第991回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
Florence+The Machine “My Love” - 第 2 位 ( △ )
Emi Evans「海の向こう ~ ニライカナイ」
NHK総合・連続テレビ小説「ちむどんどん」挿入歌 - 第 3 位 ( ▽ )
NHK総合・時代劇セレクション「慶次郎縁側日記」テーマ音楽 [川崎真弘] - 第 4 位 ( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「鎌倉殿の13人」テーマ音楽 [エバン・コール] - 第 5 位 ( ⇒ )
Liam Gllagher “Everything’ Electric”
♪1位 2週、登場11週。
今年のゴールデンウィークも、帰路に向かう日へと入ってきました。ここ数年と異なり、全国の観光地に一定の集客が見られます。「新しい生活様式」が定着したというよりも、新しい生活様式に独自のアレンジ(笑)を加えた様式が、社会に定着しました。もはやピュアな新しい生活様式を拒む人々は、姿を消しつつあり、ウィズコロナの社会生活が浸透してきています。
このブログでは、ブラジル と イスラエルのCOVID-19流行状況に注目してきました。両実験国(笑)ともに同じ様な推移をたどっています。まず野放し実験国(笑)のブラジルは、1月に指数関数的な感染爆発をしましたが、現在収束へ向かっています。4回目接種を推進しているワクチン実験国のイスラエルも、同じく1月の大流行後、やはり収束しているのです。
昨年11月の急激な感染者減少、そして弱毒だったオミクロン株大流行からの収束と、ワクチンの効果よりも、COVID-19のウイルス自体が、エラー・カタストロフの限界の様な自己沈静化する方向へ進んでいるのではないか? そして 1918年に流行が始まったスペイン風邪の様に、パンデミック期間約 3年間で目途が立つのか? 一定の推論が可能になります。
しかし COVID-19パンデミックは、社会を大きく変質させてしまいました。知床遊覧船の悲惨な事故は、安全第一の観光船就航に、追い詰められた観光業界の突出した利潤追求が優先した結末でした。遊覧船の事務所に、無線の送受信アンテナが折れたまま放置してあったとは、全く論外です。当該社長の記者会見も、刑事罰を軽くしようとの計算高さが見え見えでした。
この知床観光船の経営者は、今や極端な例でありません。焦った観光・外食そして通信放送業界を中心に露骨な営利至上主義者が、新種の強毒性ウイルスの如く、姿を現しつつあります。善良な人間関係を破壊し、しいては 社会を壊していきます。たちが悪いのは、露骨な営利至上主義者に倫理観というワクチンを投与しても、侮蔑という副反応が現れるだけなのです。
このブログでは言明しますが、世界全体のマスメディアを今覆っているのは、COVID-19ワクチン副反応に関する報道自粛です。相当数の副反応が発生しているのにも係わらず、軽微だとのスタンスをマスメディアは 崩していません。ワクチンを打つのは 個人の自由意志。社会を維持するため大規模接種が必要。果たして これらの命題は、どうすれば交差するのでしょうか?
COVID-19パンデミックは、強毒突然変異がない限り、スペイン風邪の様に収束へと向かっています。しかし、COVID-19の散発的流行は 続くことでしょう。マスク着用の履行や手指消毒の習慣も残ると思います。そして経済は、長期のデフレから、インフレーションの方向へと舵を切り始めました。コロナ禍収束から見えてくるものは、航行に熟練を要する荒海なのです。