FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第710回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Cocco「樹海の糸」
    NHK総合・ドラマ10「運命に、似た恋」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    清浦夏実 “Dawn of a New Day”
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」挿入歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「隠れ菊」テーマ音楽 [林祐介]
    ♪ 1位 5週、登場 8週。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    Band Of Skulls “Navigate”
    NHK BSプレミアム・外国テレビドラマ「クイーン・メアリー ~ 愛と欲望の迷宮」挿入歌
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    NHK総合・土曜時代劇「忠臣蔵の恋 ~ 四十八人目の忠臣」劇中効果音楽 [吉俣良]

 先日ビデオリサーチ社から「総合視聴率」という新しい指標が公開になりました。従来の世帯視聴率は 低迷が続いており、また録画視聴の習慣が定着した事もあって、新指標の開発が求められていました。総合視聴率とは、放送時間に実際視ているリアルタイム視聴率と、放送の録画を 7日以内に再生して視たタイムシフト視聴率の合計値です。重複視聴は差し引かれています。

 その総合視聴率によると、先月16日放送の大河ドラマ「真田丸」第41回「入城」のリアルタイム視聴率は 15・4%でしたが、タイムシフト視聴率が 5・9%もあり、重複を除く総合視聴率は 20・5%と高い数字をマークしました。また先行放送している、衛星放送独自の視聴率も 5・8%をマークしており、大河ドラマ「真田丸」の人気は、相当高いと思われます。

 総合視聴率という新しいコンセプトは、一応理解できます。どんどん先細っていくテレビ離れの現状を懸念し、従来のリアルタイム視聴率だけではなく、録画やスマートフォンなど多様化する視聴のスタイルに合わせて、ビデオリサーチ社が開発した指標が、タイムシフト視聴率 そして 総合視聴率なのです。但し 考え方が水増し理論なのは、否定できません(笑)。

 特に私が注目しているのは、この総合視聴率が システム上から放送翌日に数値の速報が出ず、1週間経過しないと数字が発表されない点です。過剰な視聴率競争の緩和に役立つかも知れません。またタイムシフト視聴率は、全番組を見ると 1%に満たないのが殆どだそうです。低質なバラエティを わざわざ録画する視聴者など、稀有な存在に違いないからです(笑)。

 大河ドラマや朝ドラの様に、長年の視聴習慣 と コンテンツの優秀性が維持されなければ、タイムシフト視聴率の安定した獲得は 望むべくもありません。NHKが、この総合視聴率に飛び付き(笑)率先して発表を続けているのも解る気がします。ただ受信料で経営が成り立っているNHKは、視聴率よりも大切な世論動向という指標がある事を忘れてならないのです。

 やたら評定や会議のシーンが多く、関ヶ原の戦いに至っては、僅か 50秒の描写という、いかにも三谷幸喜の大河ドラマらしい真田丸。さすがに主役の大きな見せ場である、大阪冬の陣・夏の陣のシーン描写が、数分間という事はないと思いますが、信州の英雄・真田幸村が主役で、20%を超える総合視聴率を毎回記録している、人気大河ドラマの終盤の展開に期待しています。

 NHK大河ドラマ「真田丸」10月30日 放送・第43回「軍議」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 堺雅人 ➝ 大泉洋 ➝ 木村佳乃 ➝ △ 中原丈雄 / △ 中川大志 ➝ 井上順 ➝ 小林隆 ➝ 今井朋彦 ➝ 阿南健治 ➝ 星野源 ➝ △ 岡本健一 / ◯ 竹内結子 ➝ △ 哀川翔 ➝ △ 近藤正臣 ➝ ◎ 内野聖陽 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2022年 9月 2日)に、テレビ視聴率調査への疑問 を掲載しました。

第711回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Cocco「樹海の糸」
    NHK総合・ドラマ10「運命に、似た恋」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    清浦夏実 “Dawn of a New Day”
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」挿入歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    Band Of Skulls “Navigate”
    NHK BSプレミアム・外国テレビドラマ「クイーン・メアリー ~ 愛と欲望の迷宮」挿入歌
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・土曜時代劇「忠臣蔵の恋 ~ 四十八人目の忠臣」劇中効果音楽 [吉俣良]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    あいみょん「生きていたんだよな」
    テレビ東京・ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」オープニング テーマ
    ♪ 散文と韻文の狭間にあるシュールな詞ですが、ヴォーカルの音律は 調性に繋がっています。

 『第58回 米国大統領選挙』は、9日に投開票され、共和党のドナルド・トランプ 候補が当選しました。大接戦でしたが、米国大統領選挙の歴史上初めて、投開票前日までの世論調査や情勢分析と、真逆の投票行動が出現する、マスメディアにとっては信じられない結果でした。ヒラリークリントン候補が持つ貪欲なエリート思考に対するアンチ感情は、深く拡大していた様です。

