FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第191回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK教育・教養番組「知るを楽しむ ~ 私のこだわり人物伝」テーマ音楽 [中村幸代]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    GARNET CROW「まぼろし」
    abn テレ朝・木曜ミステリー「新・科捜研の女」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    “YOUR OWN EDEN” シンフォニック・イントロダクション [中谷靖]
    資生堂 テレビCM音楽
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    柴田淳「紅蓮の月」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「美しい罠」主題歌
    ♪ 1位 3週、登場11週。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル ~ 仕事の流儀」演出効果音楽 [村井秀清]

 竹中平蔵 総務大臣の私的懇談会である、放送と通信に関する懇談会は、2011年までに NHK 3波(BSから 2波 プラスFM)の減波を方針として決定。竹中 総務大臣に、その方針を盛り込み最終報告しました。しかし 現実味を帯びた「NHK-FM」の減波問題も、総務省 と 自民党の折衝で、懇談会の最終報告が一部削られ、結局 減波は見送りとなりました。

 私は、NHK-FMを完全に減波するなど、不可能に近いと考えていました。全国を網羅しているNHK-FMの送信所・中継局を一斉に停波させて、保守管理を打ち切る事など、公共放送として どう考察してもあり得ません。例えNHK-FMが独自編成を止めても、ラジオ第1放送のFM中継所として、全国のNHK-FM送信・中継施設は、残る可能性が高かったのです。

 国内の少子高齢化は、絶対的にラジオリスナー そして音楽ユーザーのコア(核)層の世代が高くなる事を意味します。この人口動態の変化ひとつを取っても、民放FM局に代替できると断じられてしまったNHK-FMの番組編成は、その見通し と 見極めの甘さに起因しているのです。そして、NHK-FMの減波問題が、いつまたクローズ アップされるかは 不透明です。

 アナログラジオにおける音楽放送とは何か? その意味 と 存在理由が、今後も問われ続けると思います。FM長野の開局以前から、NHK-FMを聴き続けている私としては、FM超短波放送創始の原点に立ち返り、クラシック音楽放送を中心とする番組編成をこれからも維持し、オンエアー楽曲は 総て完奏する本来の姿に、NHK-FMは 帰結して欲しいと願っています。

 最近“last fm”というネトラジが 話題になっています。リスナーの音楽嗜好を調べ尽くして、個人の好みに合わせた選曲で、ストリーミング配信するインターネットラジオ(形態はSNS)です。英国で普及し、遂に日本へ上陸してきました。“last fm”の意味は、貴方に必要な最後のFMラジオ局という事らしく、まさに恐るべきネーミングです(笑)。

 私が注目しているのは、個人ごとの選曲嗜好により「チャート」を発表できる点です。しかも週間順位から 年間順位まで、カスタマイズは自由自在。その チャート を、自分のサイトやブログにパーツとして貼る事も可能。このブログの「週間選曲リスト」に 近いものがあります。もはやインターネットの普及で、音楽情報や評論の発信が、個人でも簡単に出来る様になりました。

 今までメディアしか出来なかった、音楽チャートの発信も可能な時代を迎えています。どうしても音楽チャートというのは 新譜のみが対象で 、M1・F1層の音楽販売動向を測るモノサシと決めがちです。しかし、インターネットの時代には、新譜・旧譜 区別なく多種多様な順位を発表し、個人の音楽評論やセンスも、その順位で表現していくスタイルが存在し得るのです。


(追記) 週間放送視聴日記(2020年 8月14日)に、NHKラジオ第2放送が削減確実 を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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