第71回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
SBC TBS・報道番組「JNN報道特集」テーマ音楽 [音楽制作者 不詳] - 第 2 位 ( △ )
NBS 東海テレビ・ドラマ「永遠の君へ」劇中効果音楽 [椎名KAY太] - 第 3 位 ( ▽ )
笹川美和「金木犀」
SBC TBS・ドラマ「新しい風」主題歌 - 第 4 位 ( ★ )
白鳥マイカ「こわれ者」
ABN テレ朝・木曜ミステリー「新・科捜研の女」主題歌
♪ 感性あるヴォーカルにマッチしたアレンジの佳曲。 - 第 5 位 ( ☆ )
ABN テレ朝・ドラマ「はみだし刑事情熱系」テーマ音楽 [中村幸代]
♪ 前シリーズからアレンジは変わりましたが優れた和声感。
毎週ブログで公開している週間選曲リストは、計らずも養ってしまった私の音楽の和声感 と 調性感に基づき、FMラジオ放送のCDオンエアー曲はもちろん、例えテレビドラマで使われた劇中効果音楽(劇伴音楽)や、ニュースの冒頭に流れるテーマ音楽であっても、美しい音楽ならば 果断に選曲しています。このコンセプトで 71週間 更新 と 公開を続けてきました。
週間選曲リストでは、曲目・歌手演奏者名・音楽制作者名を総合して「楽曲を特定し得る表示」と、掲載項目を定めており、選曲された音楽の制作者を出来る限り公開して、どなたが素晴らしい制作の仕事をしたのか? 伝えていこうと考えています。ですから、リストイン時の 楽曲を特定し得る表示は「音楽制作者 不詳」でも、制作者が判明すれば、遡って修正・追記しています。
今週の週間選曲リストの事象に、このコンセプトが集約されています。SBC信越放送(TBS系)の報道番組「JNN報道特集」テーマ音楽の様に、僅か 10秒のインストゥルメンタルでも、美しい音楽ならば、1位に選曲されるシステムなのです。その「JNN報道特集」テーマ音楽の楽曲を特定し得る表示が、未だ「音楽制作者 不詳」のままになっています。
そこで「JNN報道特集」テーマ音楽を、誰が作編曲したのか? 調べてているのですが まだ解りません。現在番組のHPからメールで問い合わせていますが、全く返事がありません。この週間選曲リストへ未来からアーカイブされても、まだ「音楽制作者 不詳」表示が出ていましたら、やはりアーカイブされた時に至るまで「音楽制作者 不詳」は、続いている事になります。
だいだい この様な「JNN報道特集」など報道番組への問い合わせは、放送内容に関する意見やクレームが ほとんどです(笑)。僅か 10秒のテーマ音楽の作曲者は 誰か? といった問い合わせ自体が、珍しい事なのかも知れません。しかし、NHKに同様の問い合わせをすると、視聴者センターは きちんと対応します。1週間程度の日数をかけても調べて回答します。
最近のTBSは、1970年から 1980年代にかけての全盛期と比較して、番組制作も粗く余裕が無くなっています。魅力的な看板番組も減ってきました。1990年 ソ連のソユーズで、TBS記者の秋山豊寛 氏が宇宙飛行士となり、日本人初の宇宙飛行を勝手に(笑)してしまう放送プロジェクトがありました。 あの辺りからTBSは、独善的になってきた気もします。
そして やはりTBSは、1996年のオウムビデオ問題が、まだ尾を引いています。同年 4月30日の「視聴者の皆様へ」と題した謝罪放送、そして放送休止は、テレビメディアとして極限の処分を自ら下した結果だったのです。この様な音楽制作者に関する問い合わせに対して、誠実に答えるか否かで、番組制作サイドのスピリッツ と 実際の能力との乖離も垣間見えるのです。
(追記) 週間放送視聴日記(2019年 8月23日)に、週間選曲リスト 不詳楽曲一斉再調査 を掲載しました。