第936回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
10-FEET「アオ」
テレビ東京・ドラマ24「バイプレーヤーズ ~ 名脇役の森の100日間」オープニング テーマ - 第 2 位 ( ⇒ )
Maica_n “replica” - 第 3 位 ( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「青天を衝け」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [佐藤直紀] - 第 4 位 ( ⇒ )
NBS カンテレ・ドラマ「シグナル~長期未解決事件捜査班」劇中効果音楽[林ゆうき・橘麻美]
♪ 1位 3週、登場10週。 - 第 5 位 ( ⇒ )
NHK総合・土曜時代ドラマ「立花登青春手控え」メインテーマ [羽岡佳]
昨年秋に大改編を行ったFM長野は、自社制作番組に大きな動きがありませんでした。一方 デジタルラジオ事業から莫大な損失処理で撤退し、コアターゲットの設定を変えたTOKYO FMも、JFNネット番組などに 大きな改編は ありません。「新型肺炎」(COVID-19)は、消極 そして 積極と分かれて全国のラジオ局改編に影響を与えている様です。
この春のラジオ局改編を全国規模で調べると、2パターンに分かれます。まず第1は、生ワイドを一気に整理して、社員アナウンサーをパーソナリティに総動員するパターン。第2は、従前の番組編成を極力変えずに、新番組の自社制作を抑制するパターンです。特に 今までの改編の様に制作費をかけてタレントを採用する生ワイドの新番組が、全国的に影を潜めています。
秋の大改編の時に書きましたが、第1のパターンの場合、長時間の生ワイドを単独のパーソナリティに連日担当させるのは、働き方改革にも、時短政策にも逆行する行為です。コロナ禍以前の自社制作率に拘るのではなく番組内容を精査して、身の丈に合った生ワイドとなる様に時間短縮をすべきだと思います。加盟局ならば、JFNのBルートを積極的に活用すべきです。
第2のパターンは、今まで経営状態が比較的安定しており、内部留保が潤沢な局が、番組改編でも とりあえず現状維持を優先させる考え方を採った場合です。しかしコロナ禍による広告出稿の影響は、ステーションを選ばず、ラジオメディア全体に吹き荒れます。コロナ禍は 6月頃落ち着くと、甘い見通しを年頭公言した某局幹部もいましたが、収まる兆しなど全くありません。
FM東京(TOKYO FM)は、関東広域の外国語放送局であるinterFMを、JFNを通じて完全傘下としました。東京にもJFN Bルートの生ワイドが流れています。またJFN加盟局の東京支社が入居している JFNセンタービルを売却してしまいました。このふたつの事実からは、JFN加盟局全体の今後を左右するかの様な重大なシグナルを発しているのです。
FM長野は、4月から生ワイドの制作を松本本社に統一しており、長野支社内にある長野スタジオでの生放送番組制作が停止した状態です。1992年から続いている 松本・長野二元放送体制の重大な変更になるのか? 注目しています。放送回線の維持には、大きな経費を要するのです。FM長野には、この急迫なコロナ禍において、なによりも日常の放送維持を願っています。
FM長野 自社制作番組リスト
2021年 4月 現在
- 【1】MAGIC HOUR
月 ➝ 木 1600 ~ 1855
小林新・寺岡歩美 - 【2】Oasis 79.7
月 ➝ 木 0730 ~ 1000
伊織智佳子 - 【3】claps!
金 0730 ~ 1049
高寺直美 - 【4】346 GROOVE FRIDAY!
金 1600 ~ 1900
三四六 - 【5】FM-NAGANO SATURDAY D
土 1100 ~ 1200
高寺直美
開局時(1988年10月)から 33年間の全リストは、Basic List に掲載しています。