第955回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
黄緑色社会 “LITMUS”
abn テレ朝・木曜ドラマ「緊急取調室 season4」主題歌 - 第 2 位 ( ▽ )
BUMP OF CHICKEN「なないろ」
NHK総合・連続テレビ小説「おかえりモネ」主題歌 - 第 3 位 ( △ )
abn テレ朝・木曜ミステリー「IP~サイバー捜査班」劇中効果音楽 [木村秀彬] - 第 4 位 ( ★ )
NHK BSプレミアム・紀行番組「よみがえる新日本紀行」テーマ音楽 [富田勲]
♪ 壮大な和声で地を這う様な旋律を表現した類例なき秀逸曲。 - 第 5 位 ( ★ )
さらさ「ネイルの島」
♪ Z世代が憧憬を有しているスタンダードジャズに類例がある。
東京夏季五輪も終わり、旧盆が過ぎましたが、この真夏にCOVID-19は、首都圏を中心として感染爆発の兆しを示しています。4度目の緊急事態宣言が発出されていますが、効果がありません。東京の繁華街には、人波が見られ、小規模イベントは、理由をこじつけて、なし崩しに開催されています。新しい生活様式など、もはやスルーされているのが現状です。
明らかに 日本国内の大衆心理には、コロナ禍に対して、慣れ と 飽きが蔓延しています。新型インフルエンザ等対策特別措置法(コロナ特措法)第32条1項に基づく緊急事態宣言は、国家非常事態の布告に他なりません。それなのに まるで戦後長く続いた台湾の戒厳令のように、すっかりCOVID-19 の緊急事態宣言を、強く意識しなくなってしまったのです。
台湾の場合、大陸の人民解放軍は、曜日・時間を決めて、金門島の無人山中に砲撃をし、金門島の人々は、着弾した砲弾破片を、違う曜日に拾い集めて(笑)包丁の材料とし、名産品として販売していました。人間同士なら形骸化した戒厳令など、一笑に付す事も可能ですが、相手が強毒化したウイルスならば、そうはいきません。曜日も時間も決めずに、常に不意打ちなのです。
今回の慣れ と 飽きをもたらした責任は、国や地方自治体だけでなく、放送メディアにもあると考えます。緊急事態宣言が発出されても、放送内容に大きな変化は ありません。それどころか民放を視ると、明らかに三密状態で脳天気に演じているテレビCMが、全体を蔓延しています。このCMを視続けていた国民層が、どんな心理を形成するのかは、推して知るべしなのです。
国も経済活動の活発化を最大の目的として、ワクチン接種を推進しており、現在まで総人口の 39・7%、約 5052万人が 2回接種を終えています。ところが、巷に流れているのは、やはり接種後の副反応の話です。その副反応の数は、季節性インフルエンザ ワクチン接種と、全く比較にならないほどです。私の身近でも重篤な副反応の例を、具体的に見聞きしています。
COVID-19ワクチンの実験場の道を選んだイスラエルは、全国民の半数以上が 2回接種を終えています。新規感染者数も数人程度となり、マスク生活から解放されたと、国全体が浮き足だったのも つかの間でした。僅か 3ヵ月で 1日 4000人の新規感染者数に逆戻り。それでもワクチンを信じ切るイスラエルは、3回目の接種を、高齢者を中心に推奨し始めました。
あれだけ遺伝子組み換えの食品に安全性への懸念と、メディアが報道していたのに、今や日本国民の 6割近くへ、遺伝子組み換えのワクチンが注射されています。ブログにも書きましたが、COVID-19 は、従前の社会を変質させるウイルスで、長期戦になります。今恐ろしいのは、慣れや飽きに加えて、以前の生活に早く戻りたいという感情から生じる性急さなのです。