第134回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
ABN テレ朝・木曜ドラマ「菊次郎 と さき」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一] - 第 2 位 ( ▽ )
SBC TBS・ドラマ「女系家族」劇中効果音楽 [栗山和樹] - 第 3 位 ( △ )
一青窈「影踏み」
JRA 日本中央競馬会 テレビCMソング - 第 4 位 ( ★ )
Billy Ban Ban「今は、このまま」
三和酒類 iichiko テレビCMソング
♪ 歌詞のフレーズが耳に残るCMを支える佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「義経」劇中効果音楽 [岩代太郎]
今週は、根強い人気の外国テレビドラマ「超人ハルク」(日テレ・1979年 4月 ~ 1980年 7月・本放送)を 数本視ました。私が茨城に住んでいた頃、日本テレビ(NTV)の土曜深夜は、読売新聞 東京本社スタジオから放送していた「読売新聞あすの朝刊」をはさんで「白バイ野郎ジョン&パンチ」と連続で本放送する、粋な編成をしていた時期がありました。
私は当時、音楽チャート番組の記録 と ニュースレター発行に のめり込んでいました。遠距離受信で聴いていた、土曜夜の名古屋・CBC歌謡ベストテンのデータまでで、集計が出来上がります。その後に 手書きのニュースレターを 30位まで作成していくのです。集計が終わったあたりで「超人ハルク」と「白バイ野郎ジョン&パンチ」を視るのが、週に一度の楽しみでした。
デビッド・バナー博士(Bill Bixby = 有川博)は、潜在意識や能力に関する実験中、誤って大量のガンマー線を浴びたため、激怒すると狂暴な緑色の大男「ハルク」に変身する身体になってしまいます。新聞記者ジャック・マクギー(Jack Colvin = 青野武)に、変身する秘密を知られ、研究所の爆発事故の際は、その変身まで目撃されるのです。
デビッド・バナー博士は、その爆発事故で亡くなった事にして自らの墓標を建て、やむを得ず逃避 と 放浪の旅に出ます。ジャック・マクギー記者は、デビッド・バナー博士 と ハルクを執拗に追跡。デビッド・バナー博士は、旅先でハルクへの変身を抑える治療法を模索し続けますが、いつも出会った人達を巻き込む事件が起き、激怒して また変身してしまうのです。
そして立ち寄った街にいられなくなり、また次の逃避の旅が始まります。その繰り返しの中で、エピソードのラストシーンに、ピアノソロで流れる悲しいほどに美しいテーマ曲。Graveyard Farewell“The Lonely Man Theme”の存在が、このドラマ最大の特徴です。ラストシーン と テーマ曲は、忘れ得ないほど印象的なのです。
「超人ハルク」は、最後のテレビスペシャルで、ハルク すなわちバナー博士が逃避の果ての事故により、永遠の旅立ちとなるストーリーを以て完結しています。そして Bill Bixby 自身も その後 ガンで亡くなっています。レギュラーシリーズでは、ヨーガの達人に出会い、変身を抑えられたエピソードが好きでした。それらの録画を中心に保存しています。
(追記) 第18話「チャイナタウンの決闘」第21話「輪転機を止めろ!」第24話「逃避」第28話「チャイナタウンの再会」以上 4エピソードを、CMをカットせずデジタル化し、MPEGファイルで保存を続けています。