FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第666回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    城南海 ~ きずきみなみ「月と月」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    MISIA「オルフェンズの涙」
    SBC MBS・アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」エンディング テーマ
  3. 第 3 位 ( △ )
    Adele “Hello”
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NHK総合・NHKスペシャル「新・映像の世紀」テーマ音楽 [加古隆]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    川井憲次「ラビリンス」
    NHK総合・NHKスペシャル「未解決事件」メインテーマ
    ♪ 2020年 5月に再登場しています。

 明けまして おめでとう ございます。 2016年(平成28年)の元日を迎えました。

 今年最初の週間放送視聴日記は、まず年末・年始のテレビ・ラジオ番組を振り返ります。12月29日 発表の FM長野“COUNTDOWN JAPAN”年間第1位は、ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」(推定得点:169)。「コスモ ポップス ベスト10」年間第1位は、CARLY RAE JEPSEN“I REALLY LIKE YOU” (推定得点:196) が それぞれ獲得しました。

 30日の「第57回 日本レコード大賞」は、J Soul Brothers from EXILE TRIBE“Unfair World”が受賞しました。下馬評通りの結果で 2連覇だそうです(笑)。今回の受賞作品も、昨年と同じく“COUNTDOWN JAPAN”年間チャートの 20位までにも入っていません。但し前回の受賞作品が 年間 10位です。

 大晦日 放送「第66回 NHK紅白歌合戦」は、なんと紅組が 4年ぶりに優勝しました。今回は、なかなか視聴者審査の要項が発表されず、空気の読めない結果ばかりを出す、視聴者審査の打ち切りもあり得えたのですが、事前受付をしない当日参加のデジタルTV・ワンセグ・アプリによる視聴者審査と、会場審査票のストレートな集計を継続し、辛くも紅組が勝っています。

 【最終審査結果:紅組 35万6832 白組 34万6929】

 中間審査は、紅組 16万8179(48・4%)白組 17万9230(51・6%)と 白組優勢でしたが、最終審査で、紅組 50・7%:白組 49・3%と逆転しました。大票田のデジタルTV(51:49)と、アプリ(50:50 僅差)で 紅組多数が決め手になった様です。なお ワンセグ(47:53)と、会場(48:52)は、やはり白組多数という結果でした。

 紅組優勝の瞬間に、司会の綾瀬はるか は 泣き出してしまい、総合司会の黒柳徹子は、立場を忘れ大喜び。有働由美子 アナも満面の笑顔でした。総合司会は、二人共に 紅組司会を経験者しています。バズーカクラッカーが散るNHKホールから、静寂に包まれた福井・永平寺へ、11時45分ジャストのギャップは、今回も少しスイッチングノイズが入りましたが見事でした。

 【経済星取表:(2003年 大納会)『 ● ● ● ● 』(2015年 大納会)】

 昨年大納会の日経平均株価終値は、1万9033円71銭と、1年間で 1582円94銭「上昇」しました。年頭日記恒例の経済星取表は、暴騰を示す 赤の星形勝星を挟んで 4連勝となっています。個人消費の減少が続いており、企業の設備投資もあまり伸びてはいませんか、大胆な金融緩和の効果が、平均株価などの先行指標に現れ、日本の経済の先行きに光が灯っています。

 ここ長野県松本市では、夜間などに寒さで雪が舞い散る年末となり、大晦日の夜も降って軽く雪化粧した朝でしたが、日中は 晴れ渡り 穏やかな元日を迎えています。ご愛読者の皆様、今年も『チャート★ドランカー BLOG』を、何卒よろしく お願い申し上げます。


(追記) 「第57回 日本レコード大賞」の視聴率は 13・0%と、大晦日から 30日に放送日変更して以降の最低を記録。「第66回 NHK紅白歌合戦」の視聴率(関東地区)も 前半 34・8%、後半 39・2%と、後半の視聴率が歴代最低を記録しています。

 正月 2日・3日の「第92回 箱根駅伝」は、青山学院大が総合2連覇となる「完全優勝」をしました。視聴率は、往路 28・0% 復路 27・8%をマークしています。

第667回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    MISIA「オルフェンズの涙」
    SBC MBS・アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」エンディング テーマ
    ♪ 通算200曲目の1位楽曲。
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    城南海 ~ きずきみなみ「月と月」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    Adele “Hello”
  4. 第 4 位 ( ★ )
    シシド・カフカ“Crying”
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「はぶらし/女友だち」主題歌
    ♪ ガールズロックの域を超え調性が整っている佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・NHKスペシャル「新・映像の世紀」テーマ音楽 [加古隆]

