第193回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
NHK教育・教養番組「知るを楽しむ ~ 私のこだわり人物伝」テーマ音楽 [中村幸代] - 第 2 位 ( ⇒ )
“YOUR OWN EDEN” シンフォニック・イントロダクション [中谷靖]
資生堂 テレビCM音楽 - 第 3 位 ( ⇒ )
NHK総合・ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル ~ 仕事の流儀」演出効果音楽 [村井秀清] - 第 4 位 ( △ )
木村カエラ “TREE CLIMBERS”
モード学園 テレビCMソング - 第 5 位 ( ★ )
平原綾香 “Voyagers”
NHK総合・ドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た! ~ 生きもの新伝説」テーマ曲
♪ 詞 と アレンジが番組のコンセプトに合致しています。
26日に衆・参両院本会議で、安倍晋三 自由民主党 総裁が、第90代(58人目)内閣総理大臣に指名されました。直ちに組閣へ着手し、午後4時10分に、塩崎恭久 内閣官房長官が閣僚名簿を発表しました。NHK総合と、テレビ東京を除く民放テレビキー局が生中継。組閣時は、恒例の「テント村」が首相官邸前に設営されますが、折からの雨が降っていました。
NHKは、登坂淳一 アナが 全てスタジオから組閣情報を伝えています。組閣の際には、新閣僚に対する呼び込みを、マスメディアが取材するために、首相官邸前庭にテントを設営出来ます。これが「テント村」です。今回テント村からの放送断念は、アナブースがテントの手前まで占めてしまい、カメラなど外置きになるため、雨中の中継を避けたからかも知れません。
【内閣総理大臣指名獲得 得票率:衆議院 71・2% 参議院 56・6%】
新内閣の顔ぶれを見ると、首相の友人・側近、そして 自民党総裁選での功労者で、まず閣僚のメンバーを選び、そこを起点に広げていった陣容です。第1次小泉内閣の塩爺こと、塩川正十郎 財務大臣の様に、もう少し重厚な人材を登用してほうが良かったと率直に思いました。首相自身が二世議員であり、はっきりと縁故主義・信賞主義を前面に出した組閣でした。
【内閣総理大臣臨時代理 就任予定者 官報掲載順位:1位・塩崎恭久 内閣官房長官 2位・麻生太郎 外務大臣 3位・柳澤伯夫 厚生労働大臣 4位・久間章生 防衛庁長官 5位・尾身幸次 財務大臣】
組閣後の新閣僚記者会見では、やはり麻生 新外務大臣の絶妙な「反問」攻勢が際立っていました(笑)。麻生 大臣は、前小泉内閣からのスライドですが、以前から ブログでも書きました通り「話芸」に秀でた数少ない政治家のひとりです。但し 麻生 大臣は、コミック大好き(笑)の珍しい政治家でもあり、その語彙の守備範囲は、やや狭いのが気になりました(笑)。
また新閣僚の中では、菅義偉(すがよしひで)新総務大臣が目を引きました。菅 総務大臣は、横浜市会議員から衆議院議員連続 4回当選している 叩き上げの政治家です。履歴を読むと、段ボール工場作業員と書いてありました。大学は、その仕事をしながら、学費を貯め卒業した様です。多くの政治家が公表としている経歴とは、まさしく対岸のスタンスが見られました。
今まで衆議院・参議院 含めて、国会議員の履歴の中で最も印象的だったのは、参議院 大阪選挙区のタレント議員、西川きよし 氏です。西川きよし 氏の選挙届け出の経歴は、たった3語。中卒、工員、漫才師、とだけ書いてありました。タレント議員との批判がある中で、あくまでも私見ですが、こういった人物も全国民の代表たる国会議員に必要だと、率直に思いました。
国会議員の経歴詐称は、もちろん公職選挙法違反です。今まで何人もの議員が、経歴詐称の問題を起こしています。それでも懲りる事無く、着飾る様な鬱陶しい経歴を発表する議員が多く見られます。その中で 菅 総務大臣の経歴には、西川きよし 氏と同じく、人生に対する潔いポリシーを感じました。今回の安倍 内閣では、麻生 外務大臣 と 菅 総務大臣に注目しています。