第59回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆] - 第 2 位 ( ⇒ )
DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
SBC TBS・日曜劇場「砂の器」主題歌 - 第 3 位 ( ⇒ )
NBS フジ・火曜時代劇「剣客商売」テーマ音楽 [篠原敬介] - 第 4 位 ( ★ )
茉樹代「桜咲くまで」
SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌
♪ 緩急のある旋律ですが、秀でた和声と調性の整った佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
TSB YTV・ドラマ「乱歩R」劇中効果音楽 [仲西匡・吉川慶]
2006 FIFA ワールドカップ・アジア地区 第1次予選 日本 vs オマーン 戦は、後半 ロス タイムの得点で 1-0 となり、そのまま逃げ切って ジーコ・ジャパンが白星発進しました。ぜひともドイツへの切符を獲得して欲しいものです。今年は、夏季のオリンピック・イヤー。このブログでも、これからスポーツ中継番組に関する放送視聴日記が増えそうです。
このFIFA ワールドカップの本大会は「1次リーグ」と「決勝トーナメント」で構成されています。1次リーグがあれば、2次リーグもあるのではないのか?(笑)妙な点が気になりました。FIFA は“First Round” “Second Round”と呼称していますので“Second Round”が、なぜか日本で「決勝トーナメント」と訳された様です。
将棋の公式棋戦である「棋聖戦」は、挑戦者決定までの本選を、決勝トーナメントと呼称しています。成績優秀でシードされた棋士と、予選を突破してきた棋士、計 16名が、8 ➝ 4 ➝ 2 ➝ 1と綺麗なヤグラを組んでいます。この棋聖戦の決勝トーナメントと、全くジャンルが違うFIFA ワールドカップの決勝トーナメントが、全く同じヤグラの組み方なのです。
全出場チームが 4チーム毎に分かれた、グループ別の 1次リーグ戦を行い、各組上位 2チーム、つまり半数の 16チームが決勝トーナメントへ進出します。つまり半数のチームに、W杯へ駆けあがるトーナメントの 最終切符 を与えるために行う 1次リーグは、相当数の試合開催が確保され、かつ 1試合ずつの価値は高まっている、よく考え抜かれた大会システムだと思います。
1930年 ウルグアイにおいて、第1回大会が開催されたFIFA ワールドカップは、スポーツの国別対抗 世界選手権の中でも老舗中の老舗です。以前は、ワールドカップの生み親である、第3代 FIFA 会長・ジュール・リメを讃えた「ジュール・リメ・トロフィー」が優勝国に与えられていました。このトロフィーは、盗難騒動などを経て ブラジルに永久譲渡されています。
1978年の第11回アルゼンチン大会からは、FIFA ワールドカップ「トロフィー」を新たに制定しています。そう言えば優勝国に与えるFIFA ワールドカップは、良く見るとカップではなく「トロフィー」なのです(笑)。現在のトロフィーは、18カラットの純金製で、表彰式直後にFIFAが回収してしまい(笑)優勝国には、レプリカが贈られるそうです。
スポーツ大会におけるワールドカップとは、世界選手権を意味します。そして、多くのワールドカップとは、個人のチャンピオン決定戦ではなく、夏季競技においての国別対抗戦を意味します。その中でも、FIFA ワールドカップは、例えカップでなく トロフィーでも(笑)オリンピックを含めた全スポーツ競技大会において、世界最高となる名誉の証しなのです。
(追記) 2010 FIFA ワールドカップでは、1次リーグが“Group Stage”、決勝トーナメントを“Stage 2”と呼称しています。