 このブログは、年明けで満 13年となりました。2003年の開始当初は、既存の携帯日記サイトを使い 細々と始めたのですが、2006年から正式なブログサービスに移っています。その時に取得したのが、www.chartdrunker.info という独自ドメインでした。ドメインの取得日は 2005年12月 9日ですので、ちょうど満 10年が経過した事になります。

 ドメインとは、インターネットで公認されたサイトの「住所」にあたります。インターネットで接続されているメインフレーム(ホスト コンピュータ)には、すべてIPアドレスという数字列が割り振られています。無意な数字列だけでは、利用者側から解りにくいので、有意な文字列 と IPアドレスが紐付けされているのです。この有意な文字列が ドメインになります。

 無数のネットワークに接続していても、メインフレーム(ホスト コンピュータ)の場所は、絶対的に単一を示すものですから、独自のドメインは、世界に たったひとつだけ存在する仕組みです。このブログの独自ドメインにある .info は、正規なジェネリック トップレベル ドメイン(gTLD)のひとつで、原則として 情報サイトでの使用を意図しているドメインなのです。

 このブログのドメインは、サーバがある さくらインターネットの薦めもあり、日本レジストリサービス(JPRS)に管理させています。独自ドメインと言えば .com とか .co.jp が主流で、.info というのは あまり普及してません。.info には、商用性を謳っていないのが その原因ですが、それでも .info は、世界約 160万のサイトで、ドメインとして使用されています。

 最近では、取得の経緯や登録情報に不備があると、ドメイン廃止の勧告などが、所有者に届いたりする様です。私のブログの様に きちんと登録して、10年間更新を欠かさず 真面目に運用していれば、ドメインに それなりの信用がついてきます。少数派な .info ドメインでも、他のドメインと同じく、Google さんに ブログのほぼ全ページがインデックスされています。

 このブログには、元々商用展開をする意図が全くありません。利潤至上主義でネットの技能だけ追求し、元来表現するコンテンツを持ち合わせていないでネットと対峙している人達は、ドメインの有利不利などに やたら拘ります。しかし、自ら表現するコンテンツを持ち、ネットは その公開の媒体に過ぎないドメイン所有者の方には、ドメインの有利不利など無意味なのです。

 このブログのドメインは、10年間全く同じで、これからも不変です。ネットの世界では、ブロガーである私の人格と 一致するほど、不変で有り続ける意味を、ドメインに持たせたいとも考えています。ドメイン と IPアドレスが 紐付いているのと同じ様に、ネットでの表現物がドメインを通じて、ブログの品質や ブロガーの人格まで、結び付く事こそ理想なのです。

第668回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    MISIA「オルフェンズの涙」
    SBC MBS・アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」エンディング テーマ
  2. 第 2 位 ( △ )
    シシド・カフカ“Crying”
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「はぶらし/女友だち」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    城南海 ~ きずきみなみ「月と月」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]
    ♪ p.が奏でる和音が ゆるやかにストリングスと溶け合い、美しい旋律を構成する秀逸曲。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
    ♪ Vn.に総てを委ねている 最近の大河ドラマ テーマ音楽にはない調性と和声。

 市内の とある金融機関の支店に行った時に、待合席に立派なパンフレットが沢山備えてあるのを見つけ、あまりにも立派なので、私も 1部もらってきました。テレビドラマのパンフレットを、金融機関で配るというのも地元題材ならではです。今年のNHK大河ドラマ「真田丸」は、地元・長野県が舞台です。放送開始前から長野県内では、大きく盛り上がっています。

 主役の真田信繁 役は、いつもニヤニヤしている(笑)堺雅人。2013年のSBC(TBS)日曜劇場「半沢直樹」で、最高 42・2%という大きな数字を記録しました。そして脚本は 三谷幸喜。最近の某スペシャルドラマで、7・0%を叩き出してしまいました(笑)。ふたつのキャリアが交差した「真田丸」第1回の視聴率は、19・9%(関東地区)をマークしています。

 12年前の「新選組!」では、開始時に若干の懸念を表明し(笑)終了時には、三谷幸喜初の時代劇成功例と、このブログで書いた事がありました。「真田丸」第1回を視聴して、水曜どうでしょうファン故に発生した真田信幸を演じる大泉洋への違和感(笑)と、あの山崩しシーン(笑)は 疑問に思ったものの、三谷らしからぬ 安定したオーソドックスさを感じています。