 【獲得選挙人数:トランプ 候補 306 ヒラリークリントン 候補 232】

 開票速報マニア・選挙特番マニア(笑)の私としては、仕事の休みを とって、朝からCNNテレビの開票速報特番を視ました。前回 2008年 大統領選のCNNの開票速報特番は、同時に行われた連邦議会上院・下院選挙もマメに速報していましたが、今回は 激戦を反映してか ほぼ大統領選の速報だけに集中し、州ごとの勝者判定は、開票実数データをメインに行っていました。

 CNNの開票速報では、前回に引き続き全米の選挙情勢を、John King アンカー 兼 首席国内担当記者が「マジック ウォール」と呼ばれるマルチディスプレイを駆使して的確に分析。トランプ 候補の当選可能性を、市郡単位の票数から正確に積み上げ推定する神がかり的な分析を行いました。CNNのJohn King は、世界一の選挙アナリストだと断言出来ます。

 予定していたヒラリークリントン 候補の祝勝会場では、失望感から席を立つ支持者が続出しましたが、午後 4時になるとトランプ 候補の獲得選挙人数は、247で止まってしまいます。当確が出ないまま午後 4時39分に、ヒラリークリントン 候補がトランプ 候補に、祝福の電話をかけたとのブレーキングニュースが流れ、CNNでは やっとトランプ候補の勝利を速報しました。

 そしてトランプ 候補の勝利速報から 3分後、なにか慌てるかのように(笑)獲得選挙人が 257 ➝ 268と急に伸び始め、トランプ 候補が勝利宣言をする直前に 280と当確ラインを突破しました(笑)。CNNテレビは、午後 4時47分にギリギリで、トランプ 候補の大統領当選確実を放送しています。前回より 3時間29分も遅い新大統領の誕生でした。

 【Popular Vote:ヒラリークリントン 候補 47・7%  トランプ 候補 47・4%】

 獲得得票数の全米集計である“Popular Vote”では、僅か0・3%ですが、ヒラリークリントン 候補がリードし、獲得選挙人数の結果と 逆転しました。この逆転現象は、2000年の大統領選以来、16年ぶりになります。しかし 獲得選挙人数は、明確な差となって現れ、トランプ 候補が一気に当確。「間接選挙」のシステムは、トランプ 候補を大統領に押し上げたのです。

 最大の激戦区だったフロリダ州で、ヒスパニックの固い地盤を押し退けてトランプ 候補が勝利したのには 大変驚きました。トランプ 候補の暴言癖は、ヒスパニックなど有色移民層を、ヒラリークリントン 候補への投票行動に向わせるとの読みがありましたが、トランプ 候補は逆に、絶対多数の白人有権者層を投票へ動員してしまい、ここも予想外の結果となっています。

 直前の世論調査 と 実際の選挙結果が違っていた背景には、多くの世論調査の回答者が、実際の投票行動と異なる回答、つまり世論調査にフェイントをかけていた(笑)事に他なりません。このフェイントが常態化すれば、出口調査に存在理由は ありません。世論調査・出口調査偏重のマスメディアの選挙報道に対して、トランプ 候補支持者は 最初の警鐘を鳴らしました。

 トランプ 次期大統領は、日本の安全保障に関して、応分の経費を負担しなければ在日米軍を引き上げるとの強行策を、選挙中に打ち出しています。在日米軍が駐留を止めれば、在日米軍放送のAFNも閉局するのかな? と 呑気な事を考えてしまうくらい現実味が起きません(笑)。安倍 首相の行動は早く、当選翌日朝にトランプ 次期大統領と 電話会談をしています。

 連邦議会議員はおろか、市議会議員でさえ経験した事もなく、軍歴すらないアウトサイダーのトランプ 次期大統領に、世界で最も権力が集中する米国大統領が本当に勤まるのか? 疑問が募るなかで、勝利宣言演説でのトランプ 次期大統領が意外にも(笑)真摯で誠実だった点を信じ、成長するトランプ 大統領 と 上院・下院で多数派となった共和党政権の変革に期待しています。

第712回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Cocco「樹海の糸」
    NHK総合・ドラマ10「運命に、似た恋」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    清浦夏実 “Dawn of a New Day”
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」挿入歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    あいみょん「生きていたんだよな」
    テレビ東京・ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」オープニング テーマ
  4. 第 4 位 ( ★ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」劇中効果音楽 [横山克]
    ♪ 洗練された調性 と 和声の劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・土曜時代劇「忠臣蔵の恋 ~ 四十八人目の忠臣」劇中効果音楽 [吉俣良]

 このブログが始まったのが、2003年 1月。ブログが世界的に広まったのは、2001年頃からです。ブログメディアの草創期に、この個人ブログを始めています。ではインターネットがいつ始まったのか? 個人の実感的な経緯と、相当な隔たりがあります。史実的には、1970年代からインターネットは 存在していたそうですが、当時全く実感自体がありませんでした。

 ただ1980年に私は、マイコンキッドを所有していました。電卓の様なディスプレイに数文字表示できる、原始的なシロモノでした(笑)。1982年には、初めてのパソコンを所有しています。SHARP製のMZ-80K2Eです。このパソコンを、音楽チャートニュースレターのコンピューター集計に使用し、オールカタカナで順位表をプリントアウトしていました。

