第181回ランキング
- 第 1 位 ( △ )
ナナムジカ「僕達の舞台」
SBC TBS・ナショナル劇場「特命!刑事どん亀」主題歌 - 第 2 位 ( ▽ )
宇多田ヒカル “THIS IS LOVE”
日清食品 テレビCMソング - 第 3 位 ( △ )
NHK総合・報道番組「特報首都圏」テーマ音楽 [書上奈朋子] - 第 4 位 ( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「功名が辻」テーマ音楽 [小六禮次郎] - 第 5 位 ( ★ )
柴田淳「紅蓮の月」
NBS 東海テレビ・ドラマ「美しい罠」主題歌
♪ 昨年の昼ドラ「危険な関係」とタイトルバックは似ていますが、ミディアムバラードの佳曲。
5日に 北朝鮮は、計 7発のミサイルを 日本海に向け発射しました。1発目のミサイル発射が 午前 3時33分。4時04分には 2発目のミサイルを発射。FIFA ワールドカップ 準決勝戦 ドイツ vs イタリア の試合を生中継していたNHK総合テレビは、午前 4時29分の段階で「北朝鮮がミサイル発射 日本海に着弾の情報」と最初のニュース速報を流しました。
5時01分に 3発目のミサイルを発射していますが、NHK総合は 5時14分の段階で「北朝鮮がミサイル 2発目も発射との情報」と ニュース速報のテロップを表示。この段階で やっと北朝鮮のミサイル発射は続いていると報道がされ始め、5時53分に試合の中継を教育テレビへ急遽移行します。そしてNHKニュース おはよう日本 の枠内で、ニュースの詳報を伝えました。
民放テレビ各局も一斉に、朝のニュースやワイドショーで速報報道を開始。その間も 4発目・7時10分、5発目・7時30分、6発目・8時20分と、北朝鮮はミサイルを発射し続けます。事態の完全な把握がされてない状況のままの中、イラク戦争以来となる軍事評論家・江畑謙介 氏が NHKに登場。視聴者に不安が増幅する中、的確で冷静な解説をしています。
NHKは、総合テレビの連続テレビ小説(朝ドラ)「純情きらり」の放送休止を決定。特設ニュースは 11時10分まで続きました。しかし、朝ドラを放送休止にしたNHKの判断に関しては 問い合わせが殺到。ニュース内容より優先して、特設ニュース内で何回も「NHKからのお知らせ」と称し、変更された朝ドラの放送予定を伝えていたのが 少々気になりました。
さらに午後 5時22分、北朝鮮は 7発目のミサイルも発射しています。なお日本国内へ着弾等の被害はなく、武力攻撃事態・予測事態による国民保護法で規定された「警報放送」もありませんでした。但しミサイル発射という緊急事態にかかわらず、国内メディアの速報には、致命的ともいえる遅れがありました。この時差の改善は、国民保護法の観点からも急務だと考えます。
海外メディアでは、アメリカ・CNNテレビなどが、派手な音楽効果 と タイトルバックで“BREAKING NEWS”(臨時ニュース)を放送し続けました。これに対し国内の放送メディアは、増えていくミサイル発射を 淡々と伝えていたのが印象的でした。宣戦布告と受け取れかねない北朝鮮の暴挙に対し、毅然とした国際正義のスタンスが必要だと 強く感じています。