 20時ジャストに始まったタイトルバックを視て、気づいた点がありました。まず 50年に渡り大河ドラマの殺陣武術指導を続け、大河ドラマの精神的支柱だった林邦史朗 先生が、昨秋お亡くなりになり、新たな殺陣武術指導として、中川邦史朗 さんの名前がクレジットされた点です。中川邦史朗 さんは、林邦史朗 先生の愛弟子で、邦史朗の名を襲名しています。

 そしてトメには、真田昌幸 役の草刈正雄がクレジットされました。1985年から 1986年にかけて、大河ドラマに准じるNHK新大型時代劇として 1年間に渡り全 45回放映されたのが「真田太平記」。主役の真田幸村は 草刈正雄でした。その時 丹波哲郎が配役された真田昌幸を、今回の 真田丸 で草刈正雄が演じます。実に素晴らしいキャスティングだと思いました。

 音楽は 服部隆之が担当。まず テーマ音楽が、昨年の「花燃ゆ」と対照的な、三浦文彰のソロヴァイオリンを基調とした、抑制的で削ぎ落としたアレンジです。タイトルバックを番組開始時の冒頭に戻し、かつての大河ドラマの様にナレーションを、NHK職員である有働由美子 アナウンサーが勤めるなど、制作姿勢に好感の持てる大河ドラマ「真田丸」の今後に期待しています。

 2016年 NHK大河ドラマ「真田丸」10日 放送・第1回「船出」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 堺雅人 ➝ 大泉洋 ➝ 木村佳乃 ➝ 平岳大 ➝ 中原丈雄 ➝ 藤井隆 / △ 高嶋政伸 ➝ 遠藤憲一 ➝ 榎木孝明 ➝ 温水洋一 ➝ △ 吉田鋼太郎 / ◯ 草笛光子 ➝ △ 高畑淳子 ➝ △ 内野聖陽 ➝ ◎ 草刈正雄 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2016年 6月 3日)に、真田丸 と 大泉洋 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2016年11月 4日)に、総合視聴率 と 真田丸 を掲載しました。

第669回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    シシド・カフカ “Crying”
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「はぶらし/女友だち」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    MISIA「オルフェンズの涙」
    SBC MBS・アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」エンディング テーマ
    ♪ 1位 2週、登場 6週。
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    城南海 ~ きずきみなみ「月と月」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲

 例年 真冬に見られる歩道に こびり着くような雪が、全くなかった松本市内でしたが、17日から 18日にかけて 33センチの積雪がありました。今週市内は、いつもの冬の雪景色になっています。積雪のイメージから 本格的な厳しい冬が到来した感じですが、数週間前までは、全国的に穏やかな日が続きました。2015-2016年が暖冬だった事は 間違いありません。

 今週強力な寒波が襲来しても、これで厳冬だったと言い切る事は出来ないはずです。ひと冬を通した平均気温の推移 と 直近の体感的な気温は、時差 と ズレかあります。特に九州地方は、11月に夏日を記録するほどの暖かい日が続きました。12月の平均気温も 平年より 2度ほど高くなり、太宰府天満宮では、ご神木の飛梅(とびうめ)が 9日には 開花してしまったそうです。

 この春から電力の自由化を迎えますが、毎年この時期になると、我が家の電気料金は、急激に上昇します。エアコンや オイルヒーターの自動制御が役に立ったり、それとも電気毛布を最新式の節電タイプに取り替えたのが、節約につながったのかも知れませんが、今月の検針では 明らかに電気量が上昇しませんでした。電気量と料金は、やはり暖冬を示唆しています。

 今回の暖冬は、過去最大級のエルニーニョ現象が原因だと言われています。エルニーニョ現象とは、赤道周辺の太平洋から 南米に至る広範囲の海域で、海面水温が 1年程度、平均より高くなる現象です。夏にエルニーニョ現象が起こると、大西洋から冷たい風が吹き込んで、真夏の太平洋高気圧が弱まってしまい、冷夏をもたらし、集中豪雨が頻発する原因にもなるのです。

 冬季にエルニーニョ現象になると、海水から水蒸気が集まり、湿った暖かい空気を産みます。上昇気流に乗った暖かい空気が、日本列島など真冬の陸地気温を上昇させる訳です。それでも今回の暖冬の原因であるエルニーニョ現象は、先月までにピークを迎え、平常状態へ戻っていく可能性が高いと、気象庁が 12日に発表しています。今週の寒さは、この辺に理由がある様です。

 但し エルニーニョ現象といっても、夏には 集中豪雨を招く様に、2年前の豪雪の様な事も突然起こらないとは限りません。エルニーニョ現象には、農作物の収穫に影響を及ぼす異常気象の恐れも付いて回ります。いわんや米飯を愛する私としては、作況指数が 74の著しい不況になってしまった、1993年のタイ米冷夏の二の舞こそ、本当に勘弁してもらいたいのです。