 それから次世代のパソコンを使っていましたが、1990年代は、ワープロ専用機に替えていました。私は、時代に逆行していたのです(笑)。その頃からパソコン通信などで、実質的なインターネット草創期に入っていました。そして個人ホームページの隆盛期へ一気に突入します。日記・掲示板・自己紹介そしてカウンター。これらが搭載されたサイト群が一気に芽吹いたのです。

 私は、この個人ホームページこそ、今でもインターネットの根幹を成していると考えています。草創期の純粋な個人ホームページには、アドセンス広告を貼って、収益を得る営利目的が、全く見当たりませんでした。仕事にしろ、趣味の世界にしろ、人生にしろ、コンテンツを有する者達が、個人の立場で自由に発信する事自体に、存在意義 と 完結した目的があったのです。

 インターネット草創期である個人発信、そして非営利でのホームページ時代こそ、今でも学習すべき価値があります。あのピュアなスピリッツには、社会を変えていくバイタリティーが存在していました。そこからブログが生まれ、SNSとなって変質し、多様なサイトが花開きましたが、営利に汚されて、徐々に開花は 短命になり、生命力さえ低下してしまったのです。

 このブログは、ブログの草創期から続いていますが、インターネット草創期の個人ホームページこそ、理想郷があったとの解釈から、一切アドセンス広告を貼らない非営利を貫いています。コンテンツを有する者の個人発信は、草創期からインターネットの王道です。営利至上の追従者ではなく、その王道にいる者が主導してこそ、インターネット社会に未来があるのです。

 ブログのカウンターが、17日に 35万 を突破しました。ご愛読 ありがとう ございます。

第713回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    清浦夏実 “Dawn of a New Day”
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」挿入歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」劇中効果音楽 [横山克]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Cocco「樹海の糸」
    NHK総合・ドラマ10「運命に、似た恋」主題歌
    ♪ 1位 3週、登場 8週。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    あいみょん「生きていたんだよな」
    テレビ東京・ドラマ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」オープニング テーマ
  5. 第 5 位 ( ★ )
    JAM Project “The Brave”
    テレビ東京・ドラマ24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」オープニング テーマ
    ♪ アニソン仕様ですが、多楽器の和声は整っています。

 大晦日 放送される「第67回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決定しました。宇多田ヒカル・市川由紀乃・欅坂46・PUFFY・桐谷健太・Kinki Kids・YELLOW MONKEY らの初出場が発表になっています。最多出場は 五木ひろし の 46回です。

 今回の「紅白」司会は、紅組・有村架純(初) 白組・相葉雅紀(初) 総合司会・武田真一 アナ(初)。出場歌手は 46組、初出場が 変わらず 10組。職員アナの登竜門である今年のラジオ実況アナは、二宮直輝 アナ と 寺門亜衣子 アナが担当します。なお連続・常連出場からの「落選組」は、和田アキ子、細川たかし、伍代夏子、藤あや子、EXILEなど となっています。

 同じく選から漏れましたが、企画枠での出場が有力なのは ピコ太郎でしょうか(笑)。YouTubeでの再生回数は 1億回を超え、日本人歌手では 26年ぶりにビルボードHOT100入りしました。但し登場回数は僅か 1週(笑)。初登場 77位から翌週圏外に去っています。そして このブログの週間選曲リストでも、未だリストインしていません(笑)。

 “PPAP”は、全米でCD販売しておらず、かつラジオAIRPLAY回数は 殆どデータがゼロです。従来のHOT100なら絶対にランクインは有り得ないのですが、最近のビルボードは ストーリミング ポイントとして、YouTubeでの視聴回数を集計に加えており、そのデータがHOT100順位へ反映したのだと思われます。但し そのデータ推移 を測りかねています。

 視聴 1億回で 77位が 1週。どういったポイント計算なのでしょうか? 音楽不況と言われ、マーケットで結果が出たヒット曲の存在自体が、数も質も稀薄になる今、ピコ太郎のチャートアクションに、ヒットチャート そして 音楽業界誌が言い知れない過渡期を迎え、秘密のベールの中で試行錯誤している、ビルボードHOT100の集計手法が垣間見えた感じもします。

 紅白歌合戦の長い歴史の中で、昭和の時代ではあり得なかった、デジタル双方向による視聴者審査員制度は、前回 4年ぶりの紅組優勝で、白ばかり優勝させる大味さが少し消えてきています(笑)。やはり大票田となった家庭内のデジタルTV審査員は、既に廃止になった携帯審査員より、空気を読んだ(笑)数字を出すのかも知れません。これもまた試行錯誤の中にいます。

 私もデジタルTV審査員に参加する予定です。そして 今年もまた視聴者審査員のシステムと、その結果に注目しています。そして毎年毎年断言していますが(笑)大晦日 午後 11時45分ジャストに起こる「紅白」から「ゆく年くる年」への急激な ギャップ(映像落差)が大好きな私にとって、NHK紅白歌合戦は やはり大晦日に なくてはならない番組なのです。


ブログ開始は 2003年です。

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