル変更のガイダンスを 24時間流し始めました。正式な停波は、来年 3月31日を予定。NHKの2K衛星放送は、40年近く 2チャンネルで放送を続けてきましたが、今後は 1チャンネルだけの放送となります。
BSプレミアムでは、11月30日 午後 9時から、お引っ越し(笑)カウントダウンSPを生放送。受け入れ先のBS1でも、午後 10時40分から同時放送しています。BSPは、午前 0時ジャストに番組を打ち切り、長岡の花火をバックに、放送終了 と 視聴感謝を伝えるメッセージを送出。ノーナレの環境映像プログラムを経て、5時にガイダンス放送へ移行しました。
BS1からNHK BSになったチャンネルでは、朝 6時から ワールドニュース。7時15分から 朝ドラ と にっぽん縦断こころ旅、そして8時にはワールドニュースへ戻るという、今回のBS減波による番組編成が、最も象徴されている時間帯の初日放送を終えています。その間も旧BSPでは、チャンネル変更のお知らせが延々と続くガイダンス放送が流れ続けているのです。
私は、地上波よりも衛星放送を基幹にして、日本のテレビ放送を維持するべきだと、考えていた時期がありました。NHK と キー民放局は、総てのネット番組を、全国放送であるBSから送出し、地上波は 現在の独立U局の様に、都道府県民放 1局だけを維持する。これならばテレビのビジネスモデルが維持され、CSの専門チャンネルや CATVも隆盛すると想定したのです。
しかし政治家と同じくらい既得権益に固執するメディアの皆さんが、その様な革命的な考え方を実践するはずがありません(笑)。この既得権益は、テレビ局の経営陣だけでなく その従業員、広告代理店から 場末に出演するお笑い芸人まで、当たり前の様に守ろうします。この既得権益の拘りが、百花繚乱の時代が過ぎ去ったテレビメディアの足枷となっているのです。
今回BSのチャンネル削減を実施したNHKでさえ、あくまでも減波は 2Kであって、4Kの 2波は 温存する拘りを捨てていません。2波視聴の衛星契約に対して、約 945円の割増受信料を払い続けていましたが、1波減波し受信料を下げても、約 850円の割増が発生しています。例え勝手に始めたサービス(笑)4Kがあっても、約 470円程度の割増が妥当なはずです。
前述したテレビメディア最大の既得権益こそ、巨大化したNHKの組織そのものなのです。私は、そのNHKにラジオ受信料を、別途支払いたいと思っている稀有な受信者です(笑)。BS減波の次は、再来年にラジオの減波が控えています。このBS減波のスケジュールを当てはめれば、2025年秋には、ラジオ番組の統廃合が具体的に編成されていくはずです。
(追記) 週間放送視聴日記(2024年 4月26日)に、石川県向けBS臨時目的放送が指し示すもの を掲載しました。