第501回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
華原朋美「あなたのかけら」
NHK総合・ハイビジョン時代劇「五瓣の椿」エンディング テーマ曲 - 第 2 位 ( △ )
CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「鬼平犯科帳‘69‘71」テーマ音楽 [山下毅雄] - 第 3 位 ( ▽ )
Adele “Set Fire To The Rain”
NBS フジ・ドラマ「息もできない夏」オープニング テーマ
♪ 1位 2週、登場11週。 - 第 4 位 ( ★ )
JUJU「くちづけ」
アサヒ フード アンド ヘルスケア テレビCMソング
♪ 不完全終止を多用しているかの様な進行ですが、洗練されたバラード佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
城南海 ~ きずきみなみ “Silence”
NHK BSプレミアム・BS時代劇「薄桜記」主題歌
「第500回記念 全期間ランキング」を、先週 無事公開できました。ご愛読者の皆様には、心から感謝申し上げる次第です。記念の日記にも書きましたが、2003年から休まず更新を続け、500回記念として全期間ランキングを公開できた事は、まさに夢のようです。
この第500回記念は、ブログの週間選曲リストにおいて、初めての 全期間ランキング 作成・公開となります。選曲速報の段階から沢山のメッセージをメールで頂き、カウンターに至っては、普段の何倍も回りました。ご愛読者の皆様には、重ねて感謝申し上げます。では「第500回記念 全期間ランキング」を、詳しい楽曲レビューと共に、改めてご紹介致します。
全期間 1 位に確定した、NHK大河ドラマ「龍馬伝」テーマ音楽は、500週間に放送された全テレビドラマ テーマ音楽の最高傑作と位置付けています。最も長い 1位週数 11で自動確定しました。登場週数も 40と他を圧倒してます。オーケストレーションされた和声が繊細 かつ 絶妙に調和し、ラストの劇的転調の深さ と 美しさは 神域へも達しています。
全期間 2 位に決定した、フジテレビ ドラマ「白い巨塔」劇伴音楽は、地上波民放テレビドラマとしては、最高水準の劇中効果音楽です。1位週数 10と群を抜いており、ストレートに決定しました。テーマ劇伴が、秀逸なハーモニー構成と調性に加えて荘厳さを有しており、もはや交響詩の域へさえ達する秀逸な作品です。他の劇伴トラックも高い和声を、個々に感じさせます。
全期間 3 位に決定した、NHK大河ドラマ「功名が辻」テーマ音楽は、歴史ある大河ドラマの中でもテーマ音楽の傑作です。1位週数が 8と多く、数ある年間 1位楽曲の中にあって、情感に訴える旋律の美しさから選曲されました。登場週数も 27を記録してます。旋律をサンプリングし、それをリフレインする手法には、類例を感じさせない独創さが存在しています。
全期間 4 位に決定した 柴田淳「おかえりなさい。」は、年間ランキング 2位楽曲の中から、和声・調性が備わったアレンジの深い美しさを強く感じさせる作品です。意外性のある選曲として、全期間ランキングに入りました。但し 1位週数は 7、登場週数が 11と、全期間 3位楽曲と遜色がありません。abn テレ朝・木曜ミステリー「おみやさん」主題歌です。
全期間 5 位に決定した GARNET CROW「まぼろし」は、この週間選曲リストで最も大切にしている音楽和声感から聴き入っても、アレンジ構成が素晴らしいものがあります。年間ランキング下位の 5位ゾーンから抜擢し、意外性のある選曲として決定しました。1位週数は 4、登場週数が 10。abn テレ朝・木曜ミステリー「新・科捜研の女」主題歌です。
全期間 1位から 3位までは、前週に行った選曲速報の段階で確定・決定しています。全期間 4位 と 5位は、全期間ランキング 公開直前に選曲された 2曲です。週間選曲リストは、音楽のジャンルで差別しない事を信条として 500週間 続けてきました。第500回記念 全期間ランキングの僅か 5曲の選曲と順位で、それが象徴的に表現できたと思っています。
さて無事に全期間ランキング( All-Time Ranking )の公開を終えますと、次の全期間ランキングはいつ? という話も出てきます(笑)。500回単位ですから、次は 第1000回になってしまいます(笑)。気が遠くなりますが、そこで 500回記念の全期間ランキング公開終了直後となる今週「週間選曲リスト・ルール」に 2点を1規定にして追加・改正しました。
まず全期間ランキング要項に、次の様な選曲基準の「特別規定」を新設しています。「前回の全期間ランキングからは、2曲 もしくは 3曲を、次の全期間ランキングで必ず選曲しなければなりません。但し 4曲以上の選曲はできません。」 つまり第1000回記念の全期間ランキングには、第500回記念から必ず選曲されますが、1曲だけとか 4曲以上を認めない規定です。
また「前回の全期間ランキングの対象期間内の年間ランキング楽曲は、次の対象期間に再び年間ランキング楽曲にならない限り 選曲結果は不変とします。」と加えました。既公開の全期間ランキングの選曲結果は、次の全期間ランキングで変更せず、安定させていく規定です。但し 次の対象期間に また年間ランキング楽曲になった場合は、リセットされ選曲可能となります。
新たに加えた これらの規定によって、これからの全期間ランキングの適切な入れ替えを保証しようというものです。以降の全期間ランキングは、2方式 3規定で選曲し 順位を確定・決定します。そして週間選曲リストの安定した継続性を保障するため、週間選曲リスト・ルールの注意事項[10]にある、大災害などの特別更新規定は、ブロガーの急病もケースとして加えました。
ブロガーの私が 急病で、ブログの更新が出来なかった場合、週間選曲リストは、先週の選曲・順位で自動決定するという規定です。ブロガーも お年です。そこで手厚く(笑)更新不能時の自動決定規定を設けました。但し 自動決定時の1位週数・登場週数は、いずれも 1週分だけカウントします。この規定は、年間・全期間ランキングの安定性のために重要だと考えています。
私も 500週間 ブログを続けてみて、やっと気付いた事があります。ブログの浸透度は、目ざとい売名行為や、特段の変わった努力をしなくても、真面目にコツコツとレベルを保って更新していけば、本当に ゆっくりですが確実に加速していきます。何か佳い未来が見えていますので、環境を整え このブログで行けるところまで行ってみよう(笑)と、決心をしました。
このブログでは、437週目からの第1歩として書きましたが、ニュースレター発行による自分の個人発信記録を、抜いたあたりから解ってきた事もあります。書きたい時に書きなぐるのではなく、長期にブログを休まず 一定周期で書き続けるという事は、ブログひとつひとつ の記事が積み重ねられた事実から、ブロガー自身の人生が大過なく幸福であったと確認できるのです。
この高みへは、長期にブログを休まず続けていく者しか到達できません。例え途中で生命が途絶えたとしても、それまでの人生は、ブログによって肯定されます。健康に自信があるとは言えず、また今のご時世 何が起こるか判りませんが、その高みへ向かって 続けていこうと決めました。ですから、次の全期間ランキングは、第1000回記念を予定しています。