第670回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    シシド・カフカ “Crying”
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「はぶらし/女友だち」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  4. 第 4 位 ( △ )
    城南海 ~ きずきみなみ「月と月」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Crosby,Stills,Nash&Young “Cowgirl In The Sand”
    ♪ 27日再放送のNHK-FM「夜のプレイリスト」で聴きました。A.Gt.弦のミュートに深遠さを感じる佳曲。

 先日久しぶりにビルボード ジャパンのサイトを閲覧してみると、チャートの一覧表示が、トップ 3からトップ 5で まとめているのに気づきました。世界中のチャートサイト表記もトップ 5だけにして、下位は 例の続きを読む(笑)で まとめている例が多く見られます。その他にも、人気記事ランキングや、アクセスランキングなども、多くがトップ 5でまとめられています。

 このブログを始めたのは、2003年。その1年前の試行研究順位の段階で、週間選曲リストを ネット接続のディスプレイ画面で表現するならば、PC・モバイル共に、読者の視認限界が 5曲ほどだと考えました。ネットで音楽チャートを端的に表現していく場合、やはり 5位ぐらいまでが視認の適正範囲です。13年経過して、やっと世界的な傾向になってきたようです。

 最近の全米音楽チャートは、そのビルボード誌が相変わらず寡占していると思いきや、ほとんどのチャート番組のデータは、ビルボード誌のランキングではなく、Mediabase24/7社のエアプレイ(楽曲放送回数集計)チャートが、音楽ジャンルを問わず席巻してしまいました。著名な全米ヒットチャート番組では、ビルボード誌のデータが殆ど使われていません。

 ビルボード誌は、総合チャートに拘るあまり、最近では やれダウンロードだの やれ閲覧回数だの とデータを雑多にしてしまい、総合順位としての指標性が すっかり稀薄になってしまいました。私は全米チャートを、VOA放送サイトのエンターテイメントページから知る様にしています。ビルボード上位 5曲と解説も聴く事が出来ます。やはりトップ5で充分です(笑)。

 特にビルボードのエアプレイに関しては、推定聴取人口を乗しているので、放送禁止なラップ(笑)が上位に入ってしまい、チャート番組のオンエアーに耐えられないのだそうです。それに対して Mediabase24/7は、全米のラジオステーションを平等に放送回数 1回を 1Spins(1点)で集計しているため、楽曲の選択として好感が持たれるとの説もあります。

 但し音楽チャートに関する相当なマニア、あるいは統計学を相当勉強した方でないと理解出来ない感覚かも知れませんが、あのMediabase24/7のデータ数値を見ていると、間隔差や変動幅が綺麗過ぎる(笑)印象を受けました。その点 ビルボード誌のチャートアクションには、ポイント集計特有の揺り戻し現象が見られ、逆に作為的なものを感じさせないのです。

 メジャーな Mainstream Top40チャートなどを視て気付かれない方は、超マイナーな(笑)Smooth Jazzチャート辺りをご覧になると、その間隔差や変動幅に あれ? とお気づきになるかも知れません(笑)。しかし、トップ40などの番組を制作するデータとしては、Mediabase24/7のほうが、圧倒的に使い易いはずです。

 J-WAVEで開局以来続いている“TOKIO HOT 100”も、またまた冠スポンサーが代わり、昨年の大晦日には何年ぶりかで、年間チャート 100曲を完全オンエアする 8時間生特番を放送しました。ですが毎週のレギュラー 100位までというのは相当維持が難しく、チャートは「未来のヒット曲」も含めて 100曲カウントダウンしているのだそうです。

 未来のヒット曲とは間違いなく、今ヒットしていない曲になります(笑)。このブログの週間選曲リストのコンセプトは、ヒット曲の統計ではありません。あくまでも個人の音楽評論を、きちんとルールを定め、5曲の順位でシステマティックに表現しています。以前ブログにも書きましたが、既に音楽チャートで総合順位を求めていく時代は、終焉を迎えているのです。

 トップ40やホット100などの深い順位を、枠に囚われ作為的に求めていくのではなく、5位程度の絶対差がある順位を、音楽評論を含めた多種多様なジャンルで発表していくのが、これからの音楽チャートだと考えています。100位まで 1種の音楽総合チャートを発表するくらいなら、5位まで 20種の音楽専門チャートを発表するのが、時代に即した形態なのです。


ブログ開始は 2003年です。

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