FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第97回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    ABN テレ朝・月曜時代劇「忠臣蔵」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [中村幸代]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Fayray「口づけ」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「愛のソレア」主題歌
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    安良城紅 “Here alone”
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「黒革の手帖」エンディング テーマ曲
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    唐沢美帆「君のかけら」
    ABN テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
  5. 第 5 位 ( ★ )
    浜崎あゆみ “my name’s WOMAN”
    パナソニック テレビCMソング
    ♪ 類似形のあるメロディラインですが、サビにインパクト溢れる力感があります。

 3日 投開票の『第55回 米国大統領選挙』は、今回も激戦となり、4年前と同様な開票速報の混乱も懸念されましたが、結局 民主党のケリー 候補は 潔く敗北を認め、共和党候補である ブッシュ 第43代大統領の再選が決まりました。今回は、各メディアも反省を踏まえて、州ごとの 勝者判定 や、全米勝者である大統領の当確判定 に慎重な開票速報を放送していました。

 【獲得選挙人数:ブッシュ 候補 286 ケリー 候補 252】

 前回の選挙では、出口調査に依存していた開票速報システムが、史上初めて破綻しました(笑)。大票田であるフロリダ州では、出口調査だけで早期に落選候補へ「勝者判定」してしまい、開票実数から 判定を取り消し、フロリダ開票率 97%で、ブッシュ大統領の当確を速報しました。ところが残り 3%で、また差が僅少となり、判定困難となってしまったのです。

 夜明け近くになってブッシュ氏当確を撤回し、そのまま各局の開票速報特番が打ち切られてしまったのが 4年前でした(笑)。今回は、各局共に慎重の上にも慎重となって、終盤 オハイオ州(割当選挙人数 20)で接戦となると「勝者判定」が遂にストップしてしまいます(笑)。ケリー 候補の敗北宣言が出るまで当確判定は控える、妙に規制された開票速報でした(笑)。

 【Popular Vote:ブッシュ 候補 50・8% ケリー 候補 48・2%】

 今回は、マスメディアが 実際の開票集計を AP通信社へ委託。出口調査と明確に分離したため、慎重な速報を行えたのだと思われます。しかし、獲得得票数の全米集計である“Popular Vote”は、僅か2・6%の差。その僅差が獲得選挙人数で拡大せず、州の勝者が選挙人を総取りする「間接選挙」制度は、明確な大統領選出の仕組みとして、巧く機能しませんでした。

 今回は 公式報道がされませんでしたが、出口調査でケリー圧勝を予測した調査会社が、やはりあったそうです。だんだんと「出口調査」の質が、低下してきています。前回 そして 今回の米大統領選挙の開票速報を視聴してみて、出口調査偏重の開票速報は、大接戦の選挙になるとギャンブル的な要素が増幅され、本来の選挙報道とかけ離れていくことが如実に解りました。

 なおブログに記載されている米国大統領選挙の通算回数(今回は 第55回)は、初代 ジョージ・ワシントン 大統領(獲得選挙人 69 / 138)を選出した 1789年の第1回選挙(建国時 10州が参加)から、独自に算出しています。


ブログ開始は 2003年です。

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