第1038回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
LINKIN PARK “LOST” - 第 2 位 ( ⇒ )
Aimer “escalate”
BS11・アニメ “NieR:Automata Ver1.1a” オープニングテーマ - 第 3 位 ( ⇒ )
松任谷由実 “Call me back”
タカラレーベン テレビCMソング - 第 4 位 ( ★ )
Rina Sawayama “Eye For An Eye”
♪ 映画主題歌らしく転調にトラディショナルなものを感じさせますが和声引き立つ佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
Adele “Rolling in the deep”
開局 34年目を経過している、この春のFM長野自社制作生ワイド番組は、一部パーソナリティの異動だけで、スクラップ アンド ビルドがありませんでした。JFNネット番組では、平日午後の生ワイドが交代した以外 変化がありません。民放AM放送廃止まであと 5年。昨年就任したFM長野の小林治 社長も、その 5年先にターゲットを定めたメッセージを発しています。
そのFM長野で、大きな変化がありました。平日夕方 と 土曜日のFM長野ニュースは、信濃毎日新聞制作を廃止し、全てJFNニュースへ切り替えました。平日夕方は 放送時間を 18時55分に統一。4月から信濃毎日新聞制作のFM長野ニュースは、平日 11時55分からの 5分間だけとなりました。これは、1988年の開局以来とも言い切れる重大な番組編成の変更です。
また 4月のタイムテーブルから、“FM NAGANO POWER PLAY”が、一気に数を減らしました。その空き枠を、JFNニュースであるFM長野ニュースが埋めています。正直に言って(笑)信毎制作のFM長野ニュースは、朝刊記事の焼き直しが多く速報性が稀薄であり“FM NAGANO POWER PLAY”は、きちんと POWER PLAY の選曲効果を査定しているか? 甚だ疑問でした。
“FM NAGANO POWER PLAY”の様な、ヘヴィー・ローテーションは、全国のラジオ局から少しずつ放送枠が減少しています。しかもFM長野のオンエア回数は、ビルボード・ジャパン集計 31局の対象外です。番組編成として、この“FM NAGANO POWER PLAY”に拘りを持っているならば、その理由 と 効果の査定資料提示を、1度内容証明で質問したいものです(笑)。
FM長野ニュースの改編は、理想の報道体制を採り英断だと思っています。平日 1855に統一してJFNニュースが放送されるのも、帰宅時のリスナーへ最新の全国ニュースを、コンパクトに伝える事が可能となり有益です。JFNニュースは、共同通信社との連携により、数分前に発生した大事件でも出来得る限り速報を入れる、ラジオニュースとして優れた特性があります。
ローカルニュースを廃止し、総てをJFNニュースにしたFM山口は、生ワイドの中でパーソナリティが生きた言葉で、ローカル情報を伝えています。FM長野も少数精鋭なパーソナリティに負担がかからない様に、平日の自社生ワイドに関して、1番組最大 2時間程度まで放送時間を縮小し、全体が大きなローカルニュースになる様な締まった編成をすべきだと考えます。
県内唯一の民放ラジオ局で、JFN加盟局として数少ない報道セクションを有しているFMぐんま でさえ、この 4月から日曜の制作を廃止して、JFNニュース受けとなっています。このブログでも、土曜日曜のローカルニュースと題する記事に書いた、週末ローカルニュース廃止の流れは、FM長野で完全に実現し、全国的な傾向となって、FM山口の究極形へと向かっています。
FM長野では、6ヵ月前という段階で、早くも開局 35周年のサウンドステッカーが流れています。そこから長年FM長野を聴いているリスナーなら解る、ある種のシグナルが感じられるのです。単純な自社制作率に拘らず、放送番組の同一化という将来像を見据えた視点こそ重要です。FM長野には、今回の英断を起点として、2028年を先取りした番組編成を願っています。
FM長野 自社制作番組リスト
2023年 4月
- 【1】MAGIC HOUR
月 - 木 1600 ~ 1850
小林新・飯野美紗子・細貝恵美 - 【2】Oasis 79.7
月 - 木 0730 ~ 1000
伊織智佳子 - 【3】claps!
金 0730 ~ 1049
高寺直美 - 【4】FM-NAGANO SATURDAY D
土 1100 ~ 1200
高寺直美 - 【5】翔べ!FRIーTAG!!
金 1600 ~ 1855
バカボン鬼塚・飯野美紗子
開局時(1988年10月)から 35年間の全リストは、Basic List に掲載しています。