FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第1113回ランキング

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  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Beverley Craven “Promise Me”
    The official YouTube channel VEVO
  2. 第 2 位 ( △ )
    Sarah Brightman “Stand Alone”
    NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Brenda Russell “Piano In The Dark”
    The official YouTube channel
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    TSB 日テレ・土ドラ9「GO HOME 〜 警視庁身元不明人相談室」劇中効果音楽[横山克]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Maya Delilah “Look At The State Of Me Now”
    ♪ 装飾なき歌詞とシンプルな旋律ラインで追っていく英国SSWの佳曲。

 先日部屋を整理していたら、FM長野を聴いて記録していた手書きのチャート資料が出てきました。保存していたはずでしたが、いつの間にか散逸していた様です。ノートの記録ではなくB5を横にして 10 ✕ 8マスの罫を切った専用用紙を作成。そこにオール英語で書かれていました。ポップスベスト10の記録です。振り返れば番組自体は 7年前に終了していました。

 FM放送首都圏聴取率が、1位 コーセー歌謡ベスト10、2位 ダイヤトーン ポップスベスト10だったとのFM放送専門誌「週刊FM」に掲載されていた記事を、今でも覚えています。私が聴き始めた頃、ワイド ベストテンとして洋邦合同だったのが分離した、毎週土曜日 午後の 2時間は、放送された曲を録音するエアーチェックがブームだった事もあり大変な人気番組でした。

 ダイヤトーン ポップスベスト10は、三菱電機のオーディオ ブランドがスポンサーでした。私の記憶に残っているパーソナリティは、やはり学生時代のシリア ポール、堀川まゆみ、セーラ あたりでしょうか? 1時台が男女ペアだったのに対して、ポップスベスト10は、バイリンガル系の女性単独DJというスタイルで、上位曲が ほぼフルコーラス オンエアーされていました。

 順位は、リスナーからの葉書リクエストで決定します。この様なタイプの洋楽チャート番組の場合、注目曲が重要なファクターで、注目曲で紹介された翌週以降、だいたいリクエストが集まって下位にランクされます(笑)。これに自動で集まる人気アーティストの新譜が加わり、順位のベースが出来上がり、曲の好感度やアーティストの人気で、その順位が変動していくのです。

 ダイヤトーン ポップスベスト10は、ポピュラーソングとして優れた楽曲が上位に昇っていく傾向がありました。やはりAMと異なり高音質のFM電波によるフルコーラス オンエアーが効いているのだと思います。但し Bay City Rollers が大人気だった時などは、一時期それらの順位傾向が小惑星衝突の様な現象(笑)を起こした事も記憶に残っています。

 ダイヤトーン時代の末期になると、11位から20位の発表を止めてしまいました。1時台も 2000年代に入ってから放送しなくなりましたが、ランキングの作成は 現在まで続いています。ところがポップスベスト10は、11位から20位のランキング作成自体を止めています。コスモ時代に入り、新興FM局が 100位まで発表しても、頑なにスタイルを変えませんでした。

 シリア ポール時代には、月間賞・年間賞というプレゼントがありました。月間賞は、月全体の応募葉書を集め その中から抽選。年間賞は、年末発表の年間ベスト10の順位を総て的中させた人から、抽選でスポンサーのオーディオコンポが進呈されていました。毎週ランキングをノートに記録し、1位 10点 〜 10位 1点で集計すれば、総て的中は 可能だったのです。

 ダイヤトーン ポップスベスト10は、1992年 3月まで続き、コスモ ポップスベスト10に切り替わります。見つかったチャート資料は、コスモ時代のものでした。私の葉書は 1度読まれており、チャート★ドランカーというラジオネームが番組から流れ、その時の録音を保存していますが、FM東京のダイヤトーンではなく、やはりそれもFM長野でのコスモ時代でした。

 学生時代の土曜は 午前中だけ授業で、それから急いで帰宅しても、午後 1時からの歌謡ベスト10には ギリギリでした。でも 2時からのポップスベスト10には、帰宅が楽勝だった思い出があります。やはりコスモ時代よりも、佳きFM東京と共にあり、人気番組の一翼を担っていたダイヤトーン ポップスベスト10こそ、洋楽ラジオチャート番組の典型を具現していました。


ブログ開始は 2003年です